クラシコムの本棚より

お客様係 桑原

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こんにちは。スタッフの桑原です。

「暮らしも仕事。仕事も暮らし。」では、
北欧、暮らしの道具店を運営する
クラシコムという会社、そして
働くスタッフや仕事のことを
すこしずつお届けしています。

今回はクラシコムの本棚に
スポットを当ててお届けします!

「この本良かったよー!」と、
本を貸し借りをする風景が
社内でもしばしば見られたり。

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クラシコムの本棚には、
みんなで本を共有できるように
読み終わった本を寄付する
スタッフもいるんですよ。

仕事や毎日の暮らしの
アイデアやヒントをもらうことも多々あり、
きっとみなさんも同じだと思うのですが
私たちにも本は欠かせない存在です。

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今回は、社長・青木と
編集チーム・田中とお客さま係・津田の
3人に集まってもらい、
仕事にすこしフォーカスをあてて、
“仕事に影響を受けた本”を
教えてもらいましたよ。

それでは始めますね!

しごとに何らかの影響を うけた本を教えてください。

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会社をどうつくるかに大きな影響を受けた本。(社長・青木)

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青木:
「ビジネスを育てる」という本で、
アメリカでオーガニック食材専門店や
高級ガーデニンググッズの
カタログ通信販売会社を起こし、
さらに作家としても活躍した
ポール・ホーケン氏の本でね、

「北欧、暮らしの道具店」を
どうつくっていくかを考える上で
大きな影響を受けた本なんだよね。

身の丈をわきまえつつ
アイディアと工夫で健全な成長が
できるんだなあと、勇気をもらった本で
今でも折にふれて読み返しているよ。

4901784641 ビジネスを育てる ポール・ホーケン 阪本 啓一 バジリコ 2005-04-02

しごとと暮らしのバランスを考えた本です。(スタッフ・津田)

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津田:
「松浦弥太郎の仕事術」という タイトルの本ですが、
自分の人生をしっかりと 歩むことの大切さを
じーんと感じる本でした。

家族など大切な人と過ごす時間を作ることや、
休日を充実させることが
いい仕事にもつながるんだな~
ということが、とても心地よく
自分の中にストンと入ってきたんです。

自分の仕事と暮らしのバランスも
そういうふうにできたらいいなあと
改めて思うきっかけになりました。

4022617314 松浦弥太郎の仕事術 (朝日文庫) 松浦弥太郎 朝日新聞出版 2012-07-06

悩む時に、何度も読み返しています。(スタッフ・田中)

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田中:
「自分をいかして生きる」という本です!

仕事をする動機や社会との関わり方、
自分にフィットしている方の考え方を
わかりやすく解説してくれていて、
ちょっとしごとに行き詰ったときなど、
何度も何度も読み返してます。

心にグサっときたのは、
「人づきあい・自分づきあい」のページ。

社会、他者、社会と関わる自分、
そして自分自身であったり、
一言ではいえないけれど
自分はこういう部分が
うまく整理できていなかったのかなと
毎回反省させられます。

4480428410 自分をいかして生きる (ちくま文庫) 西村 佳哲 筑摩書房 2011-06-10

最近読んだお気に入り本を教えてください!

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本棚はもちろんですが、
読んでいる本にも、
その人の考えや好みが
あらわれているような気がします。

せっかくなので、しごとのこと以外で
それぞれ3人が最近読んだ
お気に入りの本も教えてもらいましたよ。

◆社長・青木の読んだ本

わが友マキアヴェッリーフィレンツェ存亡/塩野 七生著

わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡〈1〉 (新潮文庫)

塩野七生さんの著作はすべて大好きで「ローマ人の物語」や「海の都の物語 」をはじめとして好きな作品が目白押しなのですが、一番最近読んだのがこの本です。マキアヴェッリは中世の歴史の登場人物のなかでもとりわけ好きな人物で君主論、政略論など今読んでもとてもシャープで考えさせる考察に触れる事が出来ます。そんなマキアヴェッリの生涯とフィレンツェ共和国の歴史が生き生きと描かれていて一気に読んでしまいました。

