【スタッフコラム】引っ越して1年。一人暮らし、ワンルームの模様替え事情。
編集スタッフ 津田
こんな部屋に住みたいんだ、という妄想から
最近こっそり楽しんでいる、新しい趣味。その名も “妄想インテリア” です。(勝手に名付けました)
必要なのは、スマホだけ。物件を検索して、好きな間取りを見つけたら、「もしもこの部屋に私が住むならば(ぽわんぽわん)」と妄想タイム、スタートです。
『ここにダイニングテーブルを置いて。あの映画の主人公の家みたく、丸いテーブルにしたい。奥には背の高い食器棚があって、お気に入りのマグが見えるように並べたらかわいいかも!(と、画像検索)
ソファは仕切りがわりに置きたいな。2人掛けくらいのコンパクトなもので、北欧風のスタンドライトを脇に置いたらステキじゃない?(と、再び検索)
廊下の壁には、飾り棚をつけよう。作家さんの花器とかオブジェとか、雑貨をいろいろ並べて、お気に入りコーナーにしたい!』などなど。
物件を選ぶポイントは、「いま住んでいる家より、ほんのちょっと広い間取り」であること。そっちのほうが、夢があって楽しいので。
そして妄想ゆえ、家具や雑貨も、持っていないものが、たくさん登場しますが、それもまた良し。このときばかりは理性とさよなら。こんな部屋に住みたいんだという欲望に、ただただ忠実になるのです。
週末の朝ごはんを食べながら、スマホ片手に “妄想” にふけっていると、気がついたら正午(そしてまずい!家事が何も済んでいなかった!)なんて日もザラです。
一人暮らし。ワンルーム。制約があるからこそのインテリアの楽しみ方
▲最近買ったガラスの雑貨たち。陽射しが入ると窓辺がキラキラ光るのがお気に入りです
なぜ、この趣味を始めたのか。自分でもうまく思い出せないのですが、たぶん、いまの家に引っ越して1年経って、家具も前から同じなので、ちょっとずつ飽きてきたんでしょう。
言ってしまえば、なんとなくの現実逃避。
けれど不思議なことに “妄想” を始めてから、現実のインテリアにも影響があって。ちょこちょこと買い集めている雑貨たちが、もう住み慣れたと思い込んでいた部屋の雰囲気を、わずかに、けれど確かに、変えてくれていると感じるのです。
たとえば、ガラスの一輪挿し。ニュアンスカラーが大人っぽくて。なんだか窓辺がいい感じになりました。花を活けなくても、オブジェとしても佇まいがいいなと、ふと眺めてしまいます。
その横にあるのは、砂時計ならぬ “泡時計” 。気が向いたときにひっくり返して眺めているだけですが、その無目的な存在こそが、インテリアにひとさじ遊び心を足してくれている気がして。ふわふわキラキラした見た目にも胸きゅんです。
こんなふうに、目にとまると「むふふ」と思える場所が、家のなかに増えていく。自分にとって、最近心から嬉しい瞬間です。
妄想しているインテリアの全部を、今すぐ実現するのは難しい。でもこれなら出来そう、あれは取り入れてみようと、「インテリアを楽しむ感覚」みたいなものが、私のなかで醸成されているような気がします。
いやー。「こんな部屋に住みたい」という妄想のチカラ、あなどれません。もっと家にお気に入りの場所を作りたい!と、今日もうずうずしています。
▲友人からもらった花束はテレビ横に。花があるだけで「ふと眺めたくなる」「見ていて気分が上がる」コーナーになるんだと実感してます
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