編集スタッフ　岡本

オフィスの様子や、スタッフが業務に奮闘する姿をお届けしている「今日のクラシコム」。

本日はオフィスの片隅にある、スタジオについてお届けします。

日頃からたくさんの商品や特集の撮影に使われている、当店のスタジオ。実は最近、ふたつの大きな変化があったんです。

 

だれがどんな時に使うの？

クラシコムにはオフィスに併設されているスタジオと、歩いて数分の場所にあるスタジオのふたつを使って日々撮影しています。

大きな変化があったのは、オフィスに併設されているスタジオの方。

メインで使うのは、商品ページや特集を担当する私たち「編集チーム」のメンバーです。現在10名のスタッフが頻繁に入れ替わり立ち替わり撮影をしています。

「この商品は午前中の光で撮りたいなあ」
「子供部屋っぽく撮るにはどうしたら？」

など、それぞれに頭をひねらせて、時にはうんうんと唸りながら奮闘しているのです。たまに集中しすぎて人がいることに気付かず、ぶつかってしまうなんてことも。

▲忙しい時期はスタジオがぎゅうぎゅうになることも。約15畳のスタジオなので、みんなが協力して使っています。

 

ひとつめの変化：キッチンができました！

食器や調理器具など、キッチン周りの商品を数多く取り扱う当店。

ですがこれまで流し台やコンロの上など、実際の使用風景を撮影できる場所探しに苦戦していました。オフィスのキッチンでは暮らしのシーンを伝えづらいこともあり、どうしても「キッチンが必要だ！」というときには、スタッフ宅で撮影をすることもしばしば。

しかしこの度ついに！スタジオ内に念願のキッチンができました。

手がけてくださったのは内装のプロである、toolboxさん。

以前の特集「灯りを楽しむ」では、すてきな照明の取り入れ方についてもたくさんのアイデアを提案してくださいました。

カンカンコンコンと音がしている中、どんなキッチンに仕上がるのだろうと楽しみにすること数日。

ふと通りがかると、真っ白だった壁にはきれいにタイルが張られ、立派なカウンターキッチンができていたのです！

それからというもの、キッチンアイテムの撮影がより楽しくなりました。きっと他の編集チームのメンバーも同じ気持ちなはずです。

 

ふたつめの変化：白い壁を塗り直しました！

▲これまでの出品の歴史を物語るかのような、壮絶な画びょう跡が気になっていたのです。

写真ではうまく伝わらないのですが、撮影でよく使われる白い壁には無数の穴が……。

これらは壁面インテリアを楽しむための商品を撮影する際に開けられた穴たちなので、開いてしまうのは仕方ないのですが、これが意外とくせものでした。

「商品の後ろに、チラリと見える壁に点々が……」
「穴だけじゃなくて汚れも気になる！」

という切実な声に、それならばと応えてくれたスタッフがいました。

以前家づくりに興味を持ったことをきっかけに、左官やタイルなど内装について学んだ経歴がある編集チームの塩川です。

必要な材料を発注し、つなぎを着てテキパキと準備する様子は、とても新鮮。

一日がかりで縦2.4 × 横3.4 メートルの範囲を、たった一人できれいに整えてくれました。

これには編集チーム全員、感激！

きっとまた撮影していく中で穴が開いたり汚れたり。

ずっと今のきれいな状態のままではいられないだろうけれど、久しぶりに見たピカピカの白壁をきっとみんな忘れないと思います。

 

どうしたら伝わるだろう？と毎日奮闘しています

「北欧、暮らしの道具店」はネットショップです。

お客さまが実際に手に取れないからこそ、商品の細かい魅力や自分たちがどう感じたか、ていねいにお伝えしたいと思っています。

その中でも写真は特に大切！こだわるゆえにスタジオで過ごす時間は長くなることも。

うまく撮れなくて煮詰まっていると、通りかかったスタッフが一緒に考えてくれたり、カメラの技を教えてくれたり。

スタジオでのそんなひとこまが、私はとても好きです。

知りたいことがしっかりと伝わり、見ているだけでワクワクできるような写真をお届けできるよう、これからも私たちの奮闘は続きます。

 

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