【ただいま収穫中!】旬の宅配野菜で作る、かんたん常備菜
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都の八百屋『坂ノ途中』の倉田です。
わたしたちは、提携する農家さんたちが大切に育てた「そのときいちばんおいしい野菜」や「ちょっと珍しい野菜」を「旬のお野菜セット」に詰め合わせ、お客さまの元へ定期宅配でお届けしています。
私・倉田も坂ノ途中に入社する前からこの宅配のユーザーのひとり。
定期宅配だと何が届くかわからないのが、楽しみでもあり、同時にちょっとだけ不安でもあるなぁと思います。
そこで今回のコラムでは、今週のお野菜セット Sサイズについてご紹介します。どんな野菜が入っていたか、どうやって食べ飽きずに使い切ったのか、ご参考になればうれしいです。
今週のお野菜セット(Sサイズ)はこちらです!
今週の「旬のお野菜セット」Sサイズはこんな内容でした。
・ほうれんそう
・キクナ(春菊)
・黄にんじん
・じゃがいも(アンデスレッド)
・紅芯大根
・特大エリンギ
・九条ネギ
・カリフラワー
・ネーブル (おまけ)
さあ、これでどんな料理をしよう…届いた箱を開けると、いつもワクワクします。
甘みが増し柔らかい葉物たちはお鍋にしようかな、中が鮮やかなピンク色の紅芯大根は、サラダと甘酢漬けにしようかな。。。一緒に届く「お野菜説明書」や「坂ノ途中だより」を見ながら、メニューを考えるのも楽しみです。
日持ちしないカリフラワーは、常備菜に
毎回、宅配の野菜が届いたら、1〜2種類の常備菜を作ることにしています。
今回は、カリフラワーをさっと茹でて、ちりめんじゃこと生姜をきかせた甘酢に漬けておきました。
カリフラワーやブロッコリーは、意外と足の速い野菜です。できれば、早めに固めにゆでておくのがおすすめ。
にんじんはちょっとずつ使い切り
もうひとつ、どうやって食べ切ろうかと悩んだのが、にんじん。火を通してもかさが減らないので、一度にあまりたくさん使えないですよね。
今回は届いた黄にんじん2本のうち、1本は一緒に届いた野菜と合わせて2つの常備菜にすることに。(もう1本は炒めものやサラダなどで使い切りました)
作った常備菜は、「にんじんとアンデスレッドのポテトサラダ」「にんじんと春菊のごま和え」。
「にんじんとアンデスレッドのポテトサラダ」は、皮が赤く中はきれいな黄色のじゃがいも「アンデスレッド」2個と、黄にんじん1/3本を柔らかく蒸して使いました。
アンデスレッドは火を通すとなめらかに潰れるので、とてもクリーミーなポテトサラダになるんですよ。にんじんの優しい甘みに、マスタードが隠し味です。
「にんじんと春菊のごま和え」は、届いた葉物の中であまり日持ちしない、春菊一束と、黄にんじん2/3本を使っています。
さっと茹でた春菊とにんじんを切り、ごま、練りごま、だし醤油で和えただけ。いりごまと練りごまを使っているからごまの風味がとっても濃厚です。
人参は大きめに切ると食感を残せますし、作るのも楽々です。黄にんじんの春らしい色がきれいな一品になりました。
常備菜で、宅配野菜を楽しく使う
今回作った常備菜3品は、ゆでて漬けるだけ、あえるだけといった、とても手軽で短時間でできるものばかり。週末の朝ごはんのついでなどにすぐに作れます。
カラフルな野菜を使った常備菜づくりはなんだかワクワクしますし、「今日は冷蔵庫に一品ある!」と思うと、心に余裕も持てますよね。
時間をかけてじっくり育てられた野菜たちは、あまり手をかけなくてもそれだけでおいしいです。
いま畑ではこんな野菜が育っているんだな、今週はどんな料理を作ろうかな……届いた野菜たちを手に取りながら、楽しく考えていただけたら嬉しいです。
倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、1年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
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