【スタッフコラム】いつものカフェの、いつもの席で
編集スタッフ 岡本
リモート勤務の日のお昼ご飯は、朝ごはんの残りや買ってきたパンなどかんたんなもので済ますことがほとんどです。
でも週に一度は気分転換も兼ねて、歩いて5分ほどのカフェに行き、サンドウィッチを食べるのが定番になってきました。
そのチェーン店のカフェはわりとどの街にもあって、特別落ち着ける雰囲気だったり、名物のパフェなんかがあったりするわけじゃないけれど、私はこのお店が好きなのです。
いつも決まって同じ席に座って、いつも同じサクっとした食感のサンドウィッチとオレンジジュースを頼みます。
偶然にも、以前、毎日通勤していたオフィスの近くにもあり、当時からよく行っていたからか、なんとなく出勤気分を味わえるのもいいところ。
このカフェの統一された方針なのかもしれませんが、オフィス近くの店舗も今通っている店舗も、店員さんたちの動きが素早い。とても手際がいいんです。
テキパキと働く姿を見ているとなんだか清々しい気持ちになれるので、私の選ぶ席は一番入り口に近いレジカウンターの前。一人掛けのこぢんまりとした椅子です。
注文するとすぐに出来上がるので、食べる時間を含めてもその場にいるのはほんの20分ほどですが、働く様子を見ながら温かいパンと爽やかな甘みのジュースを飲んでいると、午後も頑張るぞ〜と、お腹の底からエネルギーがたまってくる感覚に。
ほぼ毎日顔を合わせていた同僚とも、ふだんはパソコン上でのコミュニケーションが主。実家の両親とのテレビ電話を介したおしゃべりだって、私も息子もすっかり慣れました。
気付けば1週間のうち、同居している家族以外と話したのはオンラインだけだったかも、なんて日々が続いているので、言葉はなくともこうして目の前で誰かの気配に元気をもらう瞬間を求めていたのかもしれません。
きっと店員さんたちは私の視線なんて気に留めていないだろうけれど、ちょっと背筋を伸ばすきっかけをくれる人たちが、自宅から数分の場所にいることにありがたさを感じています。
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