「こんなの欲しいを、詰め込んで」着こなしきまるトレンチコート(S・Mサイズ)
店長 佐藤のこだわりをつめこんだ
憧れを叶える「トレンチコート」できました
流行り廃りのない、スタンダードで上質なものを長く愛せる大人は、やっぱり永遠の憧れです。
素敵な人生の先輩たちのように、王道なアイテムを、かっこよく着こなせたなら。
昨今ますますその想いが募ってきているという当店の店長 佐藤が、なかでも探していたのが「トレンチコート」でした。
そこで、佐藤自身にとっても「これなら!」と思えるトレンチコートの開発が始まりました。
王道を、自分らしく着こなしたくて。
ずっと愛せる「理想のトレンチ」を作りました
佐藤:
「トレンチコートは元々好きで、長年憧れを抱いてきたアイテムでした。
ただ一方で、『着られている』という印象になってしまいやすいと言いますか、実際に着てみると自分にはしっくりこないと感じるものも多くて。
だから私にとって、トレンチコートはこれまで『着たいけど着られない』という服の一つでした。
でも自分自身、40代後半になり、今まさにオーセンティックな服や着こなしへの憧れがどんどん増してきているんです。
トレンチコートも、歳を重ねた今だからこそ着こなせそうな気がして。そこで、これからずっと長く愛せる一着を自分たちの手で作ろうと思ったんです」
佐藤:
「とはいうものの、正統派なトレンチコートのカチッとしたデザインや素材感には、やはりハードルの高さも感じていて。
だからオリジナルのトレンチコートを作るにあたり、こだわったのは『王道な佇まいや着こなしを叶えつつ、普段の自分にちゃんと違和感なくなじむ』ということ。
そのために、生地やデザイン、細部のディテールに至るまで何度も検討を重ねて、理想を追求しました。
ばさっとラフに羽織るのはもちろん、『これぞトレンチ!』といった憧れの着こなしも、誰にでも決まりやすい一着ができたのではないかなと思っています」
やわらかく上品。滑らかな「とろみ生地」
かっちりとした硬めの生地感のものも多い、トレンチコート。そこでまず佐藤がこだわったのは、生地でした。
選んだのは、ほんのりと光沢感のあるやや薄手の生地。表面にはニュアンスがありつつ、触り心地はなめらかで、上質さを感じられます。
そして何より、とてもやわらか。ドレープ感があり、歩くたびにゆらりと揺れる様子もグッと気分を上げてくれます。
着丈はロング。長め丈だからこそ、腰ベルトを前でギュッと縛る着こなしでは、腰を高くスタイルよく見せてくれる効果も。
ドレッシーなシルエットになるので、品よく優しい印象で着られるのもいいところです。
かしこまらず、ゆったりと。
ストンと落ちる「すっきりシルエット」
いつものコーデにばさっと羽織って、かっこよく決まる。そんな一着にしたくて、ゆとりのあるサイズ感に仕立てました。
身幅もゆったりでニットも中に着込め、冬の終わりのまだ寒い時期から活躍してくれそう。
ストンとしたシルエットは、落ち感のある生地のおかげ。ゴワゴワと着膨れしないことにもこだわりました。
袖はドロップショルダーの作りにして、腕や肩も動きやすく。
程よくリラックスした肩まわりの雰囲気もまた、大人っぽく着られる理由の一つです。
フロントは着やすくシンプルに。
後ろ姿はぐっとクラシカルに
▲一番上のボタンのみ見える形にし、アクセントに
「どうしても!」と佐藤が特に叶えたかったのが、このフロントのつくり。前の合わせボタンをシングルに、比翼仕立てにして、すっきりとした見た目に。
ボタンが主張しすぎないので、前をしっかり閉じてもかしこまりすぎない、というのがこのデザインのミソ。
一方で、襟元や前身頃にはステッチを施して、アウターらしい「きちんと感」も担保しています。
「これなら前をきっちり閉じて着ても、ちゃんと自分になじみそう」と、佐藤も納得のデザインになりました。
▲ボタンが内側に隠れる「比翼仕立て」です
もちろん、シングルボタンだから開け閉めもしやすく、脱ぎ着にストレスがないのもいいところ。
前身頃がシンプルな分、後ろ姿はちゃんとオーセンティックにしたくて、背中に「アンブレラヨーク」をあしらいました。
自分からは見えずとも「トレンチコートを着ている」と実感できる、まさに王道なデザイン。袖を通すたび、その佇まいにうれしさを味わえそうです。
つけ方に迷わない、扱いやすい腰ベルト
