【ただいま収穫中!】具材は3つだけ。旬の菜の花を使った、変わり「ちらし寿司」レシピ
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都から日本全国へ、環境負荷の小さな農業で育てられた野菜をお届けする『坂ノ途中』の倉田です。
もうすぐひな祭りですね。ひな祭りの日のごはんと言えば「ちらし寿司」。
しいたけとかんぴょうの煮物や酢れんこん、錦糸卵などが定番具材ですが、材料が多いし下ごしらえもちょっと大変ですよね。。そこで今回は、シンプルなちらし寿司のレシピをご紹介します。
主役はこれからが旬の野菜「菜の花」。甘みとほろ苦さが魅力の野菜です。
「菜の花」は今だけのおいしさ
菜の花は、白菜や大根、小松菜、キャベツなどのアブラナ科の野菜の花芽の総称です。
アブラナ科の冬野菜は、春が近づくと花を咲かせ子孫を残す準備を始めます。
この準備にすべてのエネルギーを注ぐため、大根やかぶはスカスカになったり、葉野菜の葉は固くなったりします。そのかわり、菜の花はとてもやわらかく、甘みとうまみがあっておいしいんです。
菜の花専用に品種改良されたものが多いのですが、坂ノ途中ではその他にも、白菜の菜の花、大根の菜の花、かぶの菜の花と、いろいろな野菜の菜の花を扱っています。それぞれ、その野菜の味の特徴がほんのり感じられて面白いんですよ。
シンプル材料でできる、「菜の花と生ハムのちらし寿司」のレシピ
坂ノ途中スタッフ原田が考えた、菜の花が主役のちらし寿司のレシピをご紹介します。具材は菜の花、生ハム、卵の3つだけ。調味料をそろえ、菜の花の下準備をしたら、あとはあっという間ですよ。
材料
ごはん 2合
菜の花 1束(約150g)
生ハム 100g
卵 3個
(すし酢)
米酢 50ml
砂糖 大1+1/2
塩 小1
(菜の花ひたし地)
熱湯 100ml
かつお節小パック 1つ(約4g)
みりん 小1
醤油 大1
粗挽き黒胡椒 少々
塩 少々
砂糖 大2
酒 大1
酢 小1
塩 少々
STEP1 菜の花の下準備
[1]菜の花のおひたし(花の部分)と塩もみ(茎の部分)を作る。菜の花を塩茹でする。茎と花に分ける。茎はきざみ、塩少々をもみこんでしばらくおく。
[2]菜の花のひたし地を作る。熱湯にかつお節を入れしばらくおいた後、茶こしでこしてかつお出汁を作る。
[3]かつお出汁に醤油、みりんを入れる。
[4]菜の花の花の部分をひたす。
STEP2 ちらし寿司の仕上げ
[1]酢飯を作る。水加減を少なめにし、ごはんをかために炊く。合わせ酢の材料を混ぜておき、ごはんが炊き上がったら寿司桶もしくは大きめのボウルにあける。すし酢をしゃもじに伝わらせながら全体にまわしかけ、さっくり混ぜあわせる。
※すし酢は、しゃもじで底から混ぜ合わせた後、ごはんを切るようにほぐしながら手早く混ぜる。ごはん粒をしゃもじでつぶさないように力を入れすぎないのがコツ。
[2]甘めの炒り卵を作る。卵に砂糖、酒、酢、塩を加え、よく溶きほぐす。小鍋に卵液を入れ中火にかける。箸2膳で混ぜながら火を通す。卵が大体固まって、細かいそぼろ状になったら火からおろし、さらに混ぜて余熱で火を通す。
[3]炒り卵と水気を絞った菜の花の塩もみ(茎の部分)、粗挽き黒胡椒をごはんに混ぜ込む。
[4]生ハムをバラの形のように巻いて形をととのえる。
バラは、生ハムを半分に切ってくるくる巻いていくと作りやすいです
器に盛って、生ハムのバラと菜の花のおひたし(花の部分)を飾ったらできあがり!
菜の花のつぼみと生ハムのバラで、ちょっと華やかな雰囲気です。
生ハムがなければロースハムなどでもできます。ご飯にすこし混ぜ込んだ黒胡椒がアクセント。黒胡椒が酢飯と菜の花とハムをつないでくれます。
お花見のお供にも、お弁当にもおすすめですよ。春の訪れを告げる味、ぜひたっぷり味わってみてくださいね。
倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれの32歳。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、1年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)