【スタッフコラム】今年のやりたいことリストの中で
お客様係 市原
気がつけば年の瀬を迎えて、2019年もあと少し。
今年は体感的に例年の2倍くらいの速度だったような、本当にあっという間に駆け抜けた1年でした。年初めに真っさらな気持ちで、今年やりたいことリストを考えていた自分の姿が、つい先日のように感じます。
その書き連ねたリストの中を振り返ると、手さえつけられずにいたものもありますが、今年初めて1年、細々と続けてこれたものがあります。
それは「ぬか漬け」生活。
それまでやってみたいなと思いつつ、ぬか床は毎日かきまぜなければいけないと聞くし、お手入れも難しそうという先入観もあり、一歩踏み出せずにいました。
やってみたら、意外とシンプル
始めるにあたって選んだのは「ぬか漬けセット」。容器と完成されたぬか床がセットになっているので、お家で野菜を入れてすぐに始められます。
ぬか床の大きさに合わせて野菜をカットし、塩もみをして、ぬか床に入れる、時間が経てば出来上がり。野菜の水分でぬか床がゆるくなってきたら、ぬかやお塩、乾物などを入れて調整します。
ネットであれこれ調べながら「これでいいのかな?本当にあっているのかな?」と思いながらのスタートでした。
はじめは私のやり方が間違っていて、ダメにしてしまったどうしようかと緊張していましたが、慣れてきたらいつもの料理のように、目分量で調整できるくらい、おおらかな気持ちで取り組めるようになりました。
今ではぬか床の蓋を開けた時のぬか床のゆるさや色加減、そういう表情をみるのもまた楽しい。
もっと早くはじめてみれば良かったと思うくらい、漬けること自体はそんなに難しいことはありませんでした。
いい塩梅は、まだまだ
▲お気に入りのぬか漬けはパプリカ
でも、ここからです。いい塩梅というのがなかなか難しい。
お店で食べる時のように、漬物として味がきまった!この味だというところまではまだまだ。
野菜や塩加減などでも素直に味の違いが出てくるうえに、大雑把な自分の性格も相まって、自分が納得できる味を掴むのはいつの日になることやら。
しかし、一人で自由研究を重ねているようで、その結果検証もまた、自分にとっては楽しい過程です。
シンプルだけど、ちょっと掴みきれない難しさを兼ね備えているところが、奥深くて面白い。続けられた理由なのかもしれません。
さらには野菜を入れるだけで、次の日には一品が完成するのも本当にありがたいところ。
これまで勝手に面倒かもしれない、難しいかもしれないと思っていたことでも、始めてみれば意外と簡単でシンプルなこともある。今回は完成されたぬか床セットから始めてみたように、完璧じゃなくてもいいから、ちょっと始めてみればいい。
大げさかもしれないけれど、そんなこともぬか漬けを通して学んだことでした。
初めてのことを大人になってからも、一つ一つ重ねながら、新しい世界を小さく知っていく。来年もそんな一年にできたらなと思います。
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