
胃が弱く、寒い季節になると特に不調が続きます。
朝食がろくに食べられない日もしばしば。
そんな弱った胃でも食べられる、私のふるさと徳島の郷土料理、「そば米汁」をご紹介したいと思います。
家庭料理や学校給食にも度々登場する、県民にとってはソウルフード的存在の料理なのです。

「そば米」とは、そばの実を茹でて皮を剥き、干したもの。徳島のスーパーでは必ず売られているものですが、東京ではなかなか手に入らないため、実家の母に頼んで送ってもらったり、ネット通販で購入したりしています。

そして「そば米汁」とは、そのそば米をたっぷり入れて作る、「汁もの」というよりは「食べるスープ」に近い郷土料理です。「そば米雑炊」とも言われており、白米とはまた違ったプチプチとした独特の食感が楽しめます。腹持ちもよく、白米よりもヘルシーなのも嬉しいところです。
作り方は家庭によって少し違ってきますが、私がよく作るのは手軽なだしの素や鶏ガラスープの素を使った簡単なレシピ。だし汁で鶏肉や野菜を煮て、うす口醤油やみりんで味付けをし、茹でたそば米と合わせ、ネギやすだちなどをのせて完成です。鶏のお出汁がじんわりと体にしみわたり、お腹の調子が悪くても、サラサラと食べられるのです。
胃の調子が悪いときや、プチホームシックになった時にもよく作るのですが、母の味を思い出して余計にホームシックが加速してしまうことも(笑)。
そば米はネット通販でも手に入りますし、リゾットなどにしても美味しいんです。今年の冬も、弱った胃の心強い味方になってくれそうです。
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