【今日のスケッチ】本棚ほど、見られて恥ずかしいものはない?
本棚を見られてはずかしいのは、なぜ?
近頃、わたしの家には来客が多いです。家飲みをしたり、撮影をしたり、いろいろありますが、自宅で他の人がリラックスしているのを眺めるのは好きなんです。
けれど、ひとつだけ恥ずかしいのが、居室の隅っこにある小さな本棚を見られること。
わたし自身、お呼ばれしたときには「この本おもしろそう!」などとワクワクして本棚を見せてもらうのが楽しいのですが、これを自宅でされると恥ずかしいことに気づきました。
なぜ恥ずかしいんだろう?
このことを考えていて、ハッと気づいたのですが、本棚って今の自分自身があらわれている場所だったんです。
小説、エッセイ、レシピ本、ライフスタイルの本や雑誌、ビジネス本…….さまざまな本が置いてありますが、その小さな本棚のなかでも常時置いておいて時々読み返すもの、読んだらすぐに古本屋へもっていくもの、新たに保管本へ仲間入りするものなどと分けています。
ずっと手元におきたい本には、わたしの支えとなる言葉が書かれていますし、すぐに手放すとしてもわたしの心を軽くするリラックス効果がある本だったり、最新の好奇心をみたす本だったり……。
まるでこれ、いろんなモノゴトとの付き合い方や考え方と、そっくりそのままなんじゃ?!
だから、本棚を見られるのは恥ずかしいのかしら?というのが今のところの答え。だったら隠しておけばいいのですが、そういうことをしないのも、やっぱりわたしの性分なんだな、などと思い至っています。
最近のわたしは、どんなことに興味があるんだろう?本棚をのぞけば、自分が見えてきます。
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