【今日のスケッチ】栃木・益子の陶器市で出会った、お気に入りの花器。
編集スタッフ 田中
「今年こそは!」と意気込んで出かけたのは、栃木県・益子市で春と秋に開催されている陶器市でした。
益子だけでなく、全国から集まったたくさんの作家さんたちがテントを張って、自分の作品を送り出しています。
人混みが苦手なのですが、土地が広いせいか、聞いていたよりも混雑しすぎている感覚があまりなく過ごせて、お気に入りのものに出会うことができました。
それがイラストに描いた花器です。うすいブルーグレーの釉薬がかかっていて、後ろ側はちょっとだけざらつきのある仕上がり。左上にポコっと穴があいていて、そこから水をいれます。まるでブックエンドのようなふしぎな形に惹かれて選びました。
この形、パタンと倒しても使えて、花をいけていなくてもサマになる姿も気に入っています。
陶器市は初めてでしたが、とても楽しい日帰り旅になりました。お昼ごはんは近所のカフェが出すキーマカレーを、益子焼きのお皿に盛って出してくれる屋台で食べていたら、隣のご婦人と話に花が咲いて。
「どこから来たの?あら、東京。わたしは県内なんだけれど、この市に一度も来たことなかったの。今回来てみてよかったわ〜楽しいわね。あなたたちも楽しんでいってね」
若い子もたくさんいるし、こんなふうにラフに楽しむ方もいて、老若男女が集まっていたのがいいなと思いました。
秋にもまた、行こうかなあ。
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