【僕のおやつ日記】】お菓子づくりの舞台裏。クッキーボックス裏話をご紹介します。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
本日より「木漏れ日のような特別なおやつ」クッキーボックスを販売開始しました。
「アーモンドココア」「メープルの絞り出し」「ココナッツクッキー」の3種を詰め合わせたこちらのボックスは、シンプルながらも練りに練った渾身の一箱。
今回のコラムは、そんなクッキーボックスの制作秘話を書いてみようと思います。
今回のクッキーボックスは、ふとした瞬間に木々の間から差し込む光がほんの少し心を暖かくするように、このクッキーがみなさまの暮らしに「ほっと一息」をもたらしてくれたら、という想いでつくりました。
食べたらおいしくて楽しい。かわいい箱が残るから食べ終わっても嬉しい気持ちが続く。
そんな風に、いつもの日常の中にふと心が軽やかになる瞬間を作ってくれる「木漏れ日のようなおやつ」を目指しました。
特に、「ココアアーモンドクッキー」は、お店をはじめた当時焼いていたココアクッキーの生地をベースにしているもので、OYATSUYA SUNの中でも歴史あるクッキーです。
このココア生地にはココナッツもよく合うので、アーモンドにするかココナッツにするかギリギリまで悩んだのですが、ほろっとしたココア生地に、サクッとした歯ごたえのローストアーモンドがとても相性が良く、最終的にはアーモンドが採用となりました。
ただ、ココナッツがたっぷり入ったクッキーも捨てがたく、同じボックスに入れたかったので、新たに生地を開発し、ココナッツクッキーも別に作りました。
こちらは、ココナッツミルクを加えた生地に、ココナッツの実の内側を削って乾燥させたもの(=ココナッツファイン)を限界までたっぷり入れた自信作。
ふわっと香るココナッツの甘さと、しっかりめの食感がとてもいいバランスでまとまっています。
「ココアアーモンド」と「ココナッツ」、この両者を繋ぐのが「メープルの絞り出しクッキー」です。
形状の違いから、自ずと上二つとは全く違う構成の生地になるのですが、素材はいたってシンプルそのもの。
バター、小麦粉、メープル、卵、アーモンドパウダー、塩、とたったこれだけの材料で仕上げています。
ポイントになるのは大きさと形。
絞り出した時に波のような形状のエッジがきっちり立っていると、口に入れた時にサクッ……っとした気持ちのいい食感になるんです。
気温やバターの温度、絞り出すときの手の体温など、色々な要素が影響するので、1日を通してなるべく一人の人間が作るように工夫をしています。
と、こんなふうに、自分たちの目指す理想を追い求めながら、素材の良さを活かし、少しでもおいしいと思っていただけるよう手を尽くした一箱となっています。
暑い夏が終わりを迎えつつあるこれからの季節、ふと見つけた木漏れ日のように、このクッキーボックスがみなさまの日常を彩る存在になったら嬉しいです。
▼コラムでご紹介したクッキーボックスの詳細やご購入はこちらのページからどうぞ!
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