【ノルウェー日記】待ちに待った荷物が、日本から届きました!
ライター 桒原さやか
郵便局で荷物を受けとって、よろこんでいる私。
とってもありがたいことに、定期的に両親が日本から荷物を送ってくれます。
荷物の中身はというと、ほとんどが食べ物。
お気に入りの味噌、ソースやマヨネーズ。お茶漬けの素、お煎餅などなど。
こちらではなかなか手にはいらない、日本の食材が箱いっぱいに詰まっています。いや〜、本当にありがたいです。
そして今回は、両親にリクエストして、特別に送ってもらったものがあったのです。
どうしても欲しかったものとは……?
わたしが両親にお願いして、送ってもらったのはこちらです。
ラーメン、うどん、蕎麦などの生麺が簡単に作れる道具。その名も「ウマくてご麺」と言います。
麺の生地をこねた後に、この道具を使うと、生地をうすーく伸ばしてくれて、さらに数種類の太さにカットしてくれるのです。
なぜ取り寄せたのか?といいますと、どうしてもコシがしっかりしている生麺が食べたかったから。
こちらでは乾麺は売っているのですが、生麺はなかなか手にはいりません。
食べられないと思うと余計に恋しくなるもので……ついに日本から取り寄せてしまいました。
先日、はじめて家でラーメンを作ってみました。
麺もスープも、イチからぜんぶ作ったラーメン。
まだまだ改善するところは山ほどありますが、ひさびさにあのコシがしっかりした麺が食べられて、「この味が恋しかったよね!」と夫と共に大興奮でした。
こんなに少ない材料で、麺って作れるものなんですね。
もちろん時間はかかりますが、こだわって料理を作るとイベントみたいに楽しいものなんだなぁと、そんなうれしい発見もありました。
自分でつくると、いいことがたくさんありました。
手作りの皮でつくった餃子は、もちもちで最高でした!
ノルウェーに住んでからは、日本の食材が手に入りにくいということもあって「食べたいものは自分で作る」というのが当たり前になってきました。
そんなわけで、カレーをルーから作ってみたり。出汁をとった昆布を佃煮にしてみたり。
日本に住んでいたころだって、いつでも作ることができたのに、その一歩はなかなか遠いものだったなぁ……。
でも、一歩を踏みだしてみると、いいことがたくさんあるものですね。それは例えばこんなこと。
◎いつも食べている料理の作り方を知るだけで、グッと世界が広がったような気がします。
◎お店で料理を食べるときも、これは何がはいっているんだろう?と、いつもとちがう視点ができました。
◎スーパーで買い物をしているときも、今までは素通りしていた食材コーナーから発見があります。
料理がたのしいというのは、こんなに嬉しいことなんだなぁと。
今更ながら、いい発見ができました。
最近の街の景色。ようやく雪が溶けてきて、気持ちのいい気候になってきました。
ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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