- 見たい景色は、自分でつくる -

当店初の「オリジナル家具」ができました

お気に入りのうつわや雑貨が並ぶ一角。植物やお花が生き生きと佇む姿。 

ふと目にするそんな日常の景色に、思いがけず癒されたり、励まされたりすることがあります。

生活の中で触れる情報や目にするものは、全てを自分で選ぶことはできないから。せめてパーソナルな空間だけは、心から「見たいと思える景色」をつくりたい。

そう願う人の、ささやかな助けになるようなものを届けることができたなら。

そんな店長佐藤の想いを出発点に、今回オリジナルブランドで初めての家具をつくりました。

お部屋全体をイチからつくるのは難しくても、一角に気に入った家具があることで「わたし好みの景色」が生まれるきっかけになる。

そんな存在を目指して、第一弾のアイテムとして選んだのは「花台（はなだい） 」と呼ばれる小ぶりな家具。

そしてそのデザインを活かし、より実生活での利用シーンを想定した「サイドテーブル 」もご用意しました。

天板下のクロスしたアーチ型の構造や、ほぼ直線で構成した「ろくろ脚」など、古い建築や家具のエッセンスを取り入れながらも、現代の暮らしに合わせて一から設計。

取り入れやすいサイズ感や機能面にもこだわった、とっておきの一点です。

※こちらは「花台」の商品ページです。

※現在の在庫が売り切れますと、次回の入荷は2025年10月下旬頃を予定しています。気になる方はお早めにご検討くださいませ。

素材：ホワイトオーク材（ウレタン樹脂塗装）

自分がつくった“景色”に、励まされてきたから

佐藤：
「初めてスウェーデンを旅したときに、どのお部屋の窓にもキャンドルが灯されていたり、飾りつけされている光景が今でもはっきり思い出せるほど印象的でした。

冬のスウェーデンは日照時間が短く、外は暗い。少しでも気分を上げて心地よく過ごせるように、住人が思い思いに好きな景色を作っているということを、後から知ったんです。

思えば自分のこれまでの人生でも、同じように自分自身でつくった家の中の “景色” に癒されたり励まされた場面がありました」

「普段生活したり様々な情報に触れたりしていると、本来なら目にしたくなかったと思うようなものに出くわすこともあります。

だからこそ、自分の手でつくった家の中にある景色は、それがささやかなコーナーであったとしても癒しになり自分へのエールになるのかもしれない。

今回の『見たい景色は、自分でつくる』というコンセプトには、そうした想いをこめています」

▲佐藤は「花台・ナチュラル」を愛用中。半年以上にわたり使い心地や暮らしの中での佇まいを検証しました。

「第一弾としてつくった『花台』は、もともと新居で花やグリーンを飾るために探し続けていたもので、理想とするものは大抵が一点モノで入手困難。

ならば、さらなる理想を注ぎ込んでオリジナルでつくろうと考えたこともきっかけとなりました。部屋のほんの少しの余白に置けて、見るたびに嬉しくなる小家具からスタートをきれたことは喜びです。 

