【ただいま収穫中!】保存方法がポイント? 野菜をおいしく食べきるための、基本のき。
坂ノ途中 倉田
こんにちは!坂ノ途中の倉田です。
コラム『ただいま収穫中!』、今回は坂ノ途中の「旬のお野菜セット」のお話です。
「旬のお野菜セット」ってどんなもの?
坂ノ途中は、提携農家さんが育てた旬のお野菜を、京都から全国のお客さまへお届けする八百屋です。
農薬や化学肥料に頼らずじっくり育てられた野菜たちは、それぞれの野菜本来の味がしっかり!坂ノ途中で働く私たちも、いつもお世話になっています。
「旬のお野菜セット」は、そんな、「そのときいちばんおいしい野菜」や「ちょっと珍しい野菜」を詰め合わせたもの。
野菜の楽しさや季節が巡っていくのを感じていただけるようなセット作りを心がけています。
夏には色とりどりのピーマンや大きなオクラ、モロヘイヤが届いたり。。
8月のお野菜セット(Sサイズ)
冬には金時にんじんや紫ハクサイ、みかんが届いたり。。
1月のお野菜セット(Sサイズ)
どんな風に料理しよう?とワクワクしてくるような、カラフルな野菜が多いのも、坂ノ途中のお野菜セットの特徴です。
野菜の美味しさは、自宅での「保存のしかた」で変わる?
6月第1週に届いた、お野菜セット(Sサイズ)
宅配の野菜セットは、一度にたくさん届き、少しずつ使っていくため、保存方法は大事なポイント。届いた時にちょっとひと手間加えるだけで、おいしさは長持ちします。使う時も、足の速いものから順に。
そこで今回は、私が坂ノ途中に入社する前から取り続けている「旬のお野菜セット」のSセットをモデルに、届いた時にしておくとよいことをご紹介していきます。
Sセットは、7~9種類の野菜の詰め合わせ。今週の中身は上の写真にあるこの9品。定期宅配は、毎回ちょっとうれしいおまけつきです。
・ほうれん草
・オカワカメ
・ロメインレタス
・スナップエンドウ
・丸ズッキーニ・黄色
・ラディッシュ
・新じゃがいも
・特大エリンギ
・ヤングコーン(おまけ)
スナップエンドウや新じゃがいも、ズッキーニなど、初夏らしいラインナップ。二人暮らしの家庭で、一週間程度で消費するのにちょうどいい量です。
セットには、お届けした野菜と生産者さんの名前、食べ方や保存、調理のポイントなどを書いた「お野菜説明書」と、野菜のマメ知識やレシピの読みもの「坂ノ途中だより」が一緒に入っています。
葉物は乾燥を避けて
新聞紙は霧吹きで軽く、内側だけを湿らせる程度に。葉のハリとみずみずしさを長く楽しめます。
葉物は乾燥を嫌います。ほうれん草や小松菜、レタスなどは、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーにくるんでビニール袋に。野菜からも水分が出てくるため、水分過多にならないよう軽く濡らす程度にし、袋の口は少しあけておきます。
レタスやキャベツは、切り口に濡らしたキッチンペーパーをあてておくと保ちがよくなります。冷蔵庫の中に立てて置くと、葉にストレスがかかりません。
ほうれん草や小松菜は固めにゆでて水をしぼり、冷凍保存することも可能です。
オカワカメやベビーリーフなどの葉だけの野菜は、底に湿らせたキッチンペーパーを敷いたタッパーに入れ、上からさらにキッチンペーパーをかぶせておくと、シャキッと感が長持ちしますよ。
豆類はお早めに、果菜類は冷やし過ぎに注意
歯ごたえと甘みが魅力のスナップエンドウ。乾燥を避け、新聞紙にくるみます。
スナップエンドウやキヌサヤ、ソラマメ、枝豆などの豆類は、日が経っても見た目はあまり変わらないのですが、じつは鮮度が落ちるのが速い野菜です。
乾燥しないよう新聞紙やキッチンペーパーでくるんでビニール袋に入れ、できれば1~2日のうちに食べきってください。
コロンとしたまるい形がかわいらしい、丸ズッキーニ。
ズッキーニやナス、トマト、キュウリなどの夏の果菜類は、乾燥しすぎ、冷やしすぎに注意です。ひとつずつ新聞紙でくるんでからビニール袋に入れておくのがおすすめ。ヤングコーンも同様です。
ズッキーニ、ナス、キュウリは立てて、トマトは重ならないように冷蔵庫に入れると良いですよ。
キノコ類は湿気を避けて
キノコ類は、水分が苦手です。
湿気がこもらないよう、パックにフォークなどで穴をあけ通気性を良くしておくと保ちがよくなります。切ってから3日ほど天日干しにするのもおすすめ。風味が凝縮されます。
カブ・ダイコンは葉と根をわけて保存
今回はすぐにピクルス液に。葉は、葉物同様に保存します。
カブ、ダイコンなどの根菜類は、葉付きのままおくと根の部分の水分も葉から抜けてしまい、日持ちしません。葉と根の部分を切り分けてから冷蔵庫へ。葉は炒めものやお味噌汁の具など、葉野菜として使ってください。
今回はラディッシュはピクルスに。届いてすぐにピクルス液につけました。
根菜類は通気性の良い場所に
みずみずしい新じゃがいもはひとつずつくるんで冷蔵庫に。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどの根菜類は、蒸れないよう、ビニール袋から出してください。日が当たると芽が出てきてしまうので、冷暗所で保存を。
新じゃがいもや新玉ねぎの時期は水分が多く日持ちがしないため、冷蔵庫に入れ1週間~10日ほどで使ってしまってください。
これで、今回届いた野菜たちをすべて冷蔵庫にしまいました!冷蔵庫にはほかに、常備している玉ねぎ、にんじん、しょうが、にんにくがあります。
にんじんは1本ずつくるみ、切ったペットボトルに立てて入れています。
それでは次回のコラムでは、この野菜たちを使った、倉田家の1週間の夕食をご紹介していきます!
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