【バイヤーのコラム】香りの力を借りてみる
バイヤー 郡
今年に入って少しずつ、当店のラインナップに「香り」のアイテムが増え始めています。
ネットショップで香りを伝えるために、どんな表現ができるだろうか。「香り」と「気持ち」の関係性について、私も色々と考えていました。
アロマキャンドルや当店オリジナルのコロンなど、おかげさまでご好評いただいており、バイヤーとしても嬉しいかぎりです。
「香り」のアイテムは以前から好きでしたが、それが自分のマインドにどう影響しているか、どういう作用をもたらしているか、ということまではあまり追求したことがありませんでした。
ただ、なんとなく、「好きだなぁ」と感じたものを選んでいたし、例えば数ある香水のテスターの中から、これだ!と思う香りを探している時間って、とてもワクワクしますよね。
思えば、ドラッグストアなんかでも、熱心に香りを嗅ぎ比べている自分がいます。
柔軟剤や食器用の洗剤など、日常的に使うものも私は香りがある方が好きです。
家事に対してとっても腰が重い私は、結構この「香り」の効果に助けられている気がします。たとえ一瞬だけでも、洗い物を始める時に好みの香りがふわりと香ると、ちょっと気分が上がりませんか。
面倒くさがりな性格だから、少しでも気分を上げてくれる「香り」は、私にとってありがたい存在なのです。
心の舵を切る手助けを
そんな中、ここ1年ほど愛用しているのが、こちらのピローミスト。
眠りの浅さが気になっているときに、アロマのお店でおすすめされた商品です。
枕にシュッとすると、ミントやユーカリの香りが優しく広がり、熱を帯びた脳が、すーっとクールダウンしていくような感覚に。
考え事で頭をフル回転させていた日でも、「よし、寝よう」という気持ちに切り替えてくれるのです。
大人になると、考えなければいけないことが増えてゆき、自力で気持ちのコントロールができないときが多々あります。(むしろ子供の頃のほうが上手にコントロールできていたのかも?)
そんな時に、やさしく支えになってくれる「香り」があれば。
自分にとって「香り」は、心の舵を切る手助けをしてくれる、そんな存在だと気付きました。
なんだか気持ちが沈みがちなとき。悩みが尽きないとき。それでも腰を上げなければいけないとき。気持ちをつくるための秘密道具のような存在として、「香り」という選択肢をみなさまにもご提案できたなら。これから少しずつ、展開を増やしていけたらと思っています。
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