【あの人のバッグ】仕事やお出かけなど3つのシーンに合わせて。自分の好きを楽しむ、バッグの中身(馬狩まどかさん)

編集スタッフ 岡本

大きさやデザイン、持ち運びやすさ。いつも持ち歩く「バッグ」からは、 “その人らしさ” が見えてくる気がします。

連載「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみるシリーズ。

今回のバッグの持ち主は、美術館で働きながら姉妹を育てる働くママ・馬狩まどかさんです。

馬狩さんご家族が暮らすのは、自然豊かな北海道。インスタグラムでは、DIYが施されたインテリアや仲睦まじい姉妹の様子が垣間見られ、眺めているだけであたたかい気持ちになります。

今回はそんな馬狩さんの、バッグの使い分けや中身について伺いました。

いろいろなシーンに合わせてバッグを変えているという馬狩さん。今回は「仕事バッグ」「お出かけバッグ」「家計バッグ」の中身を見せてもらいましたよ。

 

「仕事バッグ」は仕分けて使いやすく

(上から右回りに)
・かごバッグ
・バッグインバッグ / 無印良品
・お弁当包み / CLASKA
・ポーチ / fog linen work
・ミラーレス一眼レフ / FUJIFILM X-A1
・車のキー
・エコバッグ / &merci

(上から右回りに)
1_エコバッグの中身

・スマートフォン / 作家さんの手作り
・財布 / 土屋鞄

2_バッグインバッグの中身
・マスク
・コード類
・ペンとメモ付箋
・印鑑
・マスキングテープ
・書籍

3_お弁当包みの中身
・タンブラー / KINTO

・スープジャー / Stanley 



馬狩さん:

「仕事用に使える大きめサイズのかごバッグは、北海道の雑貨屋さん『かくれ家』で購入しました。今までは仕事グッズやお弁当、カメラを別々に持っていたのですが、これにしてから全部をまとめることができてとても便利です。

荷物が多いので中でごちゃつかないよう、エコバッグなどに入れて中で仕分けしています。

カメラは娘たちの成長や家族の記録を残してきた、いわば大切な同志のような存在です。仕事含め、出かけるときは必ず持ち歩いています」

 

「お出かけバッグ」は洋服のアクセントに


(右上から順に)
・車のキー
・財布 / 土屋鞄
・手帳 / カバーは点と線模様製作所
・スマートフォン / 作家さんの手作り
・トートバッグ / ミナペルホネン



馬狩さん:

「洋服は無地のものを選ぶことが多く、バッグはアクセントになるものを持つようにしています。中でもミナペルホネンのタンバリン柄がお気に入りです」

馬狩さん:
「出かけるときに必ず持ち歩く手帳には、気付いたことを書き留めるようにしています。たまたま見つけたすてきなものや、作ってみたい家具、憧れのインテリアなど、なんでも。

インテリアを考えるとき、写真に撮ったものを見るだけじゃなく、イラストにすることで自分ごとに考え直すことができるんです。

カメラに収めることも好きですが、『我が家らしさ』をつくるためにはこの記録手帳が欠かせません」

 

「家計管理バッグ」は小ぶりサイズで身軽に


(右上から順に)
・財布 / 土屋鞄
・項目別家計管理財布 /
・カード入れ / 作家さんの手作り

・スマートフォン / 作家さんの手作り
・手持ちバッグ / 母の手作り


馬狩さん:
「marimekkoのヴィヒキルース柄の手持ちバッグは、余っていた生地で母に作ってもらったもの。最低限なものだけが入るコンパクトなサイズが使いやすいです。銀行へ行くときはこの4つのアイテムをサッと入れて身軽に出かけます」

 

ポーチのなかのマストアイテムは?


(右上から順に)
・ポーチ / 友人からのプレゼント
・ハッカ油 / 北見ハッカ通商
・歯ブラシ / 無印良品
・眉毛ペンシル
・ハンドクリーム / Aesop



馬狩さん:

「一年を通して手荒れしてしまうので、ハンドクリームは必須アイテム。長年Aesopのものを愛用しています。

虫除けや頭痛・鼻炎対策として万能なハッカ油は、家の中はもちろん、ポーチの中にも常に入っています」

 

お気に入りの買い物スポットは?

馬狩さん:
「北海道にある『かくれ家』や『mail(マイル)』、『suu(スー)』で購入することが多いです。ハンドクリームなどの香りものはAesopで探しています。

スマホケースやカード入れなど、作家さん手作りのものはインスタグラムを通して出合うことがほとんど。受注会やイベントのお知らせが届くと、ついお店をのぞいてしまうんです」

大きな自然とおいしい食べ物、そして好きなものに囲まれて暮らす馬狩さんのバッグには、どんなものがつまっているんだろう。

そんな興味からバッグの中身を見てみると、センスを磨くヒントと家族への愛情が伝わってきました。

常にカメラを持ち歩いていることも、居心地の良さを求めてアイデアをイラストにすることも、きっと家族を思うがゆえ。その小さな積み重ねが素敵なインテリアに繋がっているのだと感じます。

子どもの成長に合わせて変化してきたという馬狩家の暮らしがどう変わっていくのか、これからがますます楽しみになりました。

(つづく)

写真】馬狩まどか



馬狩まどか

北海道在住。夫と2人の娘と暮らす。DIYでつくるインテリアが人気で、雑誌「Come home! 」(主婦と生活社)では連載を担当している。Instagramは@mumakariから。


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