【スタッフコラム】まさか、そんなに冷えていたなんて
編集スタッフ 寿山
秋が深まるにつれ、足元が冷えびえすることが増えてきました。リモートワークということもあり、目下どうやったら冬をあたたかく乗り切れるのか、地味に大きな課題です。
暖房は付けっぱなしだと肌が乾燥したり、顔がほてったり、あまり得意ではありません。
何かいい方法はないものでしょうか?
スタッフ間でも、よくそんな雑談をしています。
とくに足腰の冷えに敏感になったのは、ここ数年のこと。30代後半になってから不調を感じることが増え、これまで経験したことがないような頭痛や腰痛、とくにPMSが重くなってからクリニックに通いはじめました。
前から興味があった漢方医学に詳しい内科医のもとで、何十項目とあるチェックシートや問診、触診をへて「冷え症」と診断されたからです。
そんなに寒がりでも、手先が冷たいわけでもないのに冷え症だなんて。最初は信じられなかったのですが……処方された漢方薬を飲んですぐに体が温まる実感があり、飲み続けることに。
数ヶ月つづけての1番の変化は、生理痛を感じなくなったこと。
以前は毎月ではないにしろ、腰痛や腹痛に悩まされていました。きっと多くの女性が経験しているだろうし、多少の痛みは当然のことだと、ずっと付き合っていくものだとさえ思っていたのです。
ところが主治医いわく、痛みを伴う月経は、多くの場合「冷え」が関係しているそう。ご自身も若い頃から冷えに悩み、西洋医学だけでなく漢方や東洋医学を学びつつ、冷えに紐づくさまざまな症例に向き合ってこられたといいます。
母よりも年上かな?と思われる女医さんで、冷えに悪いことはダメ、良いことはぜひ取り入れなさい!と、いつも歯に衣着せぬ物言いで、まるで祖母にたしなめられているような。嘘がなく、あたたかい厳しさというか、それがまた心地よくて通い続けることが出来ている気がします。
それなのに夏の間にうっかり体を冷やしてしまい、漢方薬の飲み忘れも増えて、秋口に久しぶりの腹痛に襲われました。診察でその話をしたら一喝するように「足首を出しちゃダメでしょ」と先生。
大反省して、その直後にウールのレッグウォーマーと、人生ではじめてじゃないかと思えるくらいモッコモコの、ルームブーツを買いました。起きたらすぐにこの2点セットを装着すれば、今のところ無敵な気がしています。
たまに姿見に映るモッコモコの物体にまだ目が慣れなくて、わわ!!となることも多いのですが(笑)
何はともあれ、私の場合は冷えない工夫を続ければ痛みから開放されるし、冷えれば痛むことが身に染みてわかったので、この冬もゆるっと続けられる対策や知恵を増やしていこうと思っています。
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