【店長コラム】「読みもの」のこれからを話し合ったランチミーティング。
店長 佐藤
文・写真 店長佐藤
「読みもの」のこれからを考える。
「読みものが楽しみで毎日サイトを訪れていますよ」
”誰かを楽しませることができたら”という願いの塊(かたまり)みたいなわたしたちにとって、こうしたお客さまからのお声は『企画する』『書く』の原動力になっています。
でも、同時にいつも考えていることは「まだまだ、まだまだだ… 」という課題感やフラストレーション。
昨日よりは今日、先月よりは今月…そんなふうにして少しずつ読みものを充実させていこうと取り組んでいますが、今後さらにボリュームや質などに手を入れていきたいと模索しているところです。
取り上げるテーマの幅についても広げていきたい。
じゃあ、実際どういうふうにチームを動かしたら実現できる?リソース配分は?
そのあたりを話し合いたくて、つい先日、エディトリアルグループのマネジャーである齋藤と、読みものの編成を担当している津田と3人で、ランチミーティングを決行。
こんな編成表があったりもします。
ミーティングの中心にあったのが、上の写真の『読みもの編成表』です。
カレンダータイプのものは、一見するだけで◎月◎日に何本の読みものが上がって、内容は何か?ということが分かるので、シンプルな仕組みだけどとても助かっているツールのひとつ。
もうひとつは、更新される予定の読みもののカテゴリーやジャンルがかぶってしまっていないか?など全体のバランスを確認するためのシート。
なあんて自分が作り出したみたいに書いてますが、実はこのあたりの編成表は、エディトリアルグループのスタッフ津田の提案から誕生したものなんです。
この仕組みができるまで、恥ずかしい話でもあるのですが…
「今日、一本しか読みものが上がらないことが発覚!」とか「気づいたら、更新される読みものがどれも食べもののハナシでした」みたいな報告が当日やってきて調整にあたふたなんてこともあったんですね。
仕組みというものはシンプルであればあるほど安心感を与えてくれるものであること、シンプルなもので機能するのであれば面倒がらずに速く導入すればよかった、というかもっとスタッフを頼ろう、など学びの連続です。
「とりあえず、あそこに行こう」と思ってもらえる場所に。
(ベーグルプレートがミーティングのおともでした)
「とりあえず、あそこに行けば何かある」と思える場所が、きっと人それぞれにあると思うんですが、わたしにもあります。
それは近所にあるセレクトが好みの本屋だったり、行きつけの喫茶店だったり。
とりあえず、あの本屋に行けば何らかのインスピレーションをもらえる、楽しいアイデアをもらえる。
とりあえず、あの喫茶店にかけこめば美味しいコーヒーが飲める。ホッとゆっくり寛いで考え事ができる。
欲張りな願いかもしれないけれど、うちのお店もそんなふうに誰かにとっての本屋や喫茶店みたいな存在になりたい。
「とりあえず今日も行っちゃおう」「あそこに行けば何かあるでしょ」となるような場所に。
そのために、これから取り組めることって何だろう?
うちのお店の発信の得意不得意があるとして、得意はもっと伸ばし、不得意にも向き合ってチャレンジを続けたい。そんなふうにミーティングでも話し合いました。
ある時期を境にした劇的な変化ではなく、気づいたら「あれ?前よりも面白くなってるかも?」くらいにジワジワと変わっていけたら。
ぜひ心の隅っこのほうで、ジワジワとした変化を楽しみにしていただけたらうれしいです。
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