【スタッフコラム】バッグの中身はいつも少ないほう。
お客様係 市原
出勤、休日のおでかけ、旅行。どんな時でも荷物は少なめです。
とにかく荷物が重いのが億劫、余分なものは持ちたくない。そんな思いが強く、出かける前には、ささっとバッグの中身を整理するのが日課です。
基本の持ち物は、お財布・携帯電話・鍵・リップクリーム・ハンカチくらい。
そこに今日の予定をみて「電車に乗らないからヘッドフォンは不要」、「帰りにスーパーに寄るからエコバッグを」などと頭を巡らせ、バッグの中身に追加したり、前日に使ったものを取り出して、入れ替えをします。
こうしてヘッドフォンや常備薬など、普通ならバッグの中に入れっぱなしでも良さそうものも、いちいち吟味してしまうのです。
最小限にしすぎて、時に失敗もする。
▲傘と寒さ対策の荷物は特に失敗しがちです。
しかし、この荷物の最小限化が裏目にでしまうこともあります。
例えば、天気予報で夕方から雨マークの日。バッグに折りたたみ傘を忍ばせればいいものの、帰る時間まで天気は持つだろうから、きっと大丈夫!と出かけてしまい、結局間に合わず、雨に降られる。
本を家に置いていったら、出先で時間が取れて本が読みたくなり、本屋に駆け込んで、思いがけない小さな出費。さらには薄着しすぎて、途中で寒さに耐えきれずパーカーを買ってしまうという大きな出費。
最初から迷わず持っていけば解決するはずの小さな失敗は数知れず。
もちろん、旅行に行くときも性格は変わりません。
余分なものを削ぎ落としすぎて、服装は軽いワンピース。お化粧するのも最小限に留める。おしゃれ心よりも、身軽でいたい気持ちが勝ってしまうのです。
そして旅先の宿で朝、コテで髪を巻いたり、ベースからしっかりとお化粧をして身支度をする友人をみて「あぁ、私ももっとちゃんと持ってこればよかった」と後悔を抱くのです。
気分転換に、荷物を増やしてみたら。
荷物最小限派になった理由には、きっと自分が疲れやすく、体力がないのを認識しているから。重い荷物で疲れてしまったら嫌だな……そんな少しの心配から、この習慣が生まれたのかなと思っています。
しかし最近、気分転換の思いつきで「荷物に悩んだら、持っていく」を試してみました。
途中でリップを変えてみようかなと、バッグに2本忍ばせてみる。使わないかもしれないけれど、夜の寒さに備えてストールを入れておく。いつもなら置いていくものも、あえて持っていってみる。
そこで気づいたのは、荷物が増えても全く問題なかったということ。
大げさな荷物を増やしてるわけではないので、当たり前なのですが、自分の中の小さなこだわりを、小さく崩してみると、案外平気なものだなと悟りました。
なんでそんなにこだわっていたのだろう、と呆れるくらい。
そうそう、自分を縛りつけていたのは、自分自身なんだよな。荷物ひとつとっても、いつもの習慣からちょっと外れてみる、行動から先に変えてみることで、実は平気なことだったとわかったりもする。そんな小さな新しい発見でした。
そんなわけで、かな〜り小さな変化ですが、これからは「荷物は最小限」の性分は保ちつつも、「楽しむ余裕も持つ」を合言葉に行きたいなと思っています。
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