FASHION
出版記念特集 | 本が出て、いま私たちが思うこと Day.１
編集スタッフ 田中
今月5月14日より、
「北欧、暮らしの道具店の
心地いいすっきり暮らし」
という書籍が発売されました。
しばらく品切れの状態が続いておりましたが、
やっと本日から、当店で
再販できることになりました。
→商品ページはこちらからご覧いただけます。
本日から、その出版に寄せて
出版記念特集、
「本が出て、いま私たちが思うこと」
を三日間でお送りしたいと思います。
この本が出版されたことで
取材を受けた私たち自身も、
自分の暮らしについて
改めて気がついたこと、
変化したことが
たくさんありました。
そこで、書籍内で自宅を紹介された
スタッフに、取材を受けたときの
エピソードを振り返ってもらいました。
加えて、書籍には載っていないことや
逆にもっと良くしたいな〜と思っている
苦手なことについても
聞いてみました。
また、特集の最終日には
この本の編集・執筆を担当された
フリーライターの加藤郷子さんにも、
編集を終えてのお気持ちなど
お話をお伺いしてみましたよ！
本には載っていない、
スタッフの素直な気持ちや
暮らしの一コマを
気軽に読んで頂けたらうれしいです。
本日の第一回は、
店長佐藤とスタッフ青木が
取材を振り返ります。
取材を受けてみて
見つけた暮らしのこと、いま思うこと
CASE:1 店長佐藤
「すっきり」と「混沌」の狭間で。
完成した本が、
新刊らしいピカピカな空気を纏って
私たちの手元に届いたのは、
GWの連休明けのことでした。
やっと対面できた喜びを感じつつも
どこか複雑な気持ちの自分が…。
と言うのも、その直前の私の連休は
こんなふうだったからなんです。
出かけたい場所も、家でしたいことも
色々あったのですが、
連休初日に息子が発熱。
しょうがないことだと分かってはいても
落ち着かない休日に
なんだかイライラしてしまったり、
たいしたことが何もできずに
焦ってしまったり。
しかも、自分の体調まで
怪しくなるという連休最終日。
私はいつ発散すれば？
なんて混沌とした気分のまま
仕事に戻ったところで、
そんな気分とは裏腹の
ピカピカの新刊と対面することに
なってしまったのです。
「すっきり暮らしか。。。」
遠くのものを見るような心の呟きでした。
全ての撮影を終えた
ライターの加藤郷子さんから、
「本のタイトルは、これでいきたい」と
言われた時、
外側から私たちの暮らしを見てくれた加藤さんに
「すっきり暮らし」と評価してもらえるなら、
それは有難いことだと思いました。
私たちとしては、すっきりを目指してきた
実感は特にないけれど、
自分や家族にとっての心地よさを追求するうち、
結果として持ち物を選んだり
持ち方の工夫をしてきたところはあるのかもと。
そして、いまひとつの気分だった
連休明けのタイミングだったからか、
新刊を手にした時に
別のことに気づきました。
「すっきり」は客観的な評価かもしれないけれど
もしかしたら、それは自分にとって
心のなかの混沌と地道に付き合っていくための
大事な手段だったのかもしれない、と。
当たり前のことですが、
私も、そして恐らくスタッフも
現実の毎日ではうまくいかないことで、
すっきりどころか
混沌とすることばかり。
あの仕事はもっとああすれば
よかったんじゃないかと後悔したり、
思うように進まないプロジェクトに
フラストレーションを抱えたり、
またも家族の前で
イラついちゃったなあと
がっくり落ち込んだり。
「暮らし」という自分の身を置く場を、
せめて心地いいものにしようという試みは
そんな外からは見えないところにある、
心のなかの「混沌」と地道に、
そして多少でも軽やかに
付き合っていくための、
本能的なものだったのかもしれないなあ…
そう気づいたら、
このピカピカの新刊が
急速度で「自分たちの本だ～」と
ぐっと近くに感じられました。
この本では、私たちが
どこか本能的（？）に、
「暮らし」を少しでも心地いいものにしようと
あれやこれやと試してきたことを、
ライターの加藤さんが
本当に丁寧に取材・執筆して
くださったことによって
出来上がった本です。
それが読者の方にとって
役に立つ情報なのか？
自分たちではよく分からないのが
正直なところですが、
この本の立案者であり、執筆者でもある
加藤さんに渡されたバトンを
