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程よくきちんと、程よくゆるり

この1着でどこまでも。

大人の普段着、夏のセットアップ

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コーディネートやバランスを気にせず、着るだけでなんだかいい感じになるセットアップ。

様々なタイプのものがありますが、今着たいのは、心地よく過ごせて、そわそわしないおしゃれが楽しめるもの。それから「今日の私、ちょっといいな」と思えるものです。

そんなセットアップを、日々のコーディネートを紹介したブログが人気の金子敦子さんと一緒に考えてみました。

上品なサルビアブルー

色はパープルがかったブルー。夏に咲くサルビアの花に似ているので「サルビアブルー」と名付けました。

夏の日暮れの、涼しい風が吹く時間帯の空も、まさにこんな色。

気分の上がるサルビアの色と、ほっとする夕暮れの色。どちらの雰囲気もあわせ持つこの色なら、夏のセットアップにピッタリだと思いました。

またパープルが少し入ることで、いろんなタイプの肌色に映え、落ち着いて見えたのも決めてになりました。

普段のお出かけから、ちょっといいレストランへもこの1着で。合わせる小物次第で、おおらかに楽しめます。

ふんわりフレア。
肘まですっぽり長めの袖丈

「なんとなく二の腕が出しにくくなっちゃって。夏でも袖丈は肘まであると安心できるようになりました」という金子さんと、軽く、涼しく、すっきり着られるデザインになるよう、検討を重ねました。

袖口は下に向かって広がるフレアシルエットにすることで上品な印象に。身幅もゆったりさせてバランスをとり、肩周りはすっきり見えるドロップショルダーにしました。

肘まであることで、日差しが直接肌にあたった時の痛いような暑さを軽減できますし、体と生地の間を風が抜けるのも過ごしやすさにつながっています。

とはいえ更に暑くなれば、少しでも涼しくしたいもの。そんな時は袖を大きめに折り返してください。

このバランスも、とっても素敵ですね！ こうすることで初夏から残暑まで、長くご着用いただけると思います。

気の利いたディテールを散りばめて

首元は、開きすぎず詰まりすぎずな塩梅に。伸縮性はありませんので、後ろに深めのスリットをいれました。

脱着しやすく、ちらっと肌がのぞくのも夏っぽく感じられます。

「どこかにキラッとしたポイントをいれたいじゃない？ 」と金子さん。

ボタンは夏らしい脚付きの貝ボタンで、キラッと可愛く。

裾のステッチ幅が広いのもこだわりのポイント。

サイドスリットは前だけインも素敵です。

とことんゆったり、おしゃれに涼しく

ボトムスは、スカートのようにも見えるフレアパンツ。裸足にサンダルはもちろん、靴下を合わせた時も軽やかに見えるアンクル丈です。

はき心地はゆったりでも、見た目はすっきり着られるように、フロントはボックスタックにしました。

総ゴムよりもお腹周りが気にならず、トップスをインした時のアクセントにもなります。

ゴムになっているのは後ろ部分のみ。サイズが大きい場合は、ウエストのリボンで調節してください。

ギャザーのボリュームを最小限におさえているので、腰回りがもたついて見えないのもささやかな自慢です。

トップスとボトムス、1枚でも着回して楽しめる

こだわりの詰まったアイテムだからこそ、トップスとボトムスを別々に着回して楽しむことができるんです。

そこで、それぞれの着回しコーデを金子さんにご提案いただきました。

合わせるボトムスは

「ゆったりシルエット」がおすすめ

「私の定番はサーカスパンツ。色々なパンツで試してみましたが、持っているものの中ではこれが一番ハマりました。

テーパードやストレートを合わせる時は、ピッタリしたものよりややゆったりめを選ぶと良さそうです。

カラーは二色でまとめてスッキリと。トップスと小さなエコバッグのブルーをリンクさせるのがポイントです」

色を入れるなら黄色がおすすめ

「少しだけ個性的な色あわせでウキウキしたくって！ シルエットは上から下まで自然なAラインになるように意識しました。

同じコーデでも、レザーシューズを合わせるときちんとしますし、スニーカーでも手抜き感のないコーデになりますよ」

色合わせに迷った時、金子さんはカラースケールを参考にするのだそう。イエローは補色になるので相性ばつぐんです。

涼しく過ごせる綿麻素材

生地は、暑い日でも涼しく過ごせる綿麻素材をセレクトしました。

綿を配合することで麻特有の重さを軽減し、軽やかな仕上がりになっています。

ノンアイロンでナチュラルな風合いを楽しむなら、ゆるめに脱水をかけて形を整え干してください。きちんと感を出したい時はアイロンでパリッとさせて。

そんなふうに、シーンや気分に合わせてお楽しみください。

選べる2サイズ。スタッフ5名が着心地をリポートします

サイズはS〜M、M〜Lサイズの2種類をご用意しました。

▽目安の身長
S~M：160cm以下
M~L：155cm以上
※Mサイズ対象（身長155〜160cm）の方は、2サイズの中からお好みでお選びいただけます。

身長160cmの金子さんは「M〜Lサイズがぴったり」とのこと。

サイズ選びに迷われましたら、身長別5名のスタッフが着てみた「着用レビュー」も参考にご覧ください。