【スタッフコラム】大切にしている「言葉」はなんですか?

編集スタッフ 塩川 編集スタッフ 塩川

いままで仕事をしてきて、ずっと大切にしてきている「言葉」があります。

それはいまから15年近く前でしょうか。当時在籍していた会社の先輩から、教わった言葉です。

そのとき21歳ぐらいだった私は、直属の上司とうまくいかず、とても悩んでいました。

思っていることが伝わらなくて、分かり合えないのが悲しくて、仕事中もなんだかギクシャクしたまま。一緒に仕事を進めないといけないのに、全く会話をしないという日もありました。

その状況をなんとかしたいのに、どうしたらいいのか分からない。

そんなモヤモヤを抱えながら残業をしていると、少し離れた席に座っている、違う部署の女性の先輩とオフィスで二人だけになる機会がありました。

勇気を出して相談してみよう。その先輩に声をかけると、仕事の手を止め話を聞いてくれました。

思いの丈を吐露していくうちに涙が止まらなくなってしまう私の話を、先輩はひとしきり聞いたところで、こう言いました。

「人間同士ってさ、いくら話し合っても、伝わらないこと、分かり合えないことっていっぱいあると思うんだよね。

たくさん話し合っても分かり合えないから、まず言わないと、伝わらないよ。言わなくても分かり合えるなんて、甘えじゃないかな。

あなたが思っていることをきちんと直接、◯◯さんに伝えてみたら」

言わないと伝わらない。

当たり前なことですが、価値観ががらりと変わった「言葉」でした。

私はきっと、言うことが怖かった。どうしたらこの環境が変わるのだろう、辛いけど我慢すればいいのかなと、空気を読んで、言わなくて済む方法を探していたんです。

先輩の言葉に背中を押され、上司と話してみたら、数ヶ月の誤解がとけ、上司自身もまた、悩んでいたことが分かりました。

そこから少しずつ関係性がよくなり、久しぶりに会ったときには「あのときはごめんね」「いえいえ、私こそ」と笑い話になるまでに変わったのです。

「言うこと、伝えること」は、勇気もエネルギーも必要です。ましてや、上の立場の人に言うのであればなおのこと。いや、もしかしたら、誰にだって大変なことなのかもしれません。

仕事でも家庭でも、正解がないことのほうが、きっと多いから……。

だから勇気を持って「言おう、伝えよう」としてくれた人の言葉には耳を傾けたいし、その意見は大切にしたい。考えに柔軟で、言ってもらえる人でありたいとも思います。

言わない方が美しいこともある。それも分かります。ああ言っちゃった。これを言わなければ、穏便なままことが進んだなと後悔することもあります。

けれど、少しでも分かり合いたいから、言った先にはきっと希望があるから、想いを伝えることは、諦めたくないなと思うのです。

15年以上経ったいまでも、先輩の言葉は、今日も私の背中を押してくれています。

 


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