私たち自身が十分に咀嚼した後で、
今度はこのバトンを
読者の方に受け取っていただけたら
こんなに幸せなことはありません。
最近見直した暮らしのこと
この特集の企画を担当したスタッフから、
「この本の取材を機に
見直したところは？」
というお題を言い渡されました。
そこで、真っ先に思いついたのは
クローゼットの収納。
もうここ2年くらい収納に
燃え続けているんですが、
押入れの中の洋服収納だけは
どうしてもなかなかうまくいかなくて
この機会にハンガーをすべて
思い切ってMAWAハンガーに買い換えました。
ハンガーが揃うだけで
出たり引っ込んだりしていた
洋服の肩の部分が
ある程度びしっと揃って気持ちいい！
ボトムス類は、
無印良品のブリ材角型バスケットに
たたんで収納しています。
ウォークインクロゼットは憧れだけど、
制約があったほうが燃えるタイプなので
まだまだ押入れ収納を開拓したいです。
ちょっとお悩みな暮らしのこと
下見の日や、撮影当日も、
家の中の色々な扉や引き出しを
加藤さんがもうどんどん開けちゃうので（笑）、
コワかったくらいなのですが、
「ここだけは！絶対に開けないで～」と
加藤さんに頼み込んだのが冷蔵庫。
冷蔵庫の庫内の収納が
どうにもこうにもへたっぴな私。
ちょっと放置していると
古くなった食材が発掘される始末なので、
料理家さんの冷蔵庫のように
スタッキングされたケースが美しく並ぶ絵に
実はかなり憧れております。
加藤さんに、
「佐藤さん、冷蔵庫の中も見せて」と
言われたとして、「どうぞ～」と
快く開放できる日はいつになることやら。
CASE:2 スタッフ青木
お互い、変わりにくいもの同士だけど。
ライターの加藤郷子さんからの
色々な質問に答えるうちに、
毎日知らず知らず無意識にやっていた
家事や暮らしの「工夫」の輪郭が
ハッキリしてくるのが面白かったです。
そして、ほとんどの工夫は
家の間取りから生まれる「生活の動線」の中で
これはめんどくさいな〜と思ったところを、
改善するために思いついた事だったと
気が付けたのも、自分にとっては収穫でした。
賃貸であるがゆえの
変えられない間取りと、
なかなか変える事の難しい
自分の心と体の癖。
お互い、変わりにくいもの同士ですが、
これまで楽しく暮らしてきたのだから
知恵と工夫と親切な気持ちがあれば、
まだまだ仲良く暮らせそうだな！と
改めて思いました。
最近見直した暮らしのこと
小学校の配布物が
あちこちに散らばっていたので、
ファイルにまとめ、
定位置を決めました。
必要になれば、
ここを探せばいいので
ひとまず安心です。
ちょっとお悩みな暮らしのこと
食器を増やしたいけど、
今の食器棚では収納が難しい。
でも大きな食器棚は置きたくない、
というワガママな悩みがあります。
いい方法はないかしら…？と
思案中です。
*****************************
出版記念特集、
「本が出て、いま私たちが思うこと」。
いかがでしたでしょうか。
一日目の本日は、
店長佐藤とスタッフ青木が
取材について振り返りました。
お店の顔である店長佐藤の
思いや考えを改めて聞き、
私たちもこの本への思いが
より湧いてきました。
二日目の明日は、
スタッフの桑原・齋藤・加藤の
３人に話を聞きましたよ。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
ではまた明日！
書籍「北欧、暮らしの道具店の
心地いいすっきり暮らし」の商品ページは
こちらからご覧いただけます↓↓↓
もくじ
◎出版記念特集 最終日
「スタッフ安田・上山・ライター加藤さん編」
感想を送る
本日の編集部recommends！
どんな器で、どこに飾る？
土いらずで水やりも簡単！届いたその日から始まる植物のある暮らし[SPONSORED]
春夏のファッションアイテム一覧はこちら！
さらりと羽織れる軽やかアウターや、花柄スカートなど、今から初夏に向けて楽しめる新作アイテムが入荷中です♩
【4/26(金) AM10:00まで】真っ白なブラウス『hope』ご購入で送料無料キャンペーン！
hope開発秘話をお届けする、インターネットラジオ「チャポンと行こう！」【番外編】も公開中です！
【動画】あそびに行きたい家
趣味も子育てもあきらめない。飾りを楽しむ部屋づくり。（着物スタイリスト・大川枝里子さん宅）
