COLUMN
【あの日のコラムを振り返る】子どもの発熱にドキッ。深夜に書いていた、ある日の原稿。
店長 佐藤
文 店長佐藤
深夜に書いていたらしい、あの日の原稿。
メルマガを配信する日の朝一番に書くことが多い、ミニコラムの原稿。
『書いた』⇒『送る』までの時間差がほぼない、フレッシュなコラムをお届けすることがわりと多いんですね。
でも、この『振りかえる』企画のためにバックナンバーを遡っていたら、ちょうど今から一年ほど前のある日、めずらしく『書いた』のは前日の深夜だったという原稿が出てきました。
－ 2014年7月17日 配信 －
タイトル「小さな危機察知能力」
実は今日のコラムの原稿、メルマガ配信の前夜、ただいま深夜に書いております…
いつもはメルマガをお届けする当日の朝、出勤して一番に取りかかるのがこのコラムを書くこと。
大体はコーヒーをすすりつつ、その日のお天気やなんとなくのテンションみたいなのを感じながら、今日はなにを書こうかなぁとスタートします。
ところが今週は、息子が夏風邪をひいてしまいまして、もしかしたら明日も保育園に行けないかも、、、念のため前の日にコラムの原稿を仕上げておこうと。
そんな事情から深夜の執筆です（汗）
子供との生活と仕事というものを同時に両方見守っていく状況になってから、早いもので数年が経ちました。
最近ふと思ったのですが「あ、このご機嫌ななめな感じ、なんか熱とか出しそう」とか「今週何曜日のこの大事な予定あたりで万一なにかあったら困るから早めに取りかかって保険をかけとこう」といった小さな危機察知能力？とでもいうようなものが、数年前より多少は高まっている自分に気付きました。
そのおかげで、色々なことをできるだけ前倒しで考えたり、前倒しで進めておく特訓を受けているような気もします。
ただ、小さな危機をできるだけ早めに察知して、そのために思いつく手を打ってもそれでもどうしようもないことも多々。
仕事のスケジュールを変えざるを得ないこともあります。
そんな時は「あちゃー」「はあー」と深いため息をついてしまいそうになることもあるのですが、こういう状況の時こそ、こんな私でも何とかこなしていけているのは多少高まった危機察知能力のおかげとかではなくて、そこは周囲の協力のおかげであると痛感します。
周囲の理解や協力に甘えすぎず、でも時に素直に甘えさせてもらってきちんと感謝してっていうちょうどいいバランスをとるのはなかなか難しいなと感じることも。
これは会社という一つのチームに一員として気持ちよく属し貢献していくために、これからも引き続き模索していきたい個人的テーマです。
（このコラムは2014年7月に配信したものです）
編集後記
あの日のコラムを読んで思うこと
— 夏も冬も心配な子どもの体調 —
仕事中に携帯が鳴って、着信をみたら保育園からという時、どうしてもビクッとしてしまう。
ここ数日、鼻水を垂らしはじめたなぁと思ったら今度はゴホゴホと咳をし始めた・・・あぁー、もしや風邪引いてしまったかな？という時、何ともいえない心配な気持ちが襲ってくる。
とっても心配なのに、なぜかその直後すぐに頭のなかで確認してしまう今週の仕事の予定。
もし、数日お休みさせることになったら、あの予定はこうしよう、あの打合せは変更してもらわなきゃ。
きっと、こうした経験をされている方が沢山いらっしゃるのではないかと思います。
ウイルス性の胃腸炎がはやる冬から春を乗り越えると、毎年ちょっとホッとするのですが、夏は夏で急な高熱を出したりとまた色々あるものですよね（汗）
結局、一年じゅう何となくハラハラしているわけですが、そのハラハラ状態が切れ目なく続くからか、親として仕事人として少しずつ成長させてもらえている気もしています。
上のコラムに書いた「小さな危機察知」や「やるべきことの前倒し」も恐らくそのひとつ。
子どもの急な体調変化は「あちゃー」となるし大変でもあるけれど、それによって少しだけ逞しくしてもらったり、周りの人のありがたみが分かったり。
大変なことには「いいこと」や「学び」がちゃんとセットになっているんだなぁ。
一年前に自分が書いたコラムを読みかえして、そんなことを思いました。
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