【23時の、僕とおやつ】失敗を織り込んだ行動が回り回って自分を助ける、ような気がします。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
どこか、心の奥底の方で自分を信じていないところがあります。
信じていないというか、信じきっていない部分を残しているというか、信じきらないようにしているというか……。
例えば「こういうシチュエーションになったら自分は大体こういう道を選ぶけど、5回に1回くらいは判断を間違えて失敗する時があるぞ」みたいな。
人間はエラーすることがある、それは自分も例外ではなくて、むしろ自分は人より多いかもしれないぞ、と思っています。
▲曇り空のロンドン。よく見ると川も濁ってる。晴れの日ばかりじゃないし、濁って淀むこともありますよね。
どうしても、自分は大丈夫、自分は問題ない、と思いたがってしまうので、忘れないようになるべく自分自身に言い聞かせるようにしています。
失敗を怖がるということではなくて「これぐらいやったらこれぐらい失敗するよね」と、最初から失敗を織り込んでおくと結構思い切ったことができるような気がしているんです。
どこまで失敗していいか、最悪どんな状況になるか、そうなったらどうしたらいいのか……。
逆に、成功したらどうなるのか、そもそもどうなったら成功なのか。
そういうことをあらかじめ考えておくと、何かやるにあたっていろいろなことから解放される気がしています。
僕は学生時代に6年間剣道をやっていたのですが、「面打ち」という、振りかぶってまっすぐ相手の頭上に振り下ろす、基本中の基本の技でも「失敗したらどうしよう」という抽象的な恐怖に身体が支配されると、腕が縮こまって足も半端にしか出ず、結果見事に失敗してしまうんです。
そうならないために、避けられたり防がれたりしたらこう動けばいい、というプランを練っておいたり、実際に訓練して体が勝手に動くような状態にしておくと、それはそれは思い切って打ちにいけます。
(そしてだいたい防がれます。そういうものなんです)
大事なのは「防がれてしまった」ことではなく「そのあとどう体を動かすか」だと思うんです。
少なくとも、剣道においては、防がれてしまったことに対していちいち落胆して傷ついていたら何もできません。それよりも足を前に出して腕を振ることが大事でした。
そう考えると、捉え方次第で現状が変わるとしたら、自分を傷つけるのは自分かもしれないですね。
変わらないおいしさをお届けしたいと思っています
春が近づいてきて、環境が変わる方も多いかと思います。いつもと違う環境は、それだけでちょっと疲れてしまったり……。
そういう時に、自分の好きなものが、変わらずそばにあるだけで、気持ちが落ち着くことってありますよね。
OYATSUYA SUNはとても小さいチームなので、たくさんの種類のお菓子はつくれません。でもその少ない種類のお菓子がお客様にとって「変わらない、安心する味」になり得たら、そんなに嬉しいことはないと思っています。
そんな今週のおやつは、冬の定番としてお出ししているオレンジピールとホワイトチョコのココアグラノーラです。
OYATSUYA SUNの冬といえばこのグラノーラだよね!と言ってもらえるように、変わらずおいしいな〜と思ってもらえるように、ちょっとずつちょっとずつ改良しています。
ぜひお試しください。
▼瓶に入って再登場!爽やかなオレンジピールと上品な甘さのホワイトチョコのココアグラノーラです!
▼OYATSUYA SUNの公式インスタグラムでは、コラムには書かなかった裏話や工房の様子などを毎日更新しています。こちらもぜひご覧ください!
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