【ただいま収穫中!】完熟味噌で作る、シンプルお味噌汁。ひと手間で「もう1品」のコツも紹介します。
坂ノ途中 倉田
こんにちは!京都から全国へ、環境負荷の少ない農法で育てられた野菜の宅配を行う『坂ノ途中』の倉田です。
私たちは、野菜だけでなく、農家さんがてまひまかけて育てたお米やお茶、そうした農産物を材料にした加工品なども扱っています。
今回のコラムでは、そんな加工品の中から私・倉田も愛用している「お味噌」をご紹介します。
これからの季節に体をじんわりと温めてくれる、お味噌汁の作り方も。
ポイントは「きのこ」。お味噌汁の味に奥行きを加えつつ、副菜の下ごしらえもできちゃいますよ。
二冬二夏、じっくり寝かせた「れんげ米の完熟味噌」
「れんげ米の完熟味噌」は、同じく坂ノ途中の扱っている岡山県津山市の「れんげ米」の米麹と、大豆を使って作られています。
澄んだ空気ときれいな水が残る津山市の阿波地区で、昔ながらの製法を守り続けているお味噌屋さんが作ってくださっています。
手作業で丁寧に仕込みを行い、杉樽でゆっくり寝かせているから、コクがあって風味豊か。
仕込みからみなさまの元へお届けするまでには、2年以上の年月がかかっています。濃いめの色は、しっかり熟成が進んでいるしるしです。
お味噌汁はもちろん、炒めものや煮込みにも。そのまま野菜にちょっぴりつけるだけでもおいしい!ととっても人気です。
ひと手間で2品。「すくい豆腐と小松菜の味噌汁」と「きのこのおろし和え」のレシピ
▲レシピは、坂ノ途中soil キョードーのスタッフ原田が考えました
そんなお味噌におすすめ、シンプルなお味噌汁のレシピをご紹介します。
コツは、出汁をきちんと取る(または出汁の出る具材を入れる)こと、具材の火の通し加減に気をつけること、味噌を入れた後は煮立たせないこと。
この3つを守るだけで味噌汁はとってもおいしくなります。今回のレシピでは、豆腐の切り方にもポイントがありますよ。
「すくい豆腐と小松菜の味噌汁」の材料
絹ごし豆腐…150g
小松菜…100g
味噌…約50g(水の量の約10%)
煮干し…10g(水の量の2%)
水…500ml
「きのこのおろし和え」の材料
お好みのキノコ(今回は椎茸としめじを使いました)…100g
大根(皮付き)…250g
醤油…大1
しらす…30g
レモン…1/2個
01:煮干しで出汁を取る。きのこを茹でる。
煮干しの頭と、腹の部分にある黒いワタを取り除く。鍋に水と煮干しを入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にして、アクを取りながら5分程度火にかける。
※ここで、「きのこのおろし和え」のきのこを茹でる。
ゆでたきのこに醤油をまぶし、大根おろしとしらすを和える。
仕上げにレモン汁を絞ると、「きのこのおろし和え」のできあがり。
02:小松菜を刻む
小松菜は細かく刻む。
03:煮干しを取り出して豆腐を入れる。
煮干しを取り出し、豆腐を大きめのスプーンですくいながら入れる。
04:味噌汁を仕上げる
豆腐に火が通ったら、味噌を溶き入れる。沸騰直前で火を止め、小松菜を加えて出来あがり。
・・・
味噌汁の出汁できのこを茹でて、風味を移しました。ほのかな香りが、秋を感じさせてくれます。
茹でたきのこは大根おろしと和えるだけでちょっとしたおかずに!2品同時に作れます。
豆腐と小松菜は味噌汁具材の定番ですが、切り方次第で口当たりが変わります。すくい豆腐にすると、なめらかな口当たりが楽しめますよ。
こっくりと味わい深い「れんげ米の完熟味噌」で作るお味噌汁は、体にしみいるようなおいしさです。ぜひお試しくださいね。
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倉田優香
環境負荷の低い農業でつくられた野菜を全国へ届ける『坂ノ途中』の広報。1984年、福岡県生まれ。もともとは電機メーカーでバイヤーとして働いていたが、2年ほど前に『坂ノ途中』へ転職。広報のほか、東京にある店舗「坂ノ途中soil ヨヨギ garage」、「坂ノ途中soil キョードー」を担当する。いちばん好きな野菜はナス。自己紹介はコチラ。
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