【新商品】全ての工程が手づくり。当店別注「北欧」カラーのグラスが出来ました。
バイヤー 竹内
こんにちは!バイヤーの竹内です。
本日よりガラス作家・澤田和香奈さんのグラスのお取扱いがスタートしました!
ひとつひとつ丁寧につくられる吹きガラスの質感や色使いや模様が愛らしいグラス。当店では「北欧色」の限定カラーでのご紹介です。
きっかけは個展で出会った時に持ち帰ったグラス
以前、澤田さんの個展に伺った時のこと。
これで冷たいラテを飲んだり、アイスクリームをよそることを想像したら、なんともいえない満たされた気持ちになって持ち帰らずにはいられませんでした。
私は定番色(るり色、きいろ)を愛用しています。
この満たされた気持ちを当店のお客様とも共有できたら……。ぜひご紹介できたら!
そんな気持ちを澤田さんご本人にぶつけてみたら、「ぜひ!」と快くお返事をいただけて、この夏にむけての準備が始まりました。
「北欧」をテーマにした当店限定色
個展をひらけばたちまち完売してしまうという澤田さんのグラスたち。
ただでさえかわいいのですが、当店限定カラーを作ってもらいました!
「北欧」を連想して制作してもらったのは、優しいブルーと爽やかなホワイトの2色。
柄は澤田さんの定番オリジナル・リボンモチーフと三角モチーフの2種。色と柄で4パターンご用意しました。
1000℃と至近距離の吹きガラス。
見た目のかわいらしさとは裏腹に、炎との距離が1m未満のガラス工房の現場で作られる澤田さんのグラス。
現場におじゃましたのですが、端に立ってみているだけでも額から背中から汗がびっしょり。(8月初旬夏真っ盛りともあって)
ひとつひとつ吹きガラスで成形し、時に2人がかりで1個のグラスを形作っていきます。
吹きガラスでつくったカタチに、澤田さんらしい模様をつけていくのですが、これもまた緻密な作業。
マシンで模様を掘り、くぼんだところに顔料を塗り、窯で焼いて完成。
こうすることで、ただ色を塗るだけよりも、くぼんだ所の色と裏から透けて見える色の違いを楽しめるようになっています。
色剥がれの心配もなくなるのもポイント。使う時のことが考えられた澤田さんらしい遊び心と思いやりが込められているんです。
澤田さん:
「 『吹きガラスが好き』 『暮らしの中で使う本当のものをつくりたい』 というふたつの想いでものづくりを続けています。
吹きガラスはひとつひとつの工程は過酷ですし、絶対に個体差も生じてしまう。
暮らしの中で使う食器ならもっと効率的に作れて、綺麗なものはたくさんあるけれど、それでも私は吹きガラスで、本当に使えるものを作っていきたいと思っているんです。
重ねるのに不便はないかなとか、並べて置いたときにサイズが大きく違い過ぎないかな……と、いつも使う時のことを考えてOKかNGかを決めています。
技術をこう見せたいという欲求よりも、“こんな風に使って欲しいな” と想像してものづくりをする方が自分にとってはしっくりくるみたいです。」
グラスに合うようにとコースターもセットになっています。澤田さんの友人である、活版とデザインまんまる〇 が手掛けたもの。
「好きなこと」が「ちゃんと誰かの役に立っている」ってこういうことなんだ。
好きなことを仕事にするってこういうことなんだ。
澤田さんのこのお話を聞いたら、もっともっとこのグラスが大好きになりました。
※こちらの商品は1種類につき【お一人様2個まで】ご購入いただけます。ひとつひとつ手作業でつくっているため、一度に販売できる数量に限りがあります。お一人でも多くの方に手にとっていただけますよう、ご了承いただけますと幸いです。
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