北欧ならではの品位と清潔感をまとった「Swedish Grace」の食器たち。

当店でもロールストランド社のヴィンテージを沢山ご紹介させていただいていますが、こちらはそんなヨーロッパで2番目に古い歴史を持つ陶器窯であるロールストランド社において今なお生産され続けているロングセラーシリーズ、Swedish grace（スウェディッシュグレース）のテーブルウェアとなります！

Swedish grace（スウェディッシュグレース）は、Louise Adelborg（ルイーズ・エーデルボーグ）というデザイナーによって1930年に「ストックホルム・エキシビジョン」で発表され、以来スウェーデンのテーブルウェア界で不動の地位を築いたとも言われている真のロングセラー。

デザインのモチーフは夏のそよ風に揺れる麦の穂です。穀物は豊かさ、自然のシンボルと考えられていたようです。



食器に刻まれている繊細な模様を眺めていると、北欧ならではの夏の時期の湿気の少ない心地良いそよ風にサワサワと揺れる麦畑ののどかな風景が浮かんできます。そんなのどかな風景を女性ならではの感性で捉えデザインに反映されているからか、本質の部分に優しさを感じるテーブルウェアだとつくづく思います。

色のこと。スカイブルーについて。

Swedish graceが展開するブルーには３つの種類があり、アイスブルー、スカイブルー、シーブルーとなっています。スカイブルーはその名の通り、真っ青な空の色。

寒くて長い冬とは対象的に、北欧の夏はまた本当に気持ちのよいものです。空はどこまでも青く、白い雲がそよそよと浮かんでいます。味わいのある古い建物の隙間から見える夏の真っ青な空や、公園に広がる芝生のグリーンと青空の美しいコントラストなど、空にまつわる心地よいイメージがリアルに浮かんでくるような爽やかなお色の食器たちです。

個人的にもSwedish graceの食器たちに出会って、これまで以上にいちだんと北欧のブルーが大好きになりました！

マグカップについて。

Swedish graceの中でもこうしたカップ類のアイテムは、モチーフとなったそよ風に揺れる麦の穂のイメージを存分に堪能させてくれるように思います。カップ全体にグルリと繊細な模様が刻まれており、個人的にはカップを持ち上げて目の高さにまで持ってきて、目の前に麦畑の風景が広がっているような錯覚を楽しむのがお気に入りです。

緩やかな曲線を描いたフォルムがとても伸びやかでスマートで、その佇まいには溜め息が出てしまいます。手に取った時の持ちやすさも優れもので、つい手のひらで包みこみたくなる衝動に駆られるほどです。サッと手に取れて、しかも見た目でも心を潤してくれるので、パソコン仕事をしながらいつも傍らにこのマグカップに注いだお茶を置いておきたいなと思いました。

Swedish graceのカラー展開はどの色も本当に清潔感に溢れ、優しくって、組み合わせ易いので、他カラーのマグカップとコーディネートして数客をテーブルに並べても、驚くほどにマッチしてくれます。同じカラーを組み合わせることでの統一感、潔さは勿論なのですが、違うカラーと合わせることでの魅力も相当なものです。お好みや暮らしのスタイルに合わせてコーディネートを楽しんでいただければと思います。



Swedish Graceの魅力は豊富なカラーバリエーションと、優しいニュアンスカラーです。色選びや異なる色とのコーディネートに迷ったらぜひコチラの特集も参考になさってください♪

インフォメーション

生産国	made in Indonesia
メーカー	Rorstrand/ロールストランド社
素材	磁器
サイズmm	【容量】300ml　【サイズ】開口部Φ90×Ｈ85
状態	新品（未使用）
電子機器	食洗機OK！電子レンジOK！オーブンNG！
備考	材質の特性上、製品によっては製造工程で生じた極小の黒点や極小のコキズが見られる場合がございます。ここでご紹介する商品はメーカーの品質基準をクリアし、日本国内の正規代理店の検査基準を満たしたものであり、更に当店にて最終検品を厳正に行ったものとなっております。

Rorstrand /ロールストランド社について

ロールストランド社は1726年にスウェーデン王室御用達の釜として創業した、ヨーロッパで2番目に古い歴史を持つスウェーデンの陶器メーカーです。「ノーベル賞」の授賞式後の晩餐会で同社の食器が利用されているのも有名な話です。2001年～フィンランドのイッタラの傘下となりましたが、その後もロールストランドブランドを存続し格式高い製品を生み出し続けています。

Louise Adelborg / ルイーズ・エーデルボーグ

ルイーズ・エーデルボーグは、コンストファック（スウェーデンの有名な美術工芸大学）の教師の資格を持っていましたが、彼女が31歳の時にロールストランドのデコレートデザイナーとなりました。1920年代の終わりからはディナーウェアのデザインを始め、彼女が手掛けたSwedish Graceのテーブルウェアは1930年に発表され、デザイナーとしての名を世に知らせることとなりました。