佐藤がトレンチに長年憧れつつも、実際着るときにどうしたら良いかが悩ましかった、というのが「腰ベルト」の存在。
そこで、扱いやすく付け方のアレンジもしやすいよう、腰ベルトの作りを工夫しました。
長さは、少し長めに。「ギュッと前で縛る」といったトレンチらしい着こなしも、ベルトに長さがあることでバランスを深く考えずに楽しめそう。
▲どちらのタブをループに留めるかによって、出来る腰ベルトのアレンジが異なります
腰ベルトの内側にはタブをつけてあり、コート脇のベルトループに留められるようになっています。
スルスルと抜けることがないので、ベルトを結んだり垂らしたり……といったアレンジもしやすく、うっかり落としてしまうこともありません。
腰ベルトのタブは2箇所についており、どちらでコートのベルトループに留めるかによって、長さのバランスが調整可能。
バックルを正面に持ってくると、写真のような着こなしもできますよ。
腰ベルトのタブの位置とアレンジの仕方については、詳しくはページ末尾をご覧くださいね。
トレンチらしい着方もこれなら。
技あり袖ベルトと、立てやすい襟元
袖をグッとあげて着るのもまた、トレンチコートらしい着方。
だから、袖丈はやや長めに。肘のあたりに溜まる生地がちょうどいい具合になるようにしました。
袖ベルトは、ベルトとバックルのサイズ感や滑り具合の調整を重ね、片手でスルッと絞れる仕様を実現。
袖を着たままサッと留められる、工夫の詰まった作りなんです。
襟を立てる着こなしも簡単にできるように、ここにもタブをつけました。
立てた襟をタブで留めておけば折れ曲がらずに着られて、ストレスなく襟のアレンジも楽しめますよ。
着こなしが決まるから、どんな日も頼れます
-- 肌寒い季節には --
まだまだ肌寒い春先には、ニットを着こんでも。
黄みや赤みの強すぎないシックなベージュだから、季節が巡って秋にも活躍してくれそう。
真夏以外のほぼ1年じゅう、出番があるはずです。
-- ベーシックなデイリー服と --
▲合わせたスニーカーは2月発売予定
クラシカルなトレンチコートながら、程よいリラックス感があるから、日常のカジュアルコーデにもしっくり。
いつものボーダーやスニーカー合わせも、グッと大人っぽく見せてくれそう。
より優しい雰囲気が好みの方は、袖をおろして着ても良さそうです。
-- スカートに合わせて上品に --
▲合わせたスカートは近日発売予定
ストンとしたロング丈だから、スカートとの相性もばつぐん。
揺れ感のあるシルエットが、コーデを上品な印象にまとめてくれるから、お出かけの日にもぴったりです。
-- とことんかっこよく着るなら --
大人っぽくかっこよく。けれど、いつもの自分の延長線上で。
そんな想いと工夫を詰め込んだこのコートなら、憧れの着こなしも気負わずチャレンジできそう。
袖をギュッと上げ、襟を立てて、腰ベルトを前で縛って。ぜひ「トレンチコートらしい着こなし」を、存分に楽しんでみてください。
軽やかな着心地にもこだわって
▲裏地は袖までついています
コートを着るときに最初に目にとまるのは、裏地。だから裏地のデザインも、抜かりなく。
目に入ったときに気分が上がり、それでいて主張しすぎないよう、選んだのは表地と同系色の落ち着いたストライプ。
身頃、袖の裏地も含めて、着心地に負担がないよう軽やかに仕立ててあります。
サッと脱いで持ち歩きもしやすく、かさばらないのもうれしいポイント。
そして、このコートは自宅でのお洗濯もOK。気軽にお手入れができるから、気づけば手に取ってしまいそうです。
フラップ付きの、大きめポケットも
ポケットにはフラップがついており、ボタンで留められる仕様。ちょっとしたアクセントにもなっており、見た目がのっぺりしないのもいいところ。
ポケットはスマートフォンも縦にすっぽり入る大きめサイズなので、ちょっと手をあけたいときにも便利です。
腰ベルトも入れやすいので、そのまま後ろに垂らすだけでなくポケットに入れ込んでも素敵な着こなしになりますよ。
サイズは2種類。スタッフが試着しました
▲身長158cm、Mサイズ着用
ご用意したサイズは、SとMの2サイズ
。推奨身長は以下の通りです。
Sサイズ:154cm以下
Mサイズ:155cm以上
※店長 佐藤(身長160cm)はMサイズを着用しています。
