【スタッフコラム】いつも100%完璧になんていられないから。
お客様係 上山
ここ数年、そう40代半ばになりかけたあたりから、どうも体調管理がうまくできていないなぁと感じていました。
思い起こすと、自分の不注意から足首捻挫をしてリハビリ通いをしていた昨年。これは完治するまでにかなりの時間を要して、お休みはリハビリに費やす日々。
肌のトラブルも多くて、季節性の湿疹ができると、なかなか元に戻らず四苦八苦することも増えました。
この夏もまさに暑さに負けてちょっと熱中症気味になってしまったことも。
ここに挙げた以外にもあちらこちらにガタがきているかのように、一年を通してみても、何だかいつも身体のどこかに不調が生じているような気がしてなりませんでした。
あれ、こんなにも体調って戻らないものだった?
大したことのない不調だと思っている自分。
不調をきたして弱っている自分の身体。
自己認識と身体の調子にややズレを感じる日々も続きました。
「傷や症状の治りが遅いのは、そうだそうだ年齢のせいだよ!もう40代も後半に入ってきたんだから」
「いや待って。そんな年齢のせいにしている自分、いやだなぁ〜」
自分の中で、私Aと私Bが小競り合いするモヤモヤした感情の中、身体の不調が思いのほか長く続くと、今度は少しずつ自分の心が内へ内へと向かうのです。
「足の捻挫のせいで長く歩くのも負担だし、周りに気を遣わせて迷惑かけるくらいなら、家にいようかな」
「体調は果たして良くなっているのかな? 悪化してない? 本当に私大丈夫なの?」と言う感じに。
責めてみたり、考えすぎたりと、気持ちが負のループへと片足をつっこみはじめたところで、ふと我に帰りました。
40年以上の歳月をかけてここまで生きてきたんだもの…。
ねえねえ私。
自分の期待値どおりに、自分で体調をうまく管理しようと思うのがそもそもの間違いだし、それなりに年齢重ねた自分の身体に期待しすぎじゃないの?
不調なら不調なりに自分の身体としっかり向き合って寄り添ってあげたらいいんじゃないのかな?
「早く100%完璧な状態に戻って、身体よ!」と焦り駆り立てる気持ちとは裏腹にスローな動きを見せる身体。
しっかりじっくりとそれなりの成長と変化をともないながら、40年以上の歳月を重ねてきた私の身体だもの。
あっという間に傷が治ってしまう子どもの頃の身体とは到底違うし、傷や怪我、ダメージ受けたところの治りには、ある程度の時間が必要なのは当然。
そしてそれがホントのところなんですよ。
急かすその気持ちに追いつきたいのも山々、追いつけなくなってきている、それも現実。
ダメージ受けたら治して、またダメージ受けたら治して。
完璧に100%治っていないなと感じても、騙し騙し動かして見ては、ちょっと治してを日々ゆっくりと繰り返しながら、生きていくのだろうね。
思うところの100%にまで戻らなくても、そこそこの70%くらいまで回復したら、良しとしようか、ねぇ私。
そんな風に考えられたらちょっと気持ちも軽くラクになると思うのよ。
少しの優しさ、たまには自分へどうぞ。
身体の不調のせいで、いらぬ方向へとおもくおもく、ふかくふかく、そして頑なに考えすぎていたのでしょうか。
気持ちがポキっと折れてしまう前に、少しでも気持ちが軽くラクになれるように、自分の心と身体に優しさと労わりのエールを送ってみました。
これからどんどん歳はとっていくのですから。
そうであればなおさらのこと、「変化にはかろやかであれ、思考はしなやかであれ、そしてたまに優しくあれ」
そう自分にいい続けたいものです。
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