この家具の存在が、お客さまが暮らしの中で “見たい景色” をつくる後押しになれたら嬉しいです」

▲ソファ脇に置いてサイドテーブルのように使っても◎

古い建築にヒントを得て。
置き方で表情が変わる「クロスのアーチ」

今回デザインの中で特にこだわったのは、テーブルトップを支える構造部分。

アーチ型が印象的な意匠は、佐藤が北欧で見た窓辺の景色をモチーフにしています。

交差するように組まれたアーチは見る角度によって表情を変え、見た目にも軽やか。

どこが正面になっても成り立つデザインなので、置き方にも悩みません。

このアーチの部材をクロス した構造は、古い建築に見られる梁のような構造物からヒントを得たもの。

それにより見た目の美しさと強度、どちらも兼ね備えたデザインにたどり着きました。

天板と脚をゆるやかに繋ぎ、まるで建築空間のような奥行きを感じさせます。

現代の暮らしに馴染む、エッジの効いたディティール

エレガントな雰囲気のある脚は、ヨーロッパのアンティーク家具によく見られる「ろくろ脚」というデザインを参考にしています。

置いただけでサマになる華やかさを持ちながらも、現代の暮らしにもちゃんと馴染むように。

ぽってりとした丸みが特徴のろくろ脚を直線のカッティングで構成 することで、ほどよくエッジのきいた洗練された雰囲気に仕上げました。

このおかげで、モダンテイストのお部屋にも違和感なくフィットするんです。

足元だけは、カーブを描き外に広がるように設計。

これにより見た目にエレガントさが加わる上、倒れにくい効果も。

複雑な装飾ですが、一本の木材から削り出すことで継ぎ目がなく、家具としての強度を損なわないデザインとなっています。

▲サイドテーブルと高さ違いのプラントスタンドとして使っても

テーブルトップもしっかりした厚みはありつつ、縁のカッティングにより軽やかな印象に。

また下段にも天板を取り付けることで収納力をアップ。これにより重心が下の方に来るので、安定性にも一役買っています。

コンパクトだから、お部屋の一角や玄関にも

サイズは直径30cm×高さ65cmと、コンパクトなサイズ感。

ちょっとしたスペースにも置けるから、あまりスペースは割けないというご家庭でも、気軽に取り入れられます。

例えば玄関スペースに置いてお出かけセットをまとめておいたり、ソファ脇でサイドテーブルのように使うのも◎

約3.5kgと持ち運べる重さなので、気分に合わせて置き場所を変えたり、模様替えもしやすいですよ。

存在自体がオブジェのようだから、お花や雑貨をポンと飾るだけで素敵。

飾るハードル自体を下げてくれるのも、この家具ならではです。

▲下の段には読みかけの雑誌を立てかけたり、小物置きスペースとして

水滴もシミになりにくい、天然木の風合いを残した仕上げ

家具の素材には、硬くて丈夫なホワイトオークの無垢材を採用。

表面にはウレタン樹脂塗装を施し、水がこぼれてもシミになりにくい仕上げをしています。

▲サイドテーブル・ナチュラル

特に「ナチュラル」はソープフィニッシュの色味を参考に、塗料に少しだけ白を混ぜたこだわりの仕上げ。

自然の木そのものの色と風合いが感じられるようなサラサラとした質感で、見た目に上質さが漂います。

この白っぽい仕上げにより、ナチュラルテイストはもちろんモダンな雰囲気のお部屋にも馴染んでくれるんです。

「ブラック」は木目がうっすらと出るように塗料を調節しました。

無機質すぎないから、木の家具やフローリング、ファブリックとも好相性。

ほんのり艶のある質感も上品で、インテリアにしっとりとした大人っぽい陰影を作ってくれます。

▲サイドテーブル・ブラック

【開発秘話】はじめての家具づくり。試行錯誤の1年間を振り返りました

当店で初めてとなるオリジナル家具の開発。製作にかかった歳月はおおよそ1年。

その発売を記念して、開発メンバー3名にどんな試行錯誤を経てきたのか、初めての家具づくりに込めた想いをたっぷり聞きました。

スタッフ宅で使ってみました

特別コンテンツでは、ひと足先にスタッフが自宅で実際に花台とサイドテーブルを使ってみた様子をお届けします。

異なるタイプのインテリアに置いてみた様子や、それぞれの使い方もご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

組立て済みを専用ボックスでお届け。新生活のギフトにも

家具はオリジナルの専用ボックスに入れてお届けします。

組み立て済みの状態でお届けするので、受け取ったその日からお使いいただけます。

自分に向けて、大切な誰かにあてて。新生活の贈り物にもおすすめですよ。

この家具が皆さんだけの「見たい景色」をつくる、ささやかなきっかけになれたら嬉しいです。

【サイズのご案内】 

【付属品について】

・製品にはガタつきや床の傷防止用のフェルトシートと取扱説明書が付属しています。取扱説明書には、安全に製品を使用するための大切な情報が記載されております。事故やけがを防ぐために、必ずお読みください。

【本製品の品質について】

・本製品は天然木を使用しているため、木目や色合いに個体差があります。こうした理由での返品、交換はお受けすることができかねますことを、ご理解いただけますようお願いいたします。

▼木目の出方、色合いの個体差の例（板見本）

【ご注文の前に、一度ご確認ください】

◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。
・お客様の責任で、商品が破損しているもの。
・返品のご連絡がないまま返送された商品。
・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。
・返品受付後（当店よりご連絡後）1週間をすぎての荷物が到着した場合。

インフォメーション

ブランド	KURASHI&Trips PUBLISHING（株式会社クラシコム）
素材	本体：ホワイトオーク材（ウレタン樹脂塗装）
サイズmm（約）	本体：直径336 × 高さ650 天板：直径300
重量	約3.5kg
耐荷重	約5kg
生産国	made in China
注意事項	※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※下記に記載した重要な注意事項及び別紙の取扱説明書をよくお読みの上、正しくご使用ください。

photo：吉田周平 （インテリアカットのみ）

【お手入れについて】

【ご使用上の注意】

※その他ご注意事項は、別紙の取扱説明書をよくお読みの上、正しくご使用ください。