【スタッフコラム】気軽に楽しめる♪食がテーマの3冊。
編集スタッフ 津田
こんにちは。スタッフの津田です。
最近読んだ本のなかから
食にまつわるもの、というテーマで
ご紹介してみたいと思います。
レシピ本ではないのですが
エッセイや漫画など
寝る前や年末年始のお休み、
帰省の移動中などに
気軽に読めるおすすめの3冊です!
サンドイッチとスープが食べたくなる
ほのぼのとした物語。
月舟町という町に引っ越してきた主人公が
ひょんなきっかけから、スープを作るお話。
物語全体に流れる、ほのぼのとした空気感が
なんとも心地よく、休日にのんびりと読むのに
おすすめの本です。
主人公が試行錯誤して完成させる
スープのおいしそうなことはもちろん
物語のはじめの方で描写されている
紙袋に入ったサンドイッチもおいしそうで
読み終わると確実にお腹が減ります(笑)
それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫) 吉田 篤弘 中央公論新社 2009-09 |
シロさんの作る”何気ないごはん”が
気になる料理マンガ。
「きのう何食べた?」は
私が単行本で買い続けている、唯一の漫画です。
家族のことや仕事のことなど
何気ない日々を描いているのですが
そのなかで、主人公のシローさんが
淡々と作るごはんが気になるものばかりで
実際にレシピを試したことは何度も。
こちらの9巻に登場する
「なんちゃってローストビーフ」も
とても気になっています。
くすりと笑えたり、じーんとくる場面も多くて
ついつい何度も手に取ってしまう漫画です。
きのう何食べた?(9) (モーニング KC) よしなが ふみ 講談社 2014-08-22 |
スタッフから「ジャケ借り」した
ゆるさが心地よい、食エッセイ。
タイトルと表紙のイラストが気になって
スタッフ桑原から”ジャケ借り”した本です。
食にまつわるエッセイというと
グルメな方や料理が得意な方が
書かれることが多いと思うのですが
筆者の穂村さんは自分の味覚や
食べることに対する姿勢に自信がないのだそう。
そんな穂村さんだからこそ
表現できる”ゆるさ”が本全体に漂う
独特な魅力の一冊です。
「食」や「美味しいもの」に対する
コチコチに凝り固まった自分の価値観の隙間を
するりと抜けていくような軽やかなエッセイで
読み終わると、なぜかリラックスできちゃいます。
君がいない夜のごはん 穂村 弘 NHK出版 2011-05-25 |
おわりに
いかがでしたでしょうか?
3冊とも気軽に読めますので
寝る前のちょっとした時間や
移動の電車の中で読むのに
おすすめしたい本です。
読んだことのあるものや
気になる本を見つけていただく
きっかけになれば、嬉しいです!
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