【店長コラム】真夏のお花えらびの自由度アップ♪スプレー菊をつかったアレンジに挑戦してみました。
店長 佐藤
文・写真 店長佐藤
お盆休み中、部屋に飾るお花に迷う。
明日から数日間の夏休み。お休み中は家にいる時間も増えるので、花もたっぷりと飾って気分よく過ごしたい。
張りきっていつもの花屋に行くと「あれ?今日は何だかいつもよりお花少ない?」となりました。
花屋の店主さんも「そうなんですよ、お盆前はね、どうしても菊が多くなるし、市場もお休みに入る前だからね、出回る花の種類も限られてきちゃって」と。
そうですかー、いや、そうですよね。
でもその時、花屋に並ぶ菊を見て思い出したんです。「そうだ、こんな時こそあの記事を参考にすればいいんだ」と。
あの記事とは、もう5年ほど前になりますか、わたしとフラワーアーティストSOCUKAさんとで企画した『花屋のまかない』という連載のことです。
この時季こそ参考にしたい『花屋のまかない』アレンジ
(「花屋のまかない」第9話の写真)
連載『花屋のまかない』にこんな記事がありました。
この記事の中でSOCUKAさんがこんなことを書いておられました。
「年間を通して大体見かけるお花は、日本だとやはり『菊』でしょうか。でも、『菊』というだけで仏花のイメージがついて回ってしまい、あまりいいイメージを持たれていないんですよね。確かに輪菊や小菊は仏花から切り離すのは難しいのですが、ピンポンマムと呼ばれる丸いものや、スプレーマムと呼ばれるスプレー咲きのタイプは種類も豊富で実は結構かわいいんですよ♪」
普段はわたしも積極的には選ばない菊の花。
でも、せっかくだから「菊」との距離を縮めてみたい。よし、自分なりに夏らしいアレンジに挑戦してみよう。そんな気になりました。
そこで一番に選んだのが、スプレー菊の束。
こうしてマジマジと見てみると、ポンポンとした形がなんともかわいい。
このカラフルなスプレー菊と一緒にアレンジしようと買ってきた花材は下の写真のとおりです。
左から→スプレー菊、トルコ桔梗、ブラックベリー(赤い実)、ビバーナムティナス、クジャク草
SOCUKAさんの言葉を思い出しながら、特にスプレー菊は葉っぱが多く付いているので、アレンジメントの印象をスッキリとさせるためにも丁寧に取り除いていきます。
OYATSUYA SUNのグラノーラの空き瓶を花瓶に見立て、なかなか気持ちが明るくなるようなアレンジが出来ました。
さらに上のほうから見下ろしたのが下の写真です。スプレー菊はトルコ桔梗や小さな実モノとも相性がいいんだという発見もありました。
「わたし」と「菊」との距離は今回の挑戦でグッと縮まり、今までよりは仲良しになれたかな?
お花をセレクトする時の選択肢も広げられたような気がしています。
それにしても、あらためて思いました。
『花屋のまかない』でSOCUKAさんから本当にためになることを沢山教えてもらったのだなあと。
5年経った今も、確実にわたしのお花ライフを楽しいものにしてくれています。
やっぱりどんな時もお花がなくちゃ。またしても、本気でそう思ったのでした。
◎以下バナーのリンク先より『花屋のまかない』をご覧いただけます。帰省や旅行の移動中、クーラーのきいたお部屋でゴロゴロなんて時に、ぜひ読み返してみてください。
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