可愛さと、大人の上質さを。
フリルカラーのワンピース

「gallery fève（ギャラリー フェブ）」とパン屋「ダンディゾン」のオーナー・引田かおりさんは、いつだってチャーミング。

ピカピカの笑顔に、明るい色の洋服。
好きなもの・似合うものを上手に選び取りながら装うことを楽しむ姿が素敵です。

引田さんは、装うことについてこんなふうに話していらっしゃいます。

「若い頃は甘すぎるかしらと思っていたフリルのついた洋服も、いまならちょうどいい塩梅で着られる。これまでよりも洋服の力を借りられるようになったんです」

見るたびにときめき、着ている自分を「いいな」と思える。そんなまわりの空気まで朗らかにするようなワンピースができました。

全ての始まりは、この生地との出会いから

引田さんとスタッフが、満場一致で恋に落ちた生地がこちら。上質で控えめな光沢感のある、トルコ産のストライプです。

再生繊維（セルロース）とポリエステルの混紡糸を使用したワッシャーのある生地で、肌触りはシルクのよう。

とろみがあって、軽やかで、風をはらんでふわっと揺れる。そんな様子にもう一目惚れでした。

カラーはややグレーがかった、くすみのあるアイボリー。柄はブラックのダブルストライプです。

もともと少しシワのある生地なので、座りジワも気になりにくいと思います。

おでかけにぴったりな華やかさもありますし、この生地なら「日常の延長で着られる、特別で気軽な一着」が作れると思いました。

襟元のフリルで「大人を可愛く」

首元のフリルは「大人を可愛く見せたい！」という引田さん一押しのポイント。

「年齢を重ねるにつれ、首元や顔色が気になるようになってきて。顔色を明るく見せてくれるフリルの甘さがちょうどいいと感じられるようになりました。ほんの少しのフリルで表情までいきいきして、すごく素敵になると思うんです」

とはいえ甘くなりすぎないよう、フリルを裁ち切り仕様にしたり、ストライプ柄で引き締めて調整を。

ささやかなフリルは後ろ姿のポイントにもなっていて、シンプルコーデに上品な華やかさが加わります。

ゆったり、すらり。
ふわっと広がるAライン

身幅はたっぷり。身体のラインを拾わないゆったりシルエットです。

手を広げると生地をたくさん使用しているのがわかるでしょうか。

こんなにゆったりしていますが、着ると落ち着いたシルエットになるんです。

薄手で落ち感があるので着る人によってドレープの入り方が変わり、肩周りは華奢に、全体のバランスはすっきりして見えます。

スリットは膝下あたりまで、やや深めに入れました。

生地の軽さとスリットの深さから重く見えず、軽やかな印象です。

一枚でも着たくなるデザインですが、けっこう透けますので、パンツを重ね着するのがおすすめです。

ワンピースとして一枚で着る場合は、同色または濃色・膝丈のペチコートワンピースを重ねると安心です。

可愛らしさと動きやすさを叶えるカフス

袖は9分丈。身幅がゆったりなぶん、袖まわりはすっきりと。カフスを付けてきちんとしたつくりにしました。

袖をたくし上げたときにぴたっと止まるよう、ボタンループは伸縮性のあるゴム仕様に。

暑くなったときや、全身のバランスをみて袖丈を調整したいときに、ストレスなく調整できます。

そしてゴムなら好みの袖丈をキープしやすいので、着崩れを気にする頻度も減りそうです。

今から秋口まで、長く着られる

薄手ですがハイネックを重ねると、春先や初秋も暖かく着られます。大ぶりなアクセサリーで印象をかえるのも、ワンピースならではの楽しみ。

合わせるボトムスも、素材やシルエットの違いで印象がガラリと変わります。

カジュアルなデニムやコットンのイージーパンツ、上質でリラックス感のあるシルクのワイドパンツなどなど。まずはお手持ちのボトムスに合わせてみてください。

身幅が広いので、ベストやジレを合わせるなら「脇が広めに開いているもの」、羽織るなら袖周りがワンピースと同じような「ドロップショルダー」がおすすめです。

季節ごとの着こなしをお楽しみくださいね。

洗いざらしOK。お手入れは自分で気軽に

お手入れはご自宅で気軽に。洗濯機洗いの場合は、ネットに入れてください。

ワッシャー加工による洗いざらしの風合いが特徴なので、アイロン無しの洗いざらしで着用いただけます。

2サイズから選べます

今回ご用意したサイズは2種類。160cm以下の方にはS~Mサイズ 、155cm以上の方はM~Lサイズ がおすすめです。

身長が異なるスタッフ6名の着用レビューも、ご参考になさってくださいね。