【バイヤーのコラム】飽きっぽいのは短所?

自分の短所の一つに、「飽きっぽいところ」があります。
主に趣味嗜好においてそうなのですが、たとえばゲームはロールプレイングよりもすぐに勝敗が決まるものが好きだったり、長編小説よりも短編集のほうが好きだったり…。
子供の頃から、この飽きっぽい性格に自覚はありました。大人になれば直るものだと思っていたのですが、そうそう直るものではないですね…。
「また髪型変えた?」と言われることもしょっちゅうです。1〜2ヶ月ごとにガラッとヘアスタイルを変えたくなります。
自分の顔にも飽きやすいので(飽きるもなにもないですが)、メイクもコロコロ変えています。そのくせ、「なんか雰囲気変わった?」と言われると、なんだか恥ずかしくて「そう?」なんて言ってしまうのですが(笑)。
好奇心旺盛がゆえに。

魅力的な物事に出会うたび、ふらふらと心が移ろいがちです。一つのことが長く続かないことが、実はコンプレックスでもありました。
たとえば、習い事を何年も続けている友人。一つのことに打ち込んでいる姿がとてもかっこよくて、羨ましくも思います。
「自分のスタンダード」を持っている人にも憧れます。リップはこのブランドのこの色。シャツはこのブランドのこれじゃないと。そんなふうに、自分に似合うものをパリッと身につけて颯爽と歩いている女性になりたい!と思うのですが、魅力的な物で溢れているこの世の中で、これだと思うものを一つに絞ることなんて私にはできないのです。
でも、ミーハー心も時には大切?
自己嫌悪に陥りやすい私ですが、自分の短所をポジティブに捉え直してみることにしました。
たとえばこの「ミーハー心」は、バイヤーの仕事に結構役立っているのでは。
お客様に商品をご紹介する以上、その商品に対する愛情はもちろん大切です。それと同時に、素敵なものに躊躇なく飛びつく好奇心や、フットワークの軽さも時には大切なのかなと思います。
自分の短所が、時には長所となりうるのかもしれない。短所を直すのはそう簡単なことではありませんが、自己嫌悪もほどほどに、捉え方を変えてみながら、自分の性格とうまく付き合っていけたらいいな…なんて思います。
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