vol.37「暮らしに寄り添う、わたしの革小物」

暮らしノオトとは、当店が発行するリトルプレス。

お届けする荷物といっしょにわくわくをお届けしたい！　そしてお客様と暮らしのことを共有できたら、とスタートしました。

今号のテーマは、「愛用している革小物」。

今回は、革のプロと言える方々に、愛用の革小物を見せてもらい、その楽しみ方に迫りました。また、革製品のお手入れについても詳しく聞いていますよ！

いつも自分の「欲しい」が作品の原点 – 革作家・華順さん

お一人目の華順（かじゅん）さんは、革作家としてご自身の名前のブランドで、作品を発表し、ライフスタイルショップなどで販売、また不定期で年に数回個展やグループ展をしています。

アトリエに伺うと、本当に日々使っているという革小物たちに出会えました。バッグ、カードケース、お財布……なかには、カット前の革が積んである一角も！

いちばん長くつきあう15年ものの財布から、お気に入りの革靴まで、いろんなものを見せてもらいました。

惚れ込んだ靴ともに、革をいとおしむ日々 – NAOT JAPAN

二組目は、ぽっこりと丸みのある、自然体のデザインで、履き込むことでより足になじむ革靴が人気の「NAOT」。この靴を輸入する会社のスタッフさんなら、靴以外にも愛用の革小物があるに違いないと、東京・蔵前にある直営店を訪れました。

迎えてくれた3人の方々。代表の宮川さん、スタッフの奥口さん、アルバイトの田中さんがそれぞれ見せてくれた革靴やお財布、バッグはどれも使い込んで、いい風合いになっています。


みなさん、革を育てる気持ちで靴や小物と接しているよう。お手入れ法を聞けば、「あのクリームならきれいなツヤ感が出て、こっちのクリームならマットな質感になるんです」とお肌のスキンケアの話みたいに答えてくれました。お手入れQ&Aはとっても為になるコーナーになっていますよ。

そばにある革小物が、もっとグッと愛しくみえてくる。そんな特集になっています。

エッセイ＆本紹介コラムニストがリニューアル！

今号から新たなエッセイストをお迎えしました！美術作家で、横顔のポートレートを描くのをライフワークにしている岡 美里（おか みさと）さんが、ご自身の住む街を見つめて、暮らしの中で気づいたことを綴ってくれています。

イラストも岡さんが描かれているので、あわせてご覧ください。

隣のページ、「あの本の、この言葉」では本の一節に注目したレビューをお届け。

新たに、主婦であり二児の母である書店員Yさんがコラムを担当くださっています。現在大型書店で働きながら、雑誌などでコラムを執筆されています。市井の風景が目の前に浮かぶような、リアルな文体で読んでいてとっても楽しいコラムです。

新連載！ごはん屋ヒバリさんの「旬の野菜で一皿」

今号から新たにはじまるレシピ連載は、ごはん屋ヒバリの店主・田中聖子さんの「旬の野菜」をつかった一皿。

東京・世田谷にあるごはん屋ヒバリ。たっぷりの野菜を使って、シンプルにそのおいしさを引き出した料理が人気です。第一回目は、「春キャベツの煮びたし」。シンプルなのに、だしがしみていて、しみじみと美味しいんです。


マグネットでくっつけるなど、キッチンで見ながら作れるよう裏表紙に掲載されています。ぜひお試しくださいね。

暮らしのそばで。

ちょっと空いた時間に、お茶時間のお供に、通勤時間のほんのひとときに。

小さな冊子ですのでお客さまの暮らしの隙間でそっと楽しんでいただけると嬉しいです。

暮らしノオトvol.37｜もくじ

p02-05:

革作家・華順さん「暮らしに必要なアイテムが、作品になる」

-p06-09:

NAOT JAPANさん「スタッフ3人が愛用する、革小物」

-p10-11:

プロに聞いた！革小物の素朴な疑問Q&A

p12:

岡美里さんのエッセイ＆イラスト「私の町をさがして」

P13:

あの本のこの言葉 -書店員 Yさん-

P14:

スタッフコラム「愛用している革小物は、どんなもの？」

P15:

養命酒酒造「ハーブのある暮らし」のご紹介

P16:

ごはん屋ヒバリ「春キャベツの煮びたし」

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インフォメーション

発行	KURASHI&Trips PUBLISHING（株式会社クラシコム）
企画・制作	KURASHI&Trips PUBLISHING（株式会社クラシコム）
編集協力	加藤郷子
発行年月日	2019年2月1日発行
サイズmm	横幅148x高さ210/全カラー16ページ
撮影	砂原文（P.1〜11）、清水奈緒（P.16） ※写真著作権についてはカメラマン本人とクラシコムが保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。
備考	※13号より右綴じへ仕様変更しております。それ以前の暮らしノオトは左綴じです。 冊子でご紹介した商品は掲載当時に発売されていたものとなり、取り扱いを終了する場合もございます。ご了承ください。