【ただいま収穫中!】宅配野菜を5日間で使い切り。共働きでも「楽ちん」が続く、献立づくり
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都の八百屋『坂ノ途中』の倉田です。
わたしたちは、提携する農家さんたちが大切に育てた「そのときいちばんおいしい野菜」や「ちょっと珍しい野菜」を「旬のお野菜セット」に詰め合わせ、お客さまの元へ定期宅配でお届けしています。
宅配野菜は一度にたくさん届くので「保存方法はどうしたらいいの?」「本当に使い切れるの?」という不安もありますよね。
そこで前回のコラムでは、わたしが坂ノ途中に入社する前から取っている「旬のお野菜セット」をモデルに、「届いたときにしておくとよい、保存のポイント」をご紹介しました。
今回は、この野菜セットを、共働きの30代・2人暮らしの倉田家が、実際にどう使い切ったのかをご紹介していきます。
それでは前回のおさらいを。12月第1週に、倉田家に届いた「旬のお野菜セット」Sサイズはこちらの内容でした。
・コマツナ
・下仁田ネギ
・アレッタ
・カブ 3個
・レンコン 2本
・にんじん 2個
・ミニかぼちゃ 2個
・はたけしめじ
・ゆず(おまけ)
冬が旬の野菜がたくさん届きました。葉物、根菜、きのことバランスよく入っています。定期宅配は、毎回ちょっと嬉しいおまけつき。今週はゆずでした。
野菜と一緒に、それぞれの生産者さんや保存方法、レシピなどが載っている「お野菜説明書」と読みもの「坂ノ途中だより」も届きます。こちらも、野菜を使っていく順番や献立の参考になるんですよ。
この野菜セットのほか、常備しているじゃがいも、玉ねぎ、にんにく、しょうがも使っていきます。
1日目 初日は日持ちしないかぶの葉をたっぷり
・じゃことかぶの葉のごはん
・玉ねぎの味噌汁
・かぶと鶏肉の梅肉煮
・小松菜とはたけしめじとツナのサラダ
・じゃがいもとにんじんのきんぴら
・油揚げの味噌チーズ焼き
▼使った野菜はコチラ
<旬のお野菜セットより>
かぶ2個、かぶの葉2/3袋(かぶの葉のごはんと、かぶと鶏肉の梅肉煮に1/3ずつ)、小松菜1/4袋、はたけしめじ1/3袋、にんじん1/2本
<常備野菜より>
玉ねぎ1/4個、じゃがいも2個
かぶの葉は、前回のコラムの通り届いたときに根からまず切り離しておきました。小松菜などの葉物と同様に保存しますが、根を落としているぶん、小松菜、アレッタに比べ日持ちしません。1日目に、混ぜご飯や煮物でたっぷり使いました。
2日目 「坂ノ途中だより」のレシピを活用
・古代米のごはん
・じゃがいもと小松菜の味噌汁
・レンコンのじっくり焼き じゃこクリームチーズのっけ
・かぶとかぶの葉とこんにゃくの麻婆いため
・かぼちゃと厚揚げのごま焼き
▼使った野菜はコチラ
<旬のお野菜セットより>
かぶ1個、かぶの葉1/3袋、小松菜1/4袋、かぼちゃ1/2個、レンコン1個
<常備野菜より>
じゃがいも1個
レンコンのじっくり焼きは、野菜と一緒に届く読みもの「坂ノ途中だより」に載っていたレシピ。こちらのコラムでもレシピをご紹介している、坂ノ途中スタッフ原田が毎週考えているんですよ。
レンコン、じゃこ、クリームチーズと意外な組み合わせですが、とっても簡単でおいしいです。
これで、かぶとかぶの葉を使い切れました。
3日目 寒い日は野菜たっぷり煮込みうどん
・味噌煮込みうどん
・小松菜のおひたし
▼使った野菜はコチラ
<旬のお野菜セットより>
小松菜1/2、ミニかぼちゃ1/2個、レンコン1個、はたけしめじ1/3袋、にんじん1/2本、ゆず ちょっと
大きめに切った野菜で、食べごたえのある煮込みうどんに。かぼちゃのこっくりした味わいやレンコンの甘みが、お味噌味によく合います。
これで、レンコン、小松菜を使い切りです。
4日目 冬の一押し!アレッタを2つの料理で
・白ごはん
・アレッタと玉ねぎの卵スープ
・アレッタとにんじんのにんにく味噌あえ
・かぼちゃサラダ
・めかじきソテーのネギソース
▼使った野菜はこちら
<旬のお野菜セットより>
アレッタ1袋(にんにく味噌あえに2/3、卵スープに1/3)、にんじん1/4本、ミニかぼちゃ1個、下仁田ネギ 緑の部分1枚
<常備野菜より>
玉ねぎ1/4個
アレッタは、ケールとブロッコリーを掛け合わせて生まれた野菜。コクと甘みがある冬の一押し野菜です。煮ても焼いても炒めても、しっかり食べごたえがあっておいしいんですよ。アレッタを使ったにんにく味噌あえも、「坂ノ途中だより」のレシピから。
これでアレッタ、ミニかぼちゃを使い切れました。
5日目 甘い下仁田ネギをパスタの主役に
・下仁田ネギと塩さばのパスタ
・ポトフ
▼使った野菜はコチラ
<旬のお野菜セットより>
下仁田ネギ、にんじん3/4本、ゆず1/4個、はたけしめじ1/3袋
<常備野菜より>
じゃがいも2個、玉ねぎ1/2個
立派な下仁田ネギをほぼ丸ごと、たっぷり使ってパスタに。冬のネギならではの甘みが塩鯖とよく合います。独特のシャキシャキぷりぷり食感のはたけしめじも、今日までいろいろな料理に大活躍しました!
これで下仁田ネギ、にんじん、はたけしめじを使い切りです。残ったゆずは、果汁を絞ってお湯割りに。
宅配野菜をおいしく使い切るコツ
5日間で、野菜セットで届いた野菜をすべて使い切りました!宅配野菜をおいしく使い切るコツは、
・届いた時に、保存にひと手間かける
葉物は新聞紙にくるむなどのひと工夫をしたり、かぶをピクルス液につけておいたり、きのこを数時間天日干ししたり……。
・足の速いものから順に使っていく
今回のセットでは、かぶの葉を1日目、2日目で使い切りました。
・いろいろな野菜をちょっとずつ
今日はこの野菜を全部使わなくちゃ!と気負わず、ちょっとずつ使っていくと、案外使い切れるものなんです。
平日は帰宅が遅く、なかなか料理に時間をかけられない倉田家ですが、この5日間の献立はどれもささっと作れる簡単なものばかり。
時間をかけてじっくり育てられた野菜たちは、本来の味がしっかりしているので、蒸すだけ、焼くだけといったシンプルな調理でもおいしいんですよ。
いま畑ではこんな野菜が育っているんだな、今週はどんな料理を作ろうかな……届いた野菜たちを手に取りながら、楽しく考えていただけたら嬉しいです!
▽共働き家庭でも使いきれる!坂ノ途中の「お試しセット」はこちらから。
倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、1年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
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