店長　佐藤

その日は突然やってきた。「Tシャツが似合わない」

若い頃から、Tシャツが大好きでした。

20代前半はバンドを組んで音楽をやっていたのですが、バンドといえばやっぱりTシャツです。

デニムを履くときだけでなく、小花柄のスカートなどフェミニン寄りなものを着たときも、上にはTシャツを合わせると何だか安心できたものです。

そのくらい、Tシャツはマイ定番といってもいいアイテムのひとつでした。

ところが、その日は突然やってきました。

「あれれ？なんだかTシャツが似合わん！！」と、鏡にうつる自分の姿に違和感を覚える日がやってきたのです。噂に聞いていたあれか、とガクッときました。

30代後半に入った頃だったんじゃないかと思います。

最初はうすうす感じていた違和感でしたが、40代に仲間入りする頃になると、それはもう色濃く感じることになりました。

40代×Tシャツの悩みを解決してくれそうな一枚との出合い

（Tシャツ：アンキャシェット、ボトム：ノーブランド、かごバッグ：Bilitis、サンダル：gaimo、ネックレスとピアス：COS）

Tシャツを着ると、どうしても部屋着っぽくなってしまう。仕事に着て行ったり、人に会いに行くときに着て行ける気がしない……。

それからというもの、自分の年代でも自信をもって着られるTシャツを探すようになりました。

条件はいろいろありました。

・素材感
・首元の開き加減
・肩のライン
・袖の長さ
・ひとさじの「かわいさ」

アンキャシェットの今年の新作にこの黒のTシャツがあると知ったとき「これは、わたしが着たい！」となったのを覚えています。

素材感も理想的で、肩も華奢に見せてくれるライン。

そして何と言っても、胸元から背中まで一周ついているさり気ないフリルがたまらなくツボでした。

一見、悪目立ちせず「ふつう」なのに「ちゃんとかわいい」「よーく見るとすてき」そんな洋服って、なかなかショッピング中に出合うことができなかったりもして……。

私たちのお店が常日頃から実現したいと願っている「暮らしや人生の課題を”たのしく”解決したい」という目標と、まさにフィットするアイテムになりそうとも思えました。

装うことについての悩みも課題も、”たのしく”解決できれば、その分もっと強く愛着をもてるものに変わる。

『アンキャシェット』という大好きなブランドから、そういうアイテムが出たこともとても嬉しかったんです。

夏は特に「黒トップス」好きでもあったりします。

丈感もインにもアウトにもしやすい、ちょうどいい長さ。

旅先や休日などのリラックススタイルならばアウトで、ボトムとのバランスをとってきちんと目にしたいときはインして様々な着こなしを楽しんでみたいです。

ちなみに自宅のクローゼットを開けると、黒のトップスが何枚かあります。

特に夏はトップスに黒をもってくることが多く、Tシャツに限らず「これだ！」という黒トップスに出合うと買っておくようにしています。（流行りに影響されず着られるのも安心感のひとつ）

そんな「黒トップス」好きとしても、このアンキャシェットのTシャツは満足感を与えてくれるものでした。

もし、同じようにTシャツ迷子を感じ始めている方や、黒のトップスで「ちょうどいい」がなかなか見つからないという方に手にとっていただけたらうれしいです。

今日のコラムで紹介したアイテム

アンキャシェット　フリルTシャツ（ブラック）

※本日6/19販売開始ですが、初回入荷の数量が売り切れますと今シーズンの再入荷はない商品となります。

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