デザイナー波々伯部

こんにちは。デザイナーの波々伯部です。

本日は当店オリジナルブランド「NORMALLY」から初めてのニットアイテム、マフラーをご紹介します。カジュアルな装いからビジネスシーンまで、男女問わずどんな時もつい手にとってしまうようなものができました。

さっそくご紹介します。

 

暖かさと軽やかさどちらも叶える「ウール100%」

マフラーと一言で言っても、素材だけでもいろんな選択肢があります。ニットであればカシミヤやウール、アクリルなど、特徴も風合いも様々。それに加えて近年はダウンやフリース素材など使ったものも見られるようになりました。

そんな中からNORMALLYとして素材に求めるポイントは軽さ、肌触りの良さ、程よい上質感。

それらを叶えるため、いろんな素材サンプルを触りながら行き着いたのはウール100%。定番中の定番、でありながら「これだ！」と思えるものが見つかりにくい素材でもあります。

ウールと聞くと、その独特のちくちくとした肌触りや重さをイメージする人もいるかもしれません。ところがそのイメージを感じさせない糸との出合いがありました。

ニットの風合いには糸の細さが大きく影響します。今回選んだ糸は、ウールでありながらカシミヤと同程度の細さの原毛を使用。そのおかげで軽くて柔らかな風合いを実現できました。

気になりやすい首周りのちくちくした肌触りについても、社内の敏感なスタッフ数名に試してもらい「これは気にならない」との声も決め手に。

細い糸特有のふわふわした毛羽立ちを抑える編み地に仕立て、見た目はドライな印象でありながら着けると柔らかくて心地よく。リブは細めで上品に、でもしっかりと畦を出してコーデのアクセントにもなるように。シンプルながら絶妙なバランスのマフラーに仕上がりました。

 

“ループに通すだけ” で品よく決まります

巻き方はループに通すだけ。

鏡の前で形を整えたり、長さのバランスを気にしたり、そんなストレスがないよう全体の長さやループの大きさを調整しました。電車や室内の暖房で暑く感じた時にさっと外せるのも結ぶ必要がないからこそ。

ループの縫い目は表に出ず、スッキリとした印象なのでカジュアルな装いだけでなく、スーツやジャケットなど幅広いシーンで使っていただけます。

 

カラーは2色。差し色にはパープルを

色は定番のライトグレーとニュアンスのあるパープルの２色。

紫、と聞くと少し合わせるのが難しいイメージがあるかもしれませんが、意外と秋冬の定番色、黒やブラウンなどに合わせやすいんです。

▲淡い色と組み合わせてみても

青みを抑えた、深いバーガンディーやワインレッドに近い紫で、特にNORMALLYのラインナップにも多いグレー系の色とは相性抜群。

本日再入荷したライトジャケット、テーパードパンツとのコーディネートにもおすすめです。

まだまだ寒暖差のあるこの季節、小物から秋冬支度を始めてみてはいかがでしょうか？

▼マフラーはこちら

▼ライトジャケット＆テーパードパンツはこちら

model：KIKI、安井達郎（バークインスタイル）
photo：清水奈緒（3,7枚目以外）
styling：野崎未菜美（3,7枚目以外）
hair&make：宇津木明子

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