【秋冬おしゃれの名脇役】シックから、カジュアルコーデまで。今日の主役は何にする?(ブラック編)
編集スタッフ 小林
少しずつ寒くなってきて、ようやく気分は秋冬モードに。
そんな季節の変わり目に、毎年お届けしている「秋いちボトムス」。どんなアイテムにも合わせやすく、とりあえずこれさえあればと思わせてくれる、いわば “秋冬おしゃれの名脇役” です。
そこでこの特集ではスタイリストの樽山リナ(たるやま りな)さんと一緒に、秋いちボトムスを使ったコーディネートをお届け。
後編ではブラックの着まわしを考えました。さまざまなシーンで活躍する「秋冬おしゃれ」の妄想を、お楽しみください。
20℃くらいの、秋晴れの日に
繊細なレースが引き立つ、大人の黒
まずは秋晴れが気持ちいい、お出かけする日の装いを。
今日の主役は、繊細な刺繍にひとめぼれした、レースのブラウス。
とっても素敵だけど、ちょっと甘すぎる?なんて心配も、このブラックパンツと合わせれば大丈夫。
細身のシルエットに、ほんのりマットな質感の生地のおかげで、程よく辛口な、大人に似合うシックなコーデに仕上がります。
もちろん、これだけでも十分にカワイイけれど、小物づかいでもっと気分を高めて。
今回はシルバーのフラットシューズと、クラシカルなバッグを合わせて、ちょっぴりアンティークな気分を楽しみましょう。
いつか行きたい美術館や、レトロな喫茶店、ウインドーショッピング。久しぶりの女子会にも、ぴったりな装いです。
15℃くらいの、少し肌寒い日に
ギンガムチェックで、とびきりチャーミングに
薄手の長袖だけだと、ちょっと寒い。だけどコートだとまだ暑いかも。そんな少し肌寒くなってきた日のコーディネートです。
主役にはギンガムチェックのトップスをチョイス。羽織にはあえてGジャンを合わせて、とことんカジュアルな気分を楽しみます。
とはいえこの組み合わせ、心ときめくのだけど、もういい大人だからなぁ……、という方。ご安心ください。
このブラックパンツは、カジュアルな装いも上品に見せてくれる効果が。ラフさは程よく残しつつ、やんちゃ感を押さえます。
相性が良すぎる故に、ともするとボーイッシュになりすぎて、大人の女性には取り入れづらく感じる「デニム × ギンガムチェック」の組み合わせ。
だけどここにポイントになる「差し色」をプラスすると、一気にチャーミングさがアップ。
カジュアルなだけじゃなく、ちょっと可愛らしさもある。大人だからこそ素敵に着こなせる。そんなコーディネートになりました。
10℃くらいの、アウターを着たい日に
ボアコートも、すっきり着こなすなら
もうこの寒さだとアウターなしで外に出られない、なんてときのコーディネート。
ぬくぬく暖かいベージュのボアコートには、相性のいいモスグリーンのニットを合わせてみたくなりました。
ボリュームアイテムを着ても野暮ったくならない、このパンツの技ありシルエットにご注目。テーパードがかった形は、ちらりと覗く足元をすっきりと見せてくれます。
実は内側にタイツを履きやすい仕様になっているので、防寒対策もバッチリ。
実はこのコーデ、人によっては「ちょっとマニッシュすぎるかも?」なんてことも。
そこで首元にスカーフをあしらうことで、ぐっとレディな印象に近づけました。
真冬は重たい質感のアイテムが多くなりがちですが、顔まわりにこういった艶のあるものを持ってくると、バランスもよく、華やかな装いに。
しかも首元が暖かいという、なんとも嬉しいおまけ付き。試さずにはいられないテクニックです。
・・・
ブラック編、いかがでしたか? こうして改めてコーデを妄想してみると、まさに万能という言葉が似合うアイテム。
色だけでなく、この生地とシルエットだからこそ、きれい目からカジュアル、マニッシュまで、どんなシーンにも対応できちゃう「名脇役」なんですね。
「モカブラウン」か「ブラック」か。はたまた2本ともなのか。こればかりはなんとも迷ってしまいそうですが、秋冬のおしゃれにも、ちょっとずつやる気が出てきました。
ぜひ皆さんの持っている「とっておきの主役たち」とも、組み合わせてみてくださいね。
photo:濱津和貴
styling:樽山リナ
(おわり)
もくじ
– 衣装協力 –
<20℃くらいの、秋晴れの日に>
レースブラウス¥28,000 ADIEU TRISTESSE、バッグ¥8,900 rapiecage(ナンバー吉祥寺店)、シューズ¥18,182 SUI
<15℃くらいの、少し肌寒い日に>
デニムジャケット¥12,000、半袖のギンガムトップス¥11,000 ともにNOMBRE IMPAIR(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア)、レースアップシューズ¥20,000 SUI
<10℃くらいの、コートを着たい日に>
ボアライナーコート¥52,000 JOHNBULL、ニット¥22,000 Shetland Woollen Co(グラストンベリーショールーム)、ミニバッグ ¥16,000 MARROW(シック)
※税抜き価格で記載
– 掲載アイテムのお問い合わせ先リスト –
ADIEU TRISTESSE https://adieu-tristesse.jp
rapiecage https://www.instagram.com/rapiecage.rc/
SUI https://www.instagram.com/sui_lab/?hl=ja
NOMBRE IMPAIR http://www.rolladex.co.jp/nombreimpair/
JOHNBULL https://www.privatelabo.jp/
グラストンベリーショールーム 03-6231-0213
MARROW https://www.marrowjapan.jp/
その他のアイテム スタイリスト私物
樽山リナ(たるやま りな)
大阪でフリーランスのスタイリストとして活動後、現在は東京を拠点に雑誌・広告など多方面でファッションやインテリアなどのスタイリングを手がける。プライベートでは、こだわり派3歳男子の母。うつわと相撲と美味しいものが好き。インスタグラムアカウントは(@taruyamarina)
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