OYATSUYA SUN 梅澤

▲レシピを見ながらちゃんと作ったチゲ。アサリをたっぷり入れたら本格的な味になりました。

こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。

工房ではよく、夕方の終業間際になると、

「◯◯家は今日夕ご飯なに食べるのー？」

と、夕飯の献立の話題になります。

個人的には肉じゃがとカレーの繰り返しでも全く問題ないのですが、現実問題そういうわけにもいきません。

我が家は、同じ職場で共働き、帰りの時間も一緒なので、17時くらいから「今日なに食べる？」と、スタッフを巻き込んで結構真剣（？）な夕飯ミーティングがはじまるのです。

▲◯◯を食べたい！という話が盛り上がって結局食べに行っちゃった……なんてことも（笑）

みんなの夜の献立を聞いて「しょうが焼き？いいね！うちもそうしよ！」と乗っかる時もあれば、人参が大量にあるからそろそろ使わなければ……みたいな時もあります。

食べたいものが決まってしまえば楽なのですが、なかなか決まらない時も多々あります。

そんな時、夫婦共々全力で頼りにしているのが

「きのう、なに食べた？（よしながふみ著・講談社）」という漫画です。

几帳面な弁護士と人当たりのいい美容師の二人の暮らしを、食生活を中心に展開した漫画で、特に、分量や工程などのレシピが詳しく載っているので漫画としてはもちろん、レシピ本としてもとても重宝しています。

料理は主に、几帳面な弁護士のシロさんが作るのですが、その性格ゆえに、健康や味付けのバランスに気を配った献立が毎回紹介されます。

独自のルールもあって、それが結構献立作りのガイドラインになったりも。

例えば、おかずは「甘い」「しょっぱい」「酸っぱい」と味付けの方向性をバラバラにする、や、一汁三菜のうちどれか二品はノンオイルのものを作る、など。

基本的だけど見落としがちな、献立作りの考え方のようなものが描かれていて、とても頼りにしています。

（でも時々「許せ、今日は全部油物だ」みたいな描写もあって、そういうところも好きです。笑）

▲絵が描いてあるので、途中の行程も完成図も想像しやすいです。

昔は漫画も毎週のようになにかしら新刊を買っていましたが、今では数えるほど。

そんな中でも夫婦共々ダントツで愛読している「きのう何食べた？」。

献立作りに迷ったらぜひ読んでみてくださいね。

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