店長　佐藤

ワンピース：marimekko
ネックレス：petite robe noire
ブレスレット：fredy
カゴバッグ：Foxey
シューズ：ing

気分をあげてくれるだけじゃない、
勇気づけてもくれるワンピース。

子供の頃、はじめて「一張羅（いっちょうら）」という言葉を聞いた時「なになに？なんのこと？」と頭のなかが「？？？」でいっぱいになったのをよく覚えています。

「一張羅」という言葉に特別な日のための晴れ着という意味が含まれていることを知ってから、ここぞというタイミングが訪れると「それ、お母さんの一張羅だね！」なんて得意気になって使ってみてたなあ。

母から「あら、友子、一張羅なんて言葉よく知ってるわね」なんて返されると、エッヘンとなったり（笑）、懐かしい思い出です。

そんなわたしに、一張羅を欲するタイミングがわりと最近訪れました。大勢の人前に出て話をしなければいけないという機会がやってきたからです。

壇上でそれなりに映えそうな洋服を着ていくことも、主催者の方へのひとつの礼儀でもあるのかなと思って、何を着ていこう？と考える…悩む…

結果、真っ先に向かったのはmarimekkoのショップでした。

ショップで出合って一目惚れしたのが、冒頭の写真のワンピース。

わたしがiPhoneケースでも愛用している『Siirtolapuutarha』というシリーズです。

「一張羅だ、ここは奮発するしかない」と言い聞かせて買いました。

写真で見ると、かなり奇抜な絵柄に見えるのですが、着てみるとそれがそうでもなく案外馴染むうえ、地味な顔立ちを少しばかりフォローしてくれる心強ささえ（笑）

当日は緊張しすぎてどうにかなりそうでしたが、このワンピースを着たおかげか、いつもより気持ちが大胆になり、なんとか役目を果たすことができました（ホッ）。

洋服の力ってすごい！

わたしにとってmarimekkoのワンピースは、テンションを上げてくれるだけでなく、背中をそっと押して勇気づけてもくれる存在みたいです。

 

普段使いに買ったのに
なかなか普段持ち歩けてないカゴバッグ。

さて、ちょっと余談ですが、このカゴバッグ。

もう何ヶ月も前に買ったのに、たった一度しか使えていない。

Foxeyというブランドのものですが、たまたま立ち寄ったリサイクルショップでとってもお買い得なお値段でゲットしちゃいました。

わたしの場合、このブランドというこだわりがあまりなくて、色や素材・フォルムが好きという直感にしたがって買い物をすることが多いので、このバッグも「買う！」と決めた後でブランド名を知りました。

カゴバッグとは言っても持ち手や蓋のところが革なので、これなら普段の仕事着にも、ちょっとフォーマルな場にも合わせられそうと思ったのが直感に火がついた要因。

なのに、いまだ、たった一度しか使えていないというこの悲劇！「直感の成果よ、どこへいったー」という感じですよね（笑）

そんなわけで、ただいま、街を歩くとカゴバッグを持っている人ばかりに目がいってしまう…

その日のファッションのアクセントに、さらりと持ちこなしている人を見ると羨望のまなざしで見つめています。

カゴもカゴバッグも大大大好きだから、自分たちのお店でも積極的に扱おうとしているというのに、お店で扱うのと自分が上手に持ち歩けるかというのは別問題らしい。

「この夏はカゴバッグ持ちをマスターする」ファッションにまつわる小さな目標が今、わたしのなかでメラメラと燃え上がってます。

 

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