【スタッフコラム】お風呂が気持ちよければ、いい一日になる
編集スタッフ 津田
最近のマイブームは、お風呂です。
湯船にざぶーんと浸かって「ふぅ〜〜」と大きく深呼吸すると、ほんとうに気持ちよくって。
うれしいことがあった日も、ちょっと緊張して疲れた日も、これといって何も起こらなかった日も。とにかくお風呂に入ってしまえば、オールオッケー。おまけにお風呂上がりのビールが冷えていれば、その時点でいい一日になることは間違いなしです。
さして時間もかからないし、道具もいらない。休みの日ならば朝でも午後でも、思い立ったらすぐにできる。それで、こんなにもわたしを癒してくれるなんて、お風呂ってすごい可能性があるんじゃないかとさえ思えてきます。
きっかけは、表参道にあるフェイシャルマッサージのお店での出来事でした。
そのお店では、いつも決まったスタッフの方に施述を担当してもらっています。昨年膝の手術をしたので、しばらくぶりに伺ったのが数ヶ月前。
帰り際に「いつもよりもちょっと乾燥気味だったので……」と、その日のメニューにマカダミアナッツオイルでのマッサージを加えたことを教えてくれました。
そのマッサージがほんとうに気持ちよくて。わたしの顔ってこんなにすっきりしてたのか、肩まわりもこんなに軽やかだったのか、と驚くほどでした。
帰り道、地元の駅に着いたけれど、まっすぐ帰るのはなんだかもったいないような気がして、駅前の本屋で気になっていた作家さんの小説を買い、喫茶店へ行くことに。
商店街の路地を曲がったところにある、ビルの二階の小さな喫茶店に入って、テーブル席に腰を落ち着け、ホットコーヒーを注文。買ったばかりの小説とともにしばらくのんびりしてから、家路に着いたのでした。
わずか小一時間ほどの寄り道ですが、ビルの細い階段をおりて外に出たとき「ああ、いい日だったな」と、晴れ晴れとした心持ちで夕焼け空を見上げたのをよく覚えています。
ご機嫌で帰宅すると、施述してくれたスタッフの方から来店のお礼を伝えるメールが届いていました。
そのなかに、本日使ったオイルはこれです、とリンクが貼られていて。さらに「入浴時にお顔全体にまわしつけて湯船につかるだけで、しっとりと肌が落ち着いてくれるので、常備しておくと頼もしいオイルです(週に1〜2度で十分)」と書き添えられていました。
それを読んで、そっと一人で想像してみました。ゆっくり呼吸しながら、顔からデコルテのコリがほぐれていく、あの気持ちよさ。あれを自宅でも味わえたらすごく幸せだろうなあという気持ちになりました。
つい忙しいなんて言い訳して、自分のことをなおざりにしがちだったけど、30代も半ばになると日々の疲れはしっかりケアしないと取れないことも自覚しています。
「今日も一日おつかれ」と自分を労ってあげる時間を、お風呂のときくらい持ってもいいかもしれないなと考え、そのマカダミアナッツオイルを一瓶買ってみることにしました。
それからというもの、前よりもずーっとお風呂の時間が楽しくなりました。
湯船に浸かりながら、オイルを顔全体にやさしく広げて、ついでに首・デコルテ・肩・二の腕をくるくるとマッサージ。
自己流ですが、デスクワークでこわばっていた体がほぐれるし、なんとも言えない “自分にイイコトしている感” で満ち足りた気分になれるものですね。
最近はさらに気まぐれに、冷えが気になる夜はバスソルトを入れてみたり、眼精疲労があるときは頭頂部までやさしくマッサージしたり。自分の調子と向き合うことをより心がけるようになりました。
気兼ねなくだれかとお酒を飲みに出かけることも、遠くに旅してリフレッシュすることも減っているので、こんなふうに一日の疲れをさっぱりお風呂で洗い流す時間を、いまは大事にしようと思います。
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