【私のためのおしゃれ時間】第3話 : テクニックがなくたって。ニュアンスカラーで理想のメイクに
編集スタッフ 齋藤
家にいることが増え、メイクへの理想も変わってきた今日この頃。カンタンで、けれど自分をもっとときめかせられるメイクをしたくって、ビューティライターのAYANAさんにおすすめのメイクを紹介してもらっています。
今回は、友人宅に行くくらいの、気軽だけれどいつもよりはちょっとだけおしゃれしたい日のメイクをご紹介。
テクニックいらず
ニュアンスカラーでおしゃれを楽しむ
お出かけメイク
せっかくのお出かけを楽しめるように、ちょっとした華やかさは欲しい。けれどあくまで自分も心地よくしていられる、リラックスした雰囲気や落ち着きのあるメイクが理想の私・齋藤。
そこでAYANAさんに、理想の雰囲気を出すためにニュアンスカラーだけで仕上げたメイクをご紹介していただきました。でもニュアンスカラーを使うって、なんだか難しそうです。
けれどニュアンスカラーのいいところは、アイテムを変えるだけでメイクのテクニックを全然必要としないところなのだとか。
実際にやってみたところ、単純な塗るだけの工程で10分とかからず、びっくりするほどカンタンでした。
今回もいつものベースメイクに足すだけで楽しめる、
①アイメイク
②ポイントメイク
の、ステップでご紹介します。
01 : 華やかさと落ち着き、両方叶えるアイメイクって?
雑誌に出てくる明るい色のアイカラーを塗ったモデルさんに惹かれつつも、自分が塗るとなるとなんだかソワソワしてしまって。けれど華やかさは欲しいんです。
そんな私の想いを聞いてAYANAさんがおすすめしてくれたのが、KURASHI&Trips PUBLISHINGのシンボリック アイカラーの「フィーリングブラウン」と「アウェイクオレンジ」の組み合わせでした。
よくビタミンカラーと言われるように、オレンジを使うと、パッと明るい目元に。お出かけにぴったりの雰囲気にできるそう。
そしてオレンジだけだと元気すぎるかも?という私みたいな方も、ブラウンと合わさることで落ち着きがでて使いやすいそうです。
どちらの色も暖色系なので、混ざっても変にくすむ心配もなく、真似しやすい組み合わせ。
塗るのは手軽に指で大丈夫です。「フィーリングブラウン」をアイホールに馴染ませたら、二重幅に同じくオリジナルの「アウェイクオレンジ」を。
さらに、難しいテクニックなんてなくても。アイラインとマスカラも色をちょっと遊ぶだけでカンタンにおしゃれさがアップするそう。
今回のアイラインはグレー(UZU / EYE OPENING LINER / GRAY)。ブラウン系のメイクの引き締め役です。黒よりも優しく、ブラウンよりもキリッとした印象になるそうです。
睫毛もオレンジ系のカラーマスカラ(THREE / アートエクスプレッショニストマスカラ / 02)でニュアンスを。さりげなく発色してくれるから、やわらかな雰囲気の目元になります。
その他、UZU / モテマスカラ / コッパー(COPPER)もおすすめ。こちらはオレンジではなく、ブロンズ系の色です。
使用アイテム(左から順番に)
・SYMBOLIC EYECOLOR / フィーリングブラウン
・SYMBOLIC EYECOLOR / アウェイクオレンジ
・THREE / アートエクスプレッショニストマスカラ / 02
・UZU / EYE OPENING LINER / GRAY
02 : 濃いめのピンクも、テクスチャー次第かも
お出かけする時くらい、ちょっと鮮やかなリップでも良いかも?と思いつつ、やっぱりここでも気後れしてしまう自分がいます。
そんな時にAYANAさんが紹介してくれたのが、馴染みやすい「THREE / リリカルリップブルーム / 02」というリップでした。
こちらのグロスは色を唇の上にのせている感じではなく、唇自体が発色したと思うくらいの自然さ。強い色がのった雰囲気やグロスでぽってりとさせる唇がなんだか気恥ずかしかった私にとって、とても好きになれるテクスチャーでした。
色もシックなピンク色。気持ちに無理をさせることなく、健康的な艶っぽさが加わります。
▲ネイルも今回のメイクに合わせて、AYANAさんがチョイスしてくれました。濃いめの色の洋服が多くなる秋冬だからこそ、指先は乳白系の色をアクセントにしても
使用アイテム(左から順番に)
・OSAJI / ニュアンス フェイスカラー / 01(チークとして血色を整えるため使用。頬骨の少し下くらいに入れています)
・THREE / リリカルリップブルーム / 02
・THREE / ネイルポリッシュ / 112
完成。カンタンに理想の雰囲気作りができました
リップもアイメイクもちゃんとしている、いわゆるフルメイク。けれどもニュアンスカラーを使っているから、気負いすぎた印象にならず、おしゃれな上にどこかやわらかな雰囲気です。
お出かけメイクだけれど、これなら肩肘はらずに、自分らしく過ごせそうです。
メイクをするだけで、きっと纏う雰囲気も変わるから
メイクをするだけで仕草や表情まで変わってしまうから、人って本当に不思議なものです。張り切ってメイクをする場所へのお出かけは、当分出来そうにないけれど。
人に見せるためではなくたって、メイクは自分を励ましてくれる存在のように思います。
部屋にお気に入りの花を飾るように、自分で自分をときめかせてあげられるメイクができたなら。毎日がもっと明るくなりそう。
思い切って今まで持っていなかった色も使って、メイクをもっと楽しみたくなった今日この頃です。
Photo : 加藤新作
Model : ユーリ
hair&make 原澤雅(LIM)
make direction AYANA
もくじ
AYANA
ビューティライター。コラム、エッセイ、取材執筆、ブランドカタログなど、美容を切り口とした執筆業。過去に携わった化粧品メーカーにおける商品企画開発・店舗開発等の経験を活かし、ブランディング、商品開発などにも関わる。instagram:@tw0lipswithfang http://www.ayana.tokyo/
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