【スタッフコラム】心のはじっこにいつもある、あのシリーズ。
編集スタッフ 青木
こんにちは。スタッフの青木です。
最近のオフィスでは、産休中のスタッフ齋藤が
時折赤ちゃんを連れてふらりと顔をだして
くれることがあります。
日に日に大きくなる赤ちゃんは
本当に本当にかわいくて、
抱かせてもらうとずっしり重くて、
息子が乳児だった時の事を
思い出させてくれます。
私にとって少し前になる
乳児期の育児の事と同時に、
いつも励ますように心の片隅にあった本の事も
ふと思い出したので、
今日はその事を書いてみようと思います。
****
我が家にはもうすぐ8歳になる息子がいます。
今の所ありがたい事に、健康で元気に
育ってくれています。
臨月でパンパンのお腹の時には
「無事に生まれてくれればそれでいい。」
なんて、親の鑑のような事を思った記憶が
ありますが、いざ生まれてみると
そんな奇麗な気持ちを思い出す余裕なんて
なくなってしまうくらいに日常が非日常。
一日が慌ただしく過ぎていました。
そんな日々を送る中、
一体どうしたらいいんだろうと悩み、
迷う事もしばしばです。
それは乳児期も今もあまり変わりません。
そんな時、
私の母にも同じように悩む事があったのか。
どうやってこれを乗り越えたのか。
私はどんな子供だったのか。
自分の記憶をたどりながら、
若かった頃の母の事に思いを馳せる時間を過ごすと
少しだけ冷静な気持ちで
悩みを見渡せるようになっているから不思議です。
問題は何も解決していないし、
解決策も見いだせてないのに、
なぜだかちょっと安心して
前向きな気持ちになるんですよね。
そんな時、決まって思い出すのが
「ダカフェ日記」です。
すごい人気の本なのでご存知の方も多いのでは
ないでしょうか。
一家のお父さんが家族の日常をおさめた一冊で、
プッと吹き出してしまう短いコメントが
添えられています。
この本は、たぶん妊娠中に見かけたのが
はじめてだったと思いますが、
その時は、こんな日常が
もうすぐ私のもとにもやってくるのか。
不思議だな、楽しそうだなと、
ぼんやり夢のように思っていました。
いざ生まれてみると、
”無茶を言う人使いの荒い社長”のような赤ん坊に
ぶんぶん振り回されながらも、
「大丈夫。大丈夫。
そのうちこんな景色も見れるだろう。」と
少し先を行く森家の育児と家族の風景に、
背中を撫でてもらっていました。
大変だけどかわいい。かわいいけれど大変。
魔の2歳児と言われる時期にも、
背中をトントンしてもらう為に
この本を思い出していたように思います。
移り変わる季節と、子供たちと犬たちの成長、
それとともに変わってゆくインテリアも素敵。
だぁちゃん(おヨメさん)が綴るあとがきも
たまらないんですよね。
みなさんにも、気持ちを落ち着かせてくれたり、
思い出すだけでもちょっと前向きな
気持ちになる本ってあるんでしょうか。
本ではなくても、音楽だったり、
映画や風景だったり、
はたまたチョコレートを食べる事だったり。
いつか、みんなの”安心のもと”のようなものと、
それにまつわるエピソードを聞いてみたいです。
安心のもとは人それぞれで、
だれのものでもない自分だけのものだけど、
どこかの誰かのエピソードと
重なるような気もします。
****
さて、ダカフェ日記がどれだけお気に入りか
綴ってきましたが、実は私、
持っていなかったんです(苦笑)
写真に出ている本は、オフィスの本棚に
誰かが置いてくれたもの。
これまで何度も書店で見ていたのですが
家に置いておくにはまぶしくって、
手に取るたびに胸がぎゅーっとなるので
書棚に戻してしまっていたのでした。
(言い訳にきこえそう。。
でも大好きなんです!)
けれど、これからやってくる反抗期、
思春期に備えて、家に常備しておいた方が
良いのかもと思っています。
よそのお家のアルバムなのに、
なんでこんなに「自分ちの思い出」みたいに
こみ上げるものがあるのか!
本当に不思議。
ところで、この帯のえんぴつ文字。
印象的ですね。
書店で様々な本と一緒に並んでいても
目に入ってきます。
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