【店長コラム】座右の銘「よく育つものは、ゆっくり育つ」を思い出させてくれる、球根の水耕栽培。
店長 佐藤
昨年のちょうど今ごろ初めてチャレンジした球根の水耕栽培。
ヒヤシンスの球根を2つ買ってきてチャレンジしたのですが、花が咲くところまでもっていけたのはそのうちのひとつだけでした。
「今年こそは!」と気合いも入れなおし、球根の育て方ももう一度おさらいして、ただいま再チャレンジ中です。
球根ベースも揃え、球根の育て方も復習。
球根ベースも今年は専用のものを買い揃えました。当店でも取扱いをはじめ大変ご好評いただくことができているガラス製のもの。
実は、自分も欲しくって球根が出回るタイミングにあわせて販売をスタートしたくらいです……。
ちなみに今年もヒヤシンスの球根を2つ、同じように育ててみることに。どうか2つとも花を咲かせておくれーという気持ちで。
フラワーアーティストSOCUKAさんに教えていただいた球根の水耕栽培で気をつけるべきポイントもしっかり復習しました!(球根の水耕栽培ってどうやるの?)
チャレンジ開始から一週間でこんなに根っこが。
根っこはこのとおり、数日で勢いよく伸びはじめました。
水を添えて、環境を変えただけなのに、ついこの前までお花屋さんでゴロゴロと箱のなかに転がっていた球根とは思えないほどの生命力を感じます。
およそ一ヶ月ほど経った今では…
ちょうど一ヶ月ほど経った今では、すっかり根っこが花瓶の底につき、とぐろを巻き始めています。
今はまず芽が出るのが本当に待ち遠しいところ。芽が出るまでは暗い場所にということなので、まだ玄関でひっそりと待機中。
座右の銘「よく育つものは、ゆっくり育つ」を思い出す
【仕事の場面】
・成果が出るまで長い時間がかかる場合、根気よく粘り強くプロジェクトに寄り添って手を動かし続ける
【育児の場面】
・子どもの成長を「ほかの子と違うんじゃ?」と不安がったり焦ったりせず、じっくり見守ってあげる
自分に言い聞かせて意識していないとこの両方ともが、ときに難しく感じることがあります。それはわたしの、わりと「せっかち」という性格に起因しているのかもしれません。
でも球根の水耕栽培もそう、種まきをしてハーブを育てたときもそうだったんですが、思うように早くは芽が出てくれない。花を咲かせてくれない。
「まだかな、まだかな」と痺れをきらしそうになることもあるけれど、それが「せっかち」な自分にとって新鮮なインプットになっているのもまた事実だったりします。
わたしが大好きな言葉に「よく育つものは、ゆっくり育つ」というのがあります。20年ほど前に知った言葉ですが、以来座右の銘にしているほど。
日頃の仕事や育児では座右の銘であることなんてすっかり忘れちゃってることも多いんですが、植物の生長と身近に触れあったとき、いつもこの言葉の意味を思い出します。
そうだ、よく育つものはゆっくり育つんだ。ゆっくり育つから、きっと強いものになる。仕事で分かりやすい成果を出すことも、子どもの成長を見守ることも焦るな、焦るなと。
今年も球根の生長に寄り添いながら、再び、この言葉の意味を自分の胸に刻んでいます。
◎コラムに登場したアイテム◎
ガラス製の球根ベース(Sサイズ)
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