【僕のおやつ日記】猫に教わった、コミュニケーションと暮らしのヒント。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
我が家には、1歳を過ぎた猫の姉妹がいます。生まれて間もないころ家に来たので、もうすぐ1年。今日はこの一年で猫から教わったことについてのコラムです。
今まで猫を飼うだなんて全く考えていなかったのですが、ひょんなことから縁があり、保護された仔猫を引き取って今に至ります。
初めて会った時から今までずっと、とてつもなく可愛いのですが、可愛いだけでなく大変なこともありますし(ほぼない、可愛いから全部OKです)、命を預かっているので責任もあります。
猫のことをよく知らなかったので、初めの頃は本を読んだり獣医さんに話を伺ったりして基本的な知識を勉強しました。
その中で、猫は犬と違って比較的クールで、あまりベタベタ懐かず、自由気まま、という情報があり、僕自身も猫に対してそういうイメージでした。
ですが、実際に一緒に暮らしてみるとそのイメージはだいぶ違っていて、思っていたよりずっとコミュニケーションが取れるのが意外でした。
おもちゃを投げたら取ってくる、膝の上でお昼寝をする、ピーと鳴いて話しかけてくる、などなど。
お腹を丸出しにして撫でて欲しがっている時などは、本当は犬なんじゃないかと疑う時もあります。
余談ですが、猫について調べていたとき一番意外だったのが、猫と犬は「ミアキス」という同じ祖先から別々に進化した存在だ、ということ。
「イヌ」は人間とともに狩猟に出かけるようになって飼われるようになり、その数紀元前3000年頃のエジプトで、ヤマネコを穀物を守る番人として飼いはじめたのが人間とネコとの共同生活の始まりだと言われています。
※ミアキスはその後、トラやオオカミ、キツネやタヌキ、クマやパンダ、アザラシやアシカなどへ進化していったそうです。
そう考えると、ずっと人間と暮らしてきた歴史があるので、猫からしてもうまく人間とコミュニケーションをとる術を持っているのかもしれません。
とはいっても、言葉が通じない、生活スタイルも全く違う同居人なので、気持ちよく暮らしてもらうためにどうしたらいいのか、こちらも一生懸命考えます。
何が好きで何が嫌いか、嫌なことに対してどういう反応するのか、反対に嬉しい時は、など。なにせ言葉にしてもらえませんから、観察して推測するしかないわけです。
▲うちにきてまだ間もない頃。生後2ヶ月半くらいです。
そこまで考えて気づきました。
これは、何も猫とのことだけではないかも、と。
例えば、人間も、小さい時は言葉を話せませんし、言葉を話せるようになってもそれが本心かどうかはわからない。生まれ育った環境の違いで、全く別の価値観のもと生きてるかもしれない……。
もしかしたら、少しの観察や想像力が暮らしをスムーズにするヒントなんじゃないかと思いました。
猫と一緒に暮らしたこの一年は、驚きと発見に満ちていて、とても素晴らしいものでした。
共に過ごす時間がお互い幸せであるように、と思いながら、今日も鳴き声に耳を傾けています。
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