【ハサミがあれば】後編:キッチン雑貨が切り絵になったら?北欧うまれのシャンデリアづくり

編集スタッフ 糸井

好きな紙をちょきちょき切って、あらわれるスプーンや、フォークのモチーフ。それをフレームに飾ったり、モビールみたいに楽しめる「切り絵雑貨」たちは、あるとなんだかお部屋をワクッとさせてくれます。きっと、家でのちょっとしたあそび時間にもぴったりかもしれません。

なんたって、ハサミさえあればできちゃうのですから。

特集「ハサミがあれば」では、とびきりの切り絵雑貨のつくり方をご紹介しています。

後編では、素敵なシャンデリアの作り方を教わります。ゆらゆら揺れる愛らしい姿は、お部屋を遊び心とともに彩ってくれそうです。

教えていただくのは、北欧クラフト作家の上原かなえ(うえはらかなえ)さん。北欧をモチーフにした作品は、とってもかわいいものばかり。大人はもちろん、お子さんとも楽しんでつくれますのでぜひ試してみてくださいね。

 


ゆらゆら揺れる、植物やスプーンたち。
北欧のシャンデリア雑貨づくり


用意するもの
・トレーシングペーパー(色付きのものもおすすめ)
・えんぴつ
・ホッチキス
・ハサミ
・お好きな針金と紐
※トレーシングペーパーの代わりに、クッキングペーパーでもできますよ。

 

基本のワイヤーループのつくりかた

1 紐とワイヤーを用意する。ワイヤーは長いものを1本、短いものを2本用意(見本は長いものを95cm、短いものは27cmで作成)
2 長い方のワイヤーを二重にして輪をつくる
3 短いワイヤーを両端にねじってとめて
4 もう1本のワイヤーも同様にとめる
5 紐をくくりつけて、完成!

▲お好みで三角形にしても。サイズを小さくすると、コロコロと可愛いらしく仕上がります。

それでは、飾りのつくりかたもご紹介。今回は、おすすめの2つのモチーフデザインを教わりました。

 

窓際に飾って楽しみたい。
愛らしいボタニカルモチーフ


用意するもの
・トレーシングペーパー(ここではA3サイズのものを使用)
・えんぴつ
・ホチキス
・ハサミ

つくりかた1 トレーシングペーパーを半分に折る
2 縦長の短冊に切る(見本は、420×110mmにて)
3 山折り側から茎が伸びていくように型を描いて
4 ホチキスでとめる
5 切って、ワイヤーに引っ掛ければ完成!

▲型見本の拡大版

上原さん:
「北欧の代表的なテキスタイルのように、身の回りの草花など、自然にあるものをモチーフにしてみました。シルエットも、あえてシンプルな線で切り取るのもポイントです。

モチーフはそれぞれちょっと長さを変えて作っても。透け感のあるトレーシングペーパーのかわりに、楽譜や包装紙で作ってみても素敵ですよ」

▲子どもの切りとるいびつなかたちに仕上がったモチーフも絶妙な味になりますよ。

 

カトラリーがゆらゆら揺れる?
愛らしいスプーン型のシャンデリア

用意するもの
・お好きなトレーシングペーパー(文房具屋で手に入るカラフルなものもおすすめ。ここではA4サイズのものを使用)
・えんぴつ
・ホチキス
・ハサミ

つくりかた1 トレーシングペーパーを半分に折る
2 2色のペーパーを重ねてホチキスでとめる
3 山折り側から伸びていくように型を描いて
4 切る
5 スプーンモチーフは、片方の先端を切ってフォークにする
6 ワイヤーに引っ掛けて完成!

▲型見本の拡大版

上原さん:
「愛らしい雑貨のシルエットも、切り紙のモチーフにピッタリ。カトラリーなど、簡単でシンプルな形を選ぶのがポイントですね。身の回りのアイテムに切り絵のモチーフになるものはないかな……と観察するひとときもきっと楽しいですよ」

 

切り絵はフレームに入れても◎

作ったモチーフだけで楽しめる、かんたんアイデアも。フレームに入れて飾るだけでも可愛い雑貨のできあがりです。

 

北欧のアンデルセンから生まれた切り絵たち

上原さん
デンマークの手芸学校に通っていた頃、切り絵が好きだと伝えると、みんなよくアンデルセンの絵本を見せてくれていました。北欧では、切り絵といったらアンデルセンだったんですね。

そのむかし、字の読めない子どもたちに童話を読み聞かせるために、身近にある紙を切って登場人物にしていたアンデルセン。きっと切り絵専用の紙なんて贅沢だから、使い終わった古い楽譜や包装紙を使いながらも、楽しませるための切り絵デザインを考えていたのかもしれません。

モビールや今回のシャンデリアのように、切り絵を吊るした雑貨も、気分を軽やかに彩ってくれるもの。家にこもって風を感じにくい日でも、家のなかの空気が流れたり、そよいだりしていることを目から感じられますよ

おばあちゃんから孫の手へと親しまれてきた、北欧モチーフのペーパークラフト。スーッと、紙を切っていく感覚は、手や頭を自由にのびのびさせてくれた記憶があります、とても気持ちよかったなぁ。

ぜひ好きな色の紙とハサミを使って、ときには気ままに手首のスナップをきかせながら、お家で作ってみてください。手でつくるからこそうまれる味のあるフォルム、そこにルールはないのも醍醐味ですから。

(おわり)

 

【写真】滝沢育絵(15枚目のみ、上原かなえ)

 

もくじ

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上原かなえ

1980年、鹿児島生まれ。デンマークの手芸学校に留学のち、2008年より「サルビア工房」として、紙や布をはじめとしたさまざまな素材の声に耳を澄ましながら、デザインと手仕事で暮らしを色どる作品をつくる。現在は拠点を長野に移し、雑貨デザイン、クラフト本の執筆、ワークショップ指導、ディスプレイ展示などの活動を行う。著書に『北欧のかわいい切り紙』(河出書房新社)、『ハニカムペーパー・クラフト』(グラフィック社)など。Instagramは@kanaeuehara_papercraftから。

▼今回使ったフレームはこちら


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