【今日のクラシコム】仕事の「ルール」はありますか?スタッフ4人に密着しました!

編集スタッフ 塩川

オフィスの様子など、当店の舞台裏をお届けしている「今日のクラシコム

本日の担当は、TV番組『セブンルール(関西テレビ放送)*』を毎週楽しみにしている、わたくし塩川がお届けします。

学生時代、ルールになんて縛られたくない! と思っていたのに、大人になった今、気づいたら自らが決めたルールに救われると思うことが多々あります。

いつも一緒に働くスタッフは、仕事をする上でどんなルールを大切にしているのでしょう? 本家セブンルールに敬意を表しつつ、さまざまなバックグラウンドをもつ、4人のスタッフに密着しました。

*セブンルール … 毎週火曜日、夜11時から全国ネットで放送中。様々な分野で活躍する女性に密着し、7つのルールから人生観そのものを映し出す、新感覚ドキュメンタリー番組。

 


 

RULE 1
「数年後も頼りになる、服を作る」

PBグループ 下平(入社1年目)

アパレルブランドの企画生産部や、縫製工員経て、クラシコムに入社。当店のオリジナルブランド、KURASHI&Trips PUBLISHINGの洋服作りを主に担当。今年2月に発売したノーカラーコートは、面接時に企画していたアイテムが商品化した。

下平:
「仕事のルールは色々細かく見ていくとたくさんありますが、その中でも大切にしていることは、お客さまに喜んでいただけることはもちろんのこと、数年後も『この服買ってよかったなぁ〜』としみじみ感じていただけるような、服作りをすることです。

世の中にたくさんの服がある中で、価格が高いものだけが、必ずしも『いいもの』じゃないと思っていて……。

手に取りやすい価格でも、手間をかけずにサマになったり、洗濯を繰り返しても生地の風合いが保てたり。いち消費者として納得できて、永く愛せる工夫があるものに出会えたとき、すごく嬉しいんです。

地に足をつけて、この1着があれば大丈夫と思えるような、日々のおしゃれを助けてくれる洋服作りに、全力でとりかかっています」

 


 

RULE 2
「自分のルールブックをもつ」

コーポレートグループ 筒井(入社3年目)

メーカーの人事を経て、クラシコムへ。新卒からずっと人事職ひとすじで、かれこれ13年目に突入した。社内ではメモ魔として有名。入浴中や飲み会のときでもメモすることも。

▲コクヨの「測量野帳」がルールブックに。80ページにわたり、ぎっしりと書かれていました。

筒井:
「あなたのルールは? と聞かれたら、7つどころか、700個ぐらいあるかもしれません(笑)

人事の仕事はいろんなバックグラウンドを持った人と接するので、対話のなかで視点が偏らないように、2013年ぐらいからルールブックを作りました。

普段からメモしていることの中から、特に大切にしたいことを書き写していて、秘伝のタレのようにルールを継ぎ足しています。

ひとしきり頭に入っているので、最近は見返すことは少なくなりましたが、落ち込んだ時の励まし役だったり、処方箋のような存在ですね。

実はこのルールブック、前職のときに作ったものなんです。クラシコムに入社してからは必死すぎて、1冊にまとめる余裕がなかなかありませんでした。

機嫌よく仕事をするためのコツなど、クラシコム版のルールブックをこの機会に作りたいと思っています」

▲ページの前半には自ら掲げたポリシーが。そのほか、仕事を任されたときの8ケ条など様々なルールが綴られている。

 


 

RULE 3
「いつも、機嫌よくすごす」

お客さま係 西野(入社4年目)

空港の地上職員を経て、クラシコムに入社。今年1月からお客さま係のマネージャーに。趣味はサッカー観戦。長谷部誠選手(元日本代表キャプテン)のリーダーシップのあり方に、ヒントをもらっている。

西野:
「マネージャーになってからというもの、わたしの発言や行動が、チームの雰囲気に影響すると思っているので、なるべくご機嫌でいたり、いい精神状態でいることが大事だと思っています。

なので平日こそ、よく寝ることを意識して、夜はなるべくスマホを見ずに、心身ともにゆったり過ごす時間を作ることを心掛けています。

考えなければならないことや悩むことも、これまでより増えたので、頭の中を整理するためにノートに書いて、状況を客観視することも多いですね。

本はジャンル問わずに、読むようにしています。悩んでいて言語化できなかった原因が、本の中で見つけられると霧が晴れたようにすっきりするのが気持ちよくて。

周りのスタッフに率直なフィードバックすることも増えたので、本で得たことは、ふとしたときにすごく役立っています」

 


 

RULE 4
「好奇心を人任せにしない」

編集グループ 津田(入社6年目)

外資系コンサルを経て、クラシコムへ。編集チームのマネージャーと、イベントの運営を担うストア企画室、2つのチームを兼任中。年始に完成した社内向けの編集本制作を担当した。映画やお芝居など、ハマったものは何度も見に行く習性がある。

▲ここ最近、津田が読んだ本や、見に行った映画や芝居のチケットなど。

津田:
「本も映画もごはんも、雑貨や洋服などの買い物も、とにかく自分の時間とお金をかけて体験します。

周りから薦められたものを試してみる好奇心は、年を重ねてもずっと無くしたくない。けれど、世の中の評価とかレビューをそのまま鵜呑みにもしたくない。

自分の時間とお金をかけてはじめて見つけられる何かがある、と信じているんです。聞きかじったことではなくて、『自分の感覚』を大事にしたいなと思います。

ビジネス書なども通勤中にKindleで読んでいて、インプットは沢山していますが、全部覚えていなくてもいいなと思っています。自分自身の感情が動いたこと、印象的に感じたことだけ吸収すれば良いのかなと。

これ以外にもルールはあって『予定不調和こそ楽しむ、今日やらなくていいことは明日に延ばす、終業前に未読メールはゼロに、ノートは1冊にまとめる』などが思い浮かびますね」

***

スタッフそれぞれ、4つのルールをお届けしました。

ルールは言うなれば「美学」のようなもの。自らを縛るのではなく、立ち返る場所を示してくれるような存在に感じています。

みなさんは、どんなルールを大切にしていますか? ぜひこちらから、お教えいただけると嬉しいです。

それでは今日のクラシコムはここまで。次回もどうぞ、お楽しみに。

 

▼今日のクラシコム一覧はこちら
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