警官の条件/佐々木 譲著

警官の条件 (新潮文庫)

警察小説がすきなので、この作者の小説もよく読みます。比較的最近文庫化されたのを見つけてすぐ手に取りました。こういう男臭い話が大好きです。

逆境経営/桜井 博志著

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

山口県の山間の街にある比較的小さな酒造メーカーがジリ貧の状態から、どうやって素晴らしい商品を軸に成長に転じたかを社長さんが書いた本です。カンブリア宮殿という番組で取り上げられていてこの会社の事を知り、もっと詳しく知りたくてこの本を手に取りました。お酒は全く飲めないので、商品の素晴らしさを体感できないのが残念ですが、いろいろな一見すると不利な条件を常識を疑い続ける事で、強みに変えて行った経緯などは本当にシビれました。

◆スタッフ・田中の読んだ本

くいしんぼう/高橋 みどり著

くいしんぼう (ちくま文庫)

高橋さんはとにかくご飯をおいしく食べる天才だな、と思います。読んでるだけでお腹がなりそうな本です。私も何か料理をつくるときや食べるときに、頭の中でぐるぐるワクワク思い描いているなあということに気づかされます。そんな気持ちに改めて気づけた1冊です!

大人のおしゃれを探して/柳沢小実著

大人のおしゃれを探して

洋服の選び方やちょこっとネイルなどなど、参考にしています。お買いものをしに行く前にパラパラと読むことが多いです。

五月女ケイ子のレッツ!!古事記

五月女ケイ子のレッツ!!古事記

最近、歴史物が好きです。利休にたずねよも読みました。この本はマンガなのですが、スタッフ桑原に借りたもので、古事記を読みやすく、わかりやすく書いたものです。面白かった!

◆スタッフ・津田の読んだ本

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

三浦しをんさんの作品は、どれも登場人物たちの掛け合いがほっこりしていて、その独特な空気感が好きでよく読む作家さんの一人です。 ちなみに、この本は「林業」を取り巻くお話なのですが、今まで全く馴染みがない世界だったので「へ~!林業ってこんな感じなんだ!!」という発見があり、おもしろかったです。

内田悟のやさい塾/内田悟著

内田悟のやさい塾 春夏 旬野菜の調理技のすべて 保存版

季節ごとの旬野菜について、詳しく解説してある百科事典?のような本です。 美味しい野菜の選び方や同じ野菜でも旬の「はしり」と「名残」で調理法を変える、など目からウロコ!の内容がとっても面白いんです。 季節の変わり目に、ざっと目を通すのが習慣で、この間「春」の野菜について読み直したところです。

東京近郊ゆる登山

東京近郊ゆる登山 (ブルーガイド)

今年こそ、登山やキャンプをしてみたいな、といろいろと初心者向けのガイド本を読んでいます。この本の楽しいところは、それぞれの登山ガイドの最後に「立ち寄りスポット」として、銭湯やお食事処が紹介されているところ!登山のあとに、温泉入ってビールと鍋焼きうどんってサイコー♪と「花よりだんご」状態で妄想を膨らませながら眺めているとわくわくしてきます。

 

さいごに

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すでに読んだことのある本や、
ピン!と気になる本などありましたか?

田中が紹介していた
「自分をいかして生きる」は、
私も度々読んでいる1冊です。

自分の仕事について、
何かモヤモヤとしたときに
手に取ることが多く、
いつも新しい気づきをもらえます。

今回3人に教えてもらった本の中にも、
気になる本がいくつかあったのですが、
特に、しごとに影響を受けた本は
私も読んでみたいなあと思いました。

ぜひ気になる本などありましたら、
本屋さんで探されてみてくださいね。

最後までお読みくださり 誠にありがとうございました!


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