特集|コンディションを整える日々の習慣。第1話:自分のコンディションを整えるとは?
編集スタッフ 田中
こんにちは。スタッフ田中です。
今日から5日間にわたって、特集「コンディションを整える日々の習慣」をお届けします。
よくアスリートのインタビューで聞く「試合にむけてコンディションを維持していきます」というフレーズ。
本番で自分の力を出せるように高めたり、日々の練習を黙々と続けたり。アスリートのものだけだと思いがちですが、私たちの日々にもちりばめられている気がしています。
このプロジェクトを成功させたい!という仕事面や、家族旅行でみんなが元気に楽しみたい、習い事の発表会で上達した姿を見せたい…など私生活での出来事。
小さなステップだけれど、それに向かう自分の体調や心の状態がよくなければ、なかなか集中できなかったりして、イマイチだったな…なんてことも。
「いいコンディション、みんなどうやって整えているのかな?」
ふと疑問に思ったことをきっかけに、この特集ができました。
本日はプロローグとして、この特集のキーとなる「コンディション」を整えながら、夢の実現にむかってお仕事と暮らしをこつこつ進める、文筆家・編集者の小川奈緒(おがわ なお)さんにインタビューすることになった経緯をお話しようと思います。
■第2話:小川奈緒さんの選択、
好きなことを仕事にするということ。
■第3話:小川奈緒さんに聞く、
“いい仕事”をするためのコンディション。
■第4話:小川奈緒さんに聞く、
からだのコンディションの整え方。
■第5話:小川奈緒さんに聞く、
住まいのコンディションの整え方。
少し頭痛がする日には、いま向かっている仕事以外のことは考えたくありませんよね。
しかし、頭が冴え渡っている日には地味な仕事にもしっかりと向き合えたりいいアイデアを思いついたり。
もちろん、家事などでもそうでしょう。「今日はちょっと念入りに水回りを掃除しちゃおう」と手がのびるかどうか。
身体や心の状態、つまり、「自分のコンディションがいい」と、力がぐーん!と出る気がするんです。
同じ事を思っていたのが、店長佐藤。ある日のフォトダイアリーでこんなことを言っていました。
『自分の状態が、仕事の成果や家族との雰囲気などに影響するなーとわかってからコンディションを整えるようにしています。私は、夜ミルクティーを飲んだり、ストレッチをするのが整える方法。他のひとはどうしてるんだろう?』
(→#140自分のコンディションケア。)
かくいう私も、体調が優れないときや、気持ちがゆらゆらしているときは仕事で小さなミスをしてしまったり、いい写真が撮れなかったり。
数年前に体調を崩したときにも痛感しました。心や身体が健やかであることは、”いい仕事”をするためのエネルギーにもなり、小さな幸せを拾い上げ、日々を楽しむにもとても大切でかけがえのないことであると。
それから少しばかり健康オタクになり(笑)、人から「これがいいよ」と薦められると試してみたりする日々です。
そして、そんなときに出会ったのが、今回インタビューさせていただいた文筆家の小川奈緒さんと、イラストレーターの夫・小池高弘さん夫妻が自費出版された一冊の本でした。
一冊の本と出会いました。
(※現在は販売されていません。)
ある春の日、わたしは高弘さんのイラストに惹かれて個展に出かけ、この「Table Talk」を連れて帰ってきました。
イラストはもちろん、小川さんのエッセイにもとても感激したのです。
そしてご夫妻で運営するウェブサイトに日々ブログを更新していらっしゃるのを毎日見るようになりました。
作った料理のこと、ママとしてのこと、夫婦の話、うれしいこと、大変だったこと…。
あらゆることを書き綴っておられ、その様子は私たちが普段ジンクスのようにやっていた小さな日々の習慣がひとつひとつ、楽しく、ちりばめられていました。
その姿はまさに、したいことを実現するためのコンディションを整える日々だなと感じたのです。
小川さんにお話をお聞きしたい!と強く思った私、今回初めてお会いすることが叶いました。
小川奈緒さんに会いにいきました。
小川奈緒さんは、イラストレーターの夫である、小池高弘さんと娘さんの三人で暮らしています。
自らの著書をつくることを中心に、編集者としても雑誌や書籍の制作に携わっておられます。
昨年出版された『家がおしえてくれること』では、ご自身の家を含む10軒の家を取材。住み手と家の風景から見える暮らし方や生き方などが、小川さんの言葉で綴られています。
ご自宅は4年ほど前に購入した中古物件をリノベーションした一軒家。広い庭と縁側にひとめ惚れしたという家は、本当に気持ちのよい空間でした。
好きなことに力を注いでいくため、小川さんが奮闘する日々。
「したいことに対して、時間が足りない」と仰っていた小川さん。
文筆家として、妻として、母として。めまぐるしく忙しい日々のことを、聞かせてもらいました。
今の仕事のスタイルに至るまでの話や体調を整えるための自分なりのルール、そんな時に食べるもののこと。
コンディションをしっかり整えて、家族との暮らし、仕事に力を注いで本当に大きな夢へ向かって進む姿に、私たちも刺激をもらえそうです。
小川さんのお話を聞けて、私はとっても刺激を受けました。
お客様に満足してもらい、納得のいくものになるようにと努めている仕事はもちろん、それ以外の部分にもつながっていく自分のコンディション。それとうまくつきあっていくには、自らをよく知り、暮らしのリズムを大切に積み重ねていくこと。
当店を利用される方は女性が多いと認識していますが、そのなかには小川さんのように働くママもいたり、他にも様々な立場の方がおられると思います。
これからご紹介する小川さんの暮らしや考え方のどこかに、共感できる部分、真似してみたいことが見つかるかもしれません。
そうして「自分のコンディションって?」と意識するきっかけになれたら嬉しいです。
では、明日からの更新もどうぞお楽しみに!
・小川奈緒さんの著書の一部はこちらです。 ↓↓↓
家がおしえてくれること 小川奈緒 小池高弘 メディアファクトリー 2013-10-15 |
もくじ
特集|コンディションを整える日々の習慣。
■第1話:小川奈緒さんの選択、
好きなことを仕事にするということ。
■第2話:小川奈緒さんに聞く、
“いい仕事”をするためのコンディション。
■第3話:小川奈緒さんに聞く、
からだのコンディションの整え方。
■第4話:小川奈緒さんに聞く、
住まいのコンディションの整え方。
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