【スタッフコラム】にんじん、ごぼう、じゃがいも……。私のなかの「千切りどうする」問題
編集スタッフ 津田
千切りどうする問題
先日、きんぴらゴボウを作ったときに思ったこと。「千切りって面倒くさい!」
みじん切りはまだいいんです。むしろ無心で手を動かせるから好きなほうですが、千切りはどうも苦手意識がつよくて。
きっとそれは「キレイに仕上げなければ」というプレッシャーがあるからだと思うんです。
食材を千切りするレシピって、あのほっそりとした見た目や食感が、料理のなかで重要なポイントを占めていることが多くないでしょうか。
自分の不器用な手でつくりだした千切りが、せっかくの料理を台無しにしてしまうのが、こわいと感じてしまいます。
作ったきんぴらは、ゴボウが千切りならぬ百切りくらいで、口のなかで妙な存在感。ゴワゴワして、おいしさ半減です。
食べにくいなぁ、これは失敗だなぁと、ちょっと落ち込みました。(冒頭の写真はお惣菜屋さんのもの…うつくしいです)
ちなみに千切り界のなかで、難しさナンバーワンは「にんじん」だと思っています。
野菜自体がかたいので、そもそもキレイに切るのが大変。そのうえ、うすくスライスしてから細く切っていく、という2ステップがほんとうにほんとうに手間で。
1本分を切り終わったときには、クッタクタです。他ではないほどの重労働です。
だから、にんじんの千切りを避ける。避けているから、上達しない。上達しないから、ずっと大変……。というループにハマっています。
これって私だけ?
この苦手意識って自分だけなのだろうか? ほかの人はどうやって千切りを克服しているの?
つい最近も、にんじん1袋をどう使いきろうか、手軽に乱切りで味噌汁や煮物もできるけど飽きちゃうし、などと考えていたので、さっそくGoogleに「にんじん 千切り 簡単」と打ち込んでみました。
検索結果、約49万件。
やっぱりー!
悩んでいるひとって少なくないんだ!
と、上位に出てきたのが、スライサーで薄切りしてから千切りにしていくというワザ。
…ごめんなさい。私スライサー、持っていないです。100円均一でも買えるのだろうけど、もうキッチン道具を気軽に買い足して失敗するのも嫌なんです。
ほかの検索結果を見ていくと、千切りスライサーというアイテムがあるんですね。
おろし金のようなカタチのものは、キッチンで場所を取りそうですが、ピーラーと同じようなカタチのものは、収納面も使いやすさも問題なさそう。
これなら買い足してもいいかも。でも、できれば包丁だけでなんとかしたいと、さらに見ていくと、包丁だけの方法を見つけました。
「これだ。今度やってみます。ありがとう!」(心の声)
ですが、いざ千切りするときに、この切り方があることを忘れてしまって、また腕がクッタクタに。
次こそは、ループを抜け出したいと思います。
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