身長の違う、スタッフ5名が実際に試着してみました。サイズ選びの参考に、ぜひご覧ください。
▲身長149cm、Sサイズ着用
【腰ベルトのタブについて】
腰ベルトには2箇所にタブがついています。タブは、コート本体脇のベルトループにつけることができ、ベルトが抜け落ちない仕様になっています。
コートに留めるのに、どちらのタブを使用するかによって、腰ベルトの左右の長さの余り具合が変わります。
このことで、腰ベルトの付け方や着こなしを変えることができるようになっています。
▼写真左の、バックルから遠い側(赤い丸)のタブで留める場合
左右に余るベルトの長さが、上の写真のように均等になります。
ベルトを前で縛る・後ろに垂らす・ポケットに入れる着こなしをする場合は、こちらのタブをご使用ください。
▼写真右の、バックルに近い側(青い丸)のタブで留める場合
バックルがちょうど正面に来るようになります。
ベルトの片側が長めに余るようになるので、余った部分は下の写真のように背中の後ろに回して通し、逆側から出すようにするのがおすすめです。
出したベルトの先は、垂らしたままでもポケットに入れてもOKです。
◎シワにつきましては、不良品対象外とさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。
◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。
・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。 ・お客様の責任で、商品が破損しているもの。 ・クリーニングに出されたり、洗濯された商品。 ・返品のご連絡がないまま返送された商品。 ・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。 ・返品受付後(当店よりご連絡後)1週間をすぎての荷物が到着した場合
※なお、当店ではお客さまのご都合による交換は承っておりません。その場合は商品を返品の上、あらためてご希望の商品をご注文いただけますようお願い申し上げます。
【サイズガイド】単位:cm
サイズ | S | M |
身丈 | 113 | 118 |
肩幅 | 53 | 54 |
身幅 | 63.5 | 65 |
裾幅 | 83 | 84.5 |
袖まわり | 52.8 | 54.2 |
袖丈 | 50 | 51 |
袖口幅 | 15.5 | 16 |
推奨身長 | 154cm以下 |
155cm以上 |
※モデル身長:160cm(Mサイズ着用)
インフォメーション
ブランド | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
素材 | 表地:再生繊維(セルロース)51%、ナイロン 45%、ポリウレタン 4% 裏地:ポリエステル 90%、綿 10% |
サイズcm(約) | 上記のサイズガイド表をご覧ください。 ※モデルの身長:160cm(Mサイズ着用) |
重量g(約) | S:970 M:1005 |
生産国 | made in China |
付属品 | 腰ベルト、袖ベルト、襟タブ、予備ボタン |
お手入れ方法 | ・ご家庭の洗濯機でお洗濯ができます。
・洗濯やクリーニングの際はネットを使用し、他のものと分けて洗ってください。 ・洗濯やクリーニングの際はベルトは取り外してください。 ・ボタンを閉じて洗ってください。 ・蛍光増白剤が入っていない洗剤をご使用ください。 ・洗濯の際は長時間水に浸けず、脱水は短時間で処理し、形を整えて干してください。 ・アイロンはあて布を使用し、附属部分へのアイロン掛けはお避けください。 |
注意事項 | ※この製品は素材の特性上、お取り扱いによりシワが発生しやすいのでご注意ください。
※そのほか詳細は、製品に添付された品質表示タグをご確認ください。 ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 |
photo:平本泰淳
styling:植村美智子
hair&make:長澤葵
※このコンテンツの著作権は株式会社クラシコムが保有し、モデルの肖像権については弊社が保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。