【特集|なかしましほさんのごはんレシピ】第5話「よっぱらいじゃがいも」

バイヤー 安田

foodmood(フードムード)のなかしましほさんは、わたしたち「北欧、暮らしの道具店」の拠点でもある同じ国立市にアトリエをかまえ、身体に負担のない素材にこだわった美味しいお菓子を製作、販売されています。

わたしたちもそんなご近所にあるfoodmoodのお菓子の大ファン!

普段はお菓子を作られることが多いなかしまさんですが、実はごはんレシピの引き出しも豊富!

当店のお客様のために、そんな貴重な引き出しの中身を連載形式で見せてくださることになりました。

だから、今回のなかしまさんは「ごはんで、いきます。」

大きな反響をいただいていた「ごはんで、いきます。」ですが、とうとう今回が最終回となってしまいました。

「作りました〜!」「美味しかったです〜!」の嬉しい声を沢山いただく中、最終回はやっぱり寂しいですね〜。

さて、連載を締めくくる最後のレシピは…「よっぱらいじゃがいも」です。

なんだかユニークな名前の付いたレシピですが、一体どんなお料理なのでしょうか〜♪

よっぱらいじゃがいも

豪快にお酒をじゃば〜とかけて煮るから「よっぱらいじゃがいも」。

お酒のうまみが、じんわりとじゃがいもにしみこんだ煮物です。

我が家ではごはんのおかずというより、お酒のおつまみによく作ります。

小腹が減ったのに冷蔵庫あけても何もなくって、でも野菜室のすみっこにじゃがいもを発見!

なんてとき、思い出して作ってみてもらえたらうれしいです。

用意する材料(2〜3人前)

・じゃがいも 4個
・日本酒 50ml(料理酒でなく、飲んでおいしいものがおすすめ)
・しょうゆ 大さじ1弱
・バター ひとかけ

手順

【1】じゃがいもは皮をむき、一口大に切って鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかけます。
【2】沸騰したら火を少し弱め、固めに火を通します。※この後さらに煮るので、この段階でぐずぐずにやわらかくしないようにします。
【3】お湯を切って再度なべにもどし、日本酒、しょうゆを加え中火にかけます。※お酒を加えて煮る時は、なべに火が入らないよう火加減に気をつけて。
【4】へらで全体をさっくり混ぜながら、汁気がなくなるまで煮たらできあがり。
【5】器にもって、バターをひとかけ落とします。

なかしまさんからお便り。

わたしとブラックパラティッシの出会いは今から8年前。

大好きな料理家さんのレシピ本で、素朴な煮込み料理がおいしそうに盛られていました。

全面に描かれた模様がとても印象的で、わたしがこれを使いこなせるかと迷ったのですが、やっぱりやっぱり気になるのです。

当時は売られているお店も少なく、入荷したとききつけ大急ぎで買いに行き、ボウルとフラットプレートをえいっと揃えました。

それから何回、我が家のごはんを盛りつけたことでしょう。

ちょうど結婚した時期と重なるので、ふたり暮らしのごはんを、ずっと支えてもらった器と言っても大げさではありません。

今回はこのブラックパラティッシに、ごくシンプルな煮物を盛りつけてみました。

思えばポテトサラダだったり、肉じゃがだったり、じゃがいも料理をこの器に盛ることが多いんですよね。

素朴な料理が似合う、これこそ、ふだんの器だと思います。

なかしましほ

今回セレクトしたアイテム。

ARABIA/PARATIISI/パラティッシBK/スープボウル

今回、ほっくほくの「よっぱらいじゃがいも」を盛り付けたのは、ブラック・パラティッシのスープボウルです。

パラティッシっていうと、北欧食器の中でも名作中の名作と言われるシリーズだし、どうしても「高嶺の花」的な存在になりがち。

また、柄が大胆だしテーブルコーディネートが難しそう、、、なんて思われる方も少なくないのではないでしょうか?!

いえいえ!

ブラック・パラティッシこそ、日本の食卓にスっと馴染む普段使いにぴったりの器なのですよ!

今回の撮影ではそれを証明してくれるかのように、素朴な煮物料理をしっかりと受け止めてくれました。

「スープボウル」と名前の付いたこちらのボウルですが、日本の食卓では2〜3人分の煮物を盛り付けるのに丁度良いサイズ。

和食を盛り付けても、和食器とコーディネートしても、驚くほどしっくりと馴染んでくれます。

また、食卓に置いたときの程よい華やかさと存在感は本当に素敵です。

どっしりとした丈夫な作りなので、毎日の食卓でどんどん登場させていただきたいです!

そして、今回じゃがいもを煮るのに使ったお鍋は、サルパネヴァのキャセロールです。

映画「かもめ食堂」でも登場して一躍注目を浴びましたね!当店でも大人気のお鍋です。

こんなに堂々とした美しい佇まいのお鍋は他にはありません!

クラシコムより(編集後記)

今回の煮物レシピ、いかがだったでしょうか〜?

この「よっぱらいじゃがいも」、またまたお箸が止まらなくなるほどの美味しさでしたよ〜!

じゃがいもとお酒の旨みがシンプルに伝わってくる、そんな一品でした。

じゃがいもの品種を変えて試しても、また違った美味しさを発見できそうです♪

さて、3ヶ月にわたりお届けしてきた「ごはんで、いきます」は、今回で最終回を迎えてしまいました〜。

私もなかしまさんのレシピを毎回楽しみにしている一人だったので、この連載が終わってしまうのはとても寂しいです。。。

なかしまさんに教えていただいた6つのレシピは、どれも美味しくて、体に良いものばかり。

そして何より、簡単で忙しい日常の中でも無理なく作れるレシピばかりでした。

それが一番嬉しかったかも!

我が家のレパートリーもグンと広がりました。

本当にパパっと美味しい料理ができるものだから、「あれ?私ってばデキる女かも?!」なんて錯覚してしまったほど(笑)

この連載は終わってしまいますが、これからも繰り返し繰り返し、なかしまさんに教えていただいたお料理が沢山のおうちの食卓に並ぶことでしょうね♪

もちろん、我が家の食卓でも!

最後になかしまさん、これまで簡単で美味しいレシピを教えていただき、本当にありがとうございました♪

スタッフ安田

foodmood(フードムード)のホームページ: http://foodmood.